Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

12.22.センター清掃レポートその1

2011-12-23 15:45:35 | センター訪問
12月22日、今年最後のセンター清掃に行ってきました。

ご一緒する回数が一番多いゆうぴょんさんと茨城県から来てくださったベテランNさん。

▲Nさんがお線香を持ってきてくださいました。猫の手はそういうところ気が利きません。


12月22日センターの子犬たちです。



ここには検疫を終え子犬舎に移動になった16頭(22日の譲渡会に参加)、検疫中の8頭、
まだ検疫も受けていないキョウダイ8頭、そしてようやく目が開いた3頭がいました。
4ヶ月を過ぎ、子犬扱いされない2頭も入れると37頭の子犬がいます。

▲アルバムに入れ忘れた子。この子は決まったでしょうか?

夜になってパブコメ-2の集計結果が、清掃要員Tさんから送られてきました。

犬猫の不妊去勢の義務化について
規制すべしが18,230
現行のままが 29,161 


目を疑いました。

この日の譲渡会では16頭のうち、決まったのは6頭。
たくさんの子犬が育てられない、要らないと、
センターに持ち込まれ、道端に捨てられ、家族を探しているというのに……


生後4ヶ月を過ぎたと思われる子は子犬の扱いになりません。
キョウダイでより添っています。
いずれバラバラになって家族を探すのでしょう。


この現状をどう思うのでしょう。知らないのでしょうか?

情けなく、悲しく、そして怒りさえ感じてしまいます。

この子は検疫中の子です。頭が随分丸いな、かわいいなーと思ったのです。


でもよく見てください。
右の耳がないのです。探すとちょこんと小さく耳の芽みたいなものが見つかりました。


そしてやっと目が開いたかどうかの子犬です。
お母さんの温もりを求めています。おっぱいを探しています。

でもここにはミルクをあげる用意はないのです。
粉ミルクは何故だかありました。

このままでは死んでしまいます。

先生に相談しようと選定室から電話を入れたのですが、
譲渡会の対応をしていて手が離せないとのこと。
とにかく何とかしてくださいと伝言を頼みできるだけ温かい毛布とタオルを入ました。

この子たち、何のために生まれてきたのでしょう。
こんなところで寒さと飢えで死ぬためでないことだけは確かです。
今日は生きているのでしょうか。



収容室の成犬だってここで命を落とすために生まれてきたわけじゃないのに、
どうしてこう次から次へと収容されるのでしょう。
大事な大事な家族じゃないのでしょうか。

昨日は木曜日でしたから、いつもならいないかもしれない子たちです。
三連休のため、26日まで期限が延びました。


どうぞお願いします。どなたかこの子たちに眼を向けてください。

最終部屋の子たちです。物静かな子ばかりです。
















▲きれいな瞳がまっすぐに見詰めてきます。


▲この子たちにどんな言葉をかければいいのでしょう。
ただごめんなさいを繰り返すだけです。



鑑定室にも26日が期限の子がいました。



▲脱毛の激しいヨーキーです。小さくて小さくて手のひらに乗りそうです。

もう1頭いたヨーキーは、ほかの団体さんが引き出してくれました。


負傷猫さんです。

▲ちばわんで引き出しました。よかったね。


猫舎を見学しようとしたら、譲渡会で全員おうちが決まって1匹もいないとのこと。
よかった。みんな幸せになってください。



収容室にも26日の期限の子がいます。



▲こんなところでもニコニコして性格のよさがにじみ出ています。



▲不安そうです。寒そうです。赤い首輪を付けた人は探してくれないのでしょうか。



▲明るい子だと思います。マツさんを若くした女の子です(といえばピンと来る?)。


27日が期限です。


▲おとなしくてきれいな子です。まだ若そうに見えました。


28日が期限です。29日、処分機は最後に稼動するのでしょうか。


▲相変わらず多いセッターです。落ち着いて見えましたが……。



▲この子の右目は開かず、左目は腫れていました。とても痛々しいです。



▲小さくなって申し訳なさそうにしていました。いつも遠慮して暮らしていたのでしょうか。




▲左目が白濁しているように見えましたが老犬には見えないかわいいお顔です。


1月4日が期限です。


▲まだ幼い感じです。とても不安そうにしていました。


自分ができないことをお願いするのは心がとても苦しいです。
それでもお願いすることしかできません。

この子たちの命を救ってくださるかたはいませんか?


家族に迎えたい、預かりたいと思われた方はちばわんまでご連絡ください。
直接センターに問い合わせることはおやめください。
※千葉県の政令指定都市以外の市町村に在住の方は、直接譲り受けることができます。



選定室、譲渡室、行き先の決まっている子は次回アップします。