糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

異文化に遭遇

2013-04-14 | 日記

 数日前、お仕事で栃木県は佐野市へ行ってきました。

 いつだったかもこのブログに書きましたが、中間地方選挙では、他所の自治体へお手伝いに行くことがありまして、今回佐野市へ行ったのもそういう性質のものでした。

 

 甘楽町の山田邦彦町議と一緒に現地へ向かい、事務所で地図と原稿を渡され、街頭宣伝に出かけました。

 

 私自身、マイクを握ってしゃべるのは久しぶりです。総選挙のときには、自分で考えた内容を話せたので自由度が高い方でしたが、今回はそんなわけにもいかず、原稿を見ながらしゃべりました。

 とはいえ、ただ読んだのでは、宣伝としての効果は半減します。きちんと、自然に訴えているようにしなければ、市民のみなさんの耳に残らないんですよね。これが結構難しいところ。

 

 それはともかく、宣伝場所を探して車でうろついていると、こんな看板を発見しました。

 

 いもフライ...。いわゆる「フライドポテト」でも、「ポテトチップ」でもなさそうなこの名前。

 ちょうど時間も午後3時。ちょっとお店に寄りました。

 

 ああ、現物の写真を撮るのを忘れてましたが、見てみれば、手ごろな大きさに刻んだジャガイモを串に刺し、パン粉をまぶしてフライにした、文字通り「いもフライ」。

 びみょ~な表情をする私たちに気がついたお店のお母さんが熱心に紹介してくれました。なんでも佐野の名物だそうで、あちこちに店があり、いま熱心にアピール中なのだとか。

 

 ソースがたっぷりかかった揚げたてをいただきました。食べてみてびっくり。想像よりも美味しい。

 ソースの味がちょっとフルーティで独特なんです。「このソースは?」と訊くと、お母さんは誇らしげに「地元産のソースを使ってるんです」と、カウンターにドン、と一升瓶を置いてラベルを見せてくれました。

 

 なるほど。いやしかし、揚げたてのいもフライ、ビールと一緒にやりたいですなあ。なんて山田氏と話してましたら、店のお母さん、「自分用に冷やしてるんですよ、実は」なんて。

 おおおおお。

 まあ、私たちはお仕事中。そこはぐっとこらえましたけどね。ちなみに、地元のみなさんは、おやつとして食べることが多いんだそうです。

 

 ふと見ると、そのカウンターの横の方に、ゆるキャラが描かれた大きな箱が。みれば、「いもフライ味のポテトチップ」。

 いもフライは冷めるのが明らか。おみやげにするにはちょっとなあ。というわけで、ポテチ大好きなわが娘たちへのお土産に、そのポテチを一つ所望して、その店を出ました。

 

 その後も宣伝をしてまわり、午後5時を過ぎるころ、佐野市を出て家路をたどることに。

 山田氏は、「佐野といえばラーメンですよ」と、はりきって「道の駅」をめざします。が、なんとその日は休業日。残念でした。

 

 家に帰って、いもフライ味のポテチを娘たちに見せましたが、びみょ~な表情。

 いやいや、美味しかったんだよと勧めました。

 

 しかし、そのときにふと思ったのですが、「いもフライ味のポテトチップ」という存在そのもにびみょ~なものを感じたのでした。いや、これはこれで美味しかったんですけどね。

 

 佐野市まで、北関東自動車道を使えば1時間30分程度。いつか家族を連れて......行くことがあるでしょうか...。

 

 

 

 そういえばこれ、以前某テレビ番組で紹介されていたような記憶がなきにしもあらず。