東京は梅雨空だ。蒸し暑い。最近、コメの価格が高くなっている。近所のスーパーで10kg4200円で売られている。半年前には3200円ぐらいであった。1000円も上がっている。上がる理由はなんでなのだ。マスコミはコメ価格の高騰を取り上げない。日本人の主食ではないか。コメの価格は多方面に影響を与える。関心を持たなければいけない。多くの日本人は高くなったと感じてるが、原因を探ろうとしない。コメ価格は近年下がり続けている。ここに来て上がったのは去年の生産量が足りなかったからなのか。去年の夏の猛暑はコメにも影響を与えたのかもしれない。あがるのは基本的に需要に対して供給が足りないからだ。日本人以外にも外国人旅行客が3000万人も来日している。外国人にも寿司は人気だし、一番多く来日しているのは中国人と韓国人だ。コメを主食とする民族だ。外国人の来日はコメ価格を上げる原因だ。今年も猛暑が予想されている。コメの生産量が少なくなるかもしれない。コメは本来熱帯産の植物だが、気温40度では熱すぎる。生産量を減らす原因だ。加えて日本のコメ生産農家の平均年齢は70歳だ。どんな職業でも70歳にもなれば引退する。日本ではコメ生産量は劇的に減るかもしれない。今は自給だが、自給できなくて輸入になるかもしれない。日本産のコメは高くて買えなくても外国産のコメは安いのがある。すみ分けするかもしれない。日本は安く買えるコメを作り続けなければいけない。食べ物と水は人間が生きてゆくのに絶対的に必要だからだ。コメ以外の主食と言えば、日本では小麦、じゃがいも、サツマイモなどだ。コメが食えなければ小麦そのもや加工品のパン、麺類などで補える。小麦も高くなってるが、小麦が不足してパン屋がつぶれた話は聞かない。主食になる食べ物の需給と価格には注意しなければいけない。コメが10kg10000円にもなったら多くの日本人はコメを食べれなくなる。そんなバカなと言うかもしれないが、わからない。コメ生産の多くは天候次第なのだから。病気のまん延、台風、洪水、猛暑、冷害などの自然の脅威がコメ生産に大きく影響を与える。頼りのない政府、岸田総理はコメ価格の高騰の知ってるのか。岸田総理自身がスーパーででコメを買う事はないだろう。餓えが蔓延すればおとなしい日本人でも暴動を起こすぞ。日本の食料自給率は40%だ。穀物ベースだと29%ぐらいだ。先進国では非常に低い。日本は歯車が狂うと餓えの時代に入る。世界の歴史を見ると餓えが政変劇をもたらしている。フランス革命、ロシア革命、キューバ革命、毛沢東の革命などだ。大衆が腹を減らして怒りを爆発させたのだ。今の日本人だって餓えればひつじから狼に変身する。餓えの時代に突入しないように祈るだけだ。あくびが出るような平和は永遠には続かない。危機はすぐそこにある。コメの価格には敏感にならなければいけない。