ここ数日ちょっとハマっているというか、新しく入手したものが楽しくて便利で驚いています。
カミさんが自分のiPhone4を落っことして以来、通話中のノイズ...どころではなくなったので、機種変更に行ったんですが、帰ってきたときには、「いくらiPhone5にしたからって、それは大きすぎだよな」と思える紙袋を提げて帰ってきました。
中身をみると、なんとiPad mini。我が家ではカミさんがデジタルモノ好きの新しいもの好きなんです。以前から二人で「iPadは特別欲しいと思わないけど、miniは欲しいね、いつか」などと漠然と話していましたが、実際に手を出すことはありませんでした。
まあ、未知のモノに手を出すことにためらいもありましたが、手を出しそびれていた最大の理由は「通信費」です。iPadには、携帯電話番号が割り当てられ、その回線を使用することでオンラインの状態にすることができるそうなのですが、それなら「iPhoneで我慢する」というところ。
ところが、今回そうならなかったのは、こんなものが「キャンペーン」として特売されていたからだ、とカミさん。
Wi-Fiルータです。乱暴な言い方をすれば、これで無線LANのブロードバンドが可能になる代物です。
といっても、この物体にも携帯電話番号が割り当てられています。Wi-Fiの電波がないところでは、携帯電話の電波でネットにつなげることになります。
そうなれば、当然携帯電話としての通信料がかかることになり、それは莫大な金額になるのでは?と思い、調べてみると、キャンペーン価格で、固定金額によってデータ通信やり放題ということが分かりました。なるほど。
「でも、携帯の電波を使うならiPadでも一緒じゃ~ん」とはならないんですよ、これが。要するに、これがあれば、今所有しているPCでもMacBookProでも、電波が届く所ならば、どこでもネットにつながるということです。
これは便利。
というのも、選挙の応援などであちこちに出かけますが、地方選挙の臨時の事務所ではインターネット環境が整わないことも多いんですよ。インターネットを使える環境に慣れると、Faxがまどろっこしいこともしばしば。それに、Faxでは印刷原稿として使えないので、インターネットの環境は、事務局としてはもはや必要だと感じることも多いのです。
これがあれば、ネット環境は整うわけですから、活用方法は広がります。もちろん、日常でもiPadの通信用に使用できます。
しかも、カミさんが「これはあなたが使うことの方が多いはず」と、iPadとともに、私にくれたんですよ。いやあ、信じられません。
というのも、こういうデジタルモノは、以前からカミさんの方が好きで、そもそもパソコンを、しかもMacを買って使いだしたのはカミさんが先。私ははじめ、パソコンは嫌いでした。ワープロ専用機は使ってましたけど。
以来、「デジタルモノはカミさんが先」という思い込みがあったもので。
いやあ、うれしいじゃありませんか。
ところで、ふとこの「キャンペーン」なるものが何だったのか、思いを巡らせてみました。要するにiPad miniを餌に、この機械を売り、通信費でもうけようという、通信会社の策略だったと思われ、我が家はまんまと乗せられたというわけですね。実際、iPad miniとWi-Fiルータとで2回線、かの会社は契約が取れたわけで。