羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

芳根京子

2018-11-28 23:10:50 | 日記
 映画版居眠り磐音に奈緒役で出演っ! 再びオニギリヘッドっ。『苦界』描写がいか程かと心配ではあるがそう下品な話ではないようで、NHK版はしっかりしていたらしい。シリーズ化もあり得る題材。同年代の若手で手堅い方の時代劇のヒロインポジをガッチリ押さえられている女優はあまりいないから長期的には良い戦略かもしれない。ただ健康で華があるだけでなく、ここ最近磨いてきた苦しみを内包した人間の表現が生かせそう。これは観なくてはならんね。

中学聖日記(有村×5)

2018-11-28 23:10:31 | 日記




 黒岩くんの黒岩くんクオリティは安定しているな。自転車を押して帰る聖を暗闇で待ち伏せして自転車の籠だっけか? にガッと掴まる件とか、もう脚本と演出が黒岩くん的なアレな振る舞いを話に織り込んでるよ。次回は黒岩くんの父親のいる島でのエピ・・・セクシーな展開しか思い付かないぜっ。というか皆探しているのに誰にも報せない聖クオリティでもあった。黒岩くんがアレ過ぎて目立ってないが聖も大概だからさ。聖を仏かイエスか、というくらいの度量で送り出した同僚教師の唐突な『実家継ぐから』展開にも驚かされた。あいつ便利にも程がある。創作で実家が旅館の人物が出てきたら高確率で主人か女将が倒れる法則は確かにあるが、実家が旅館属性持ちとは知らなかった。便利過ぎて色々辛い聖の『こんな同僚がいたらいいな』という妄想の産物じゃないか? とすら思えてきた。何なら中学教員時代の友近もイマジナリーフレンド風だったし。聖は恋愛対象外の人物と親く話す時、一回自分のテリトリーに完全に取り込んでから付き合う独特の対人関係構築法を取る傾向があった独特だ。そういう『私の世界』が濃厚な人物にとって、それを簡単に破壊してくる黒岩くんはやはりエクスタシーなんだろね。元彼にはそれがなく、かといって『私の世界のお友達』のメンバーにも入れてなかった風だった。どっちが変かと言ったら聖の方で、元彼は至って普通。多少恋愛体質で物分かり良すぎな様子もあったが。これは黒岩くんの元同級生の女子にも当てはまる。ある日超人二人に出会ってしまった一般人達の混乱を描いたドラマと言っても差し支えないと思う。

SUITS

2018-11-28 23:10:09 | 日記




 脚本が変わって雰囲気がガラっと変わった印象。この脚本家はコメディが得意らしく、ノンケの脚本家では対応難度の高そうなアメリカンなノリを何とか乗りこなしていた印象。ゲストが地味な分、レギュラーチームとほぼ準レギュラーの甲斐の後輩で器用に回していた。ただセットで強めにぶっ込んだ三角関係の件に少々困惑。悪友の妹、急にどうした? この娘と兄の鈴木への依存ぶりはかなり特殊。距離感0気味だ。最近創作で多い感触の距離感0隣人。消費する側が一通りのパターンをもう知ってるからショートカットがデフォというスタンスだろうか? まぁ盛れてる展開なのかもしれないけど。強めの恋愛描写は若手の役者の見本市みたいな主旨もあるよね。恋愛ではない兄役の鈴木に再上京の『許可』を求めてくる行動には若干恐怖を覚えたりもしたが・・・。法律トラブルシュートの本線は甲斐と後輩の作中でビリヤードにも重ねられた通り、それなりに深刻であっても二人としては知的ゲームとして競い合うという振り切った描き方だった。しかし不正にはジャッジメントっ。いかにもらしかった。軽薄といえば軽薄だが最初からこれくらいスパンっ、と飛ばしてもよかった気はした。嘘臭い説教ばかりする弁護士ドラマはお腹一杯だ。