芳根京子も本当に良いし(可憐で真面目だが間が悪くパッションが強く複雑)、ポンコツだが愛すべき次女を演じた鈴木や一人で3人相手し続けるベテランの母も貫禄があったが、田畑智子が仕上がってる感じがして観ていて楽しいものがあった。ただコミカルなだけでなく、スナックでの母との別離では互角でバチバチとやり合い同時に情感もあって厚みがあった。お引っ越しの頃は珍しい生き物って雰囲気だったが、いい女優に仕上がってたぜ。
公演が終わった。花粉症なのと舞台と近い席だったから、最後に撒かれた骨に反応してくしゃみが本格的にヤバかった。もう巻き出そうとする件で、止めてーっ、それだけは~っ、と思ったが。何とか堪えた。いい舞台だったなぁ。料理本は傷まないように厳重に梱包した物をBOXに入れてきた。よしっ、とっとと帰ろう。