100万パワーズ日記

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引越し

2007年03月27日 | SATORU
昨日は引越しをした。夜暑さと明日引越しすると言う変な緊張から朝まで一睡もできなかった。朝スッキリしない頭のまま機械的に朝食をとるとトラックにのりアパートに向かった。前日雨だった空は昨日もいまいちで曇っていた。今にも雨を降らしそうな空に自分はシケていた。アパートの前に着いた時には細い道にも関わらず既に何台かのトラックが止まっていた。日曜と言う休日を生かし一斉に引越しを行っている様であった。しばらくすると道には小さな渋滞が出来ていた。頭の悪そうなイキった大人がクラクションを何度も鳴らし「引越しこ?引越ししよんねやろ?シバくぞボケ」と誰に言ったのか解らないが多分引越ししている人皆に向かって大声を張り上げていた。自分は「うるさ」と小さな声で呟いた。兄は「うるさいわー死ねや」と言った。
自分の部屋は1階であるが入口は4階と言う斬新な作りのアパートの為実質的に地下4階みたいな感じである。しかもアパートにはエレベーターが無い。兄と2人でベッドやら冷蔵庫と言った重たい感じの家具を運んだ。自分は見た目はガリガリだがその辺にいる人よりは力はある。しかし何度か重たい家具を持ち細く長い階段を登っている内に体が悲鳴を上げ始めた。自分と同じく兄も見た目は普通だが力はある。そして兄は引越しのバイトをしており異例の速さでリーダーまで登りつめた実力の持ち主で洗濯機なんかを1人で運ぶファインプレーをやってのけていた。兄の体は自分の体とは違い悲鳴をあげる事は無かった様だ。親2人と兄の4人で作業をし引越しの荷物を積み終えた時にはもう昼の1時近くであった。自分は疲れて「業者に頼んだら良かった」と言っていた。久しぶりに昼を4人で食べ次のアパートへ向かった。有料道路を通り高いビルが群がる都会を少し抜けるとアパートがある。新築のアパートでつい2、3日前に完成したばかりの物件である。前のアパートとは違い前の道は3、4車線もあるが車は全く通っていなかった。「やりたい放題やな」と思った。ここにも引越しの波は押し寄せており引越し業者の人が沢山いた。兄はここでもファインプレーをやってのけ業者の人に「スゲー」と言わせていた。部屋は7階であるがエレベーターがあるので思ったより楽で、また荷物を下ろすだけだったのですんなり終わった。
荷物で散らかった部屋からの眺めはキレイで自分は何か誇らしかった。部屋からは海が見え時より遊覧船が右往左往していた。夕方で夕日が水面に反射しヤシの木がアメリカっぽさをかもし出していた。引越しを終えるとスグにトラックに揺られ実家に向かった。トラックの中自分は疲労と睡眠不足でうとうとしていた。家に帰ると布団に滑り込み一瞬で眠りについた。
しばらくして携帯のアラームで目を覚ました自分は、友達と約束していたので、彼の家に泊まりに行った。泊まりに誘った割に布団は2人で1枚で暖房もかけさせてくれず冷え性の自分の体はガチガチになっていた。寒さから少しシケていた自分であるが最後には2人仲良く話をし、疲れていた自分はいつも人前では中々眠れないにも関わらず良く寝た。何か濃い1日であった。
写真は窓からの景色