レベッカとロブの関係性や稼業に関する考え方の整理や、レベッカから見たルパンが疑似的な夫や恋人から疑似的な兄や父にスライドした回だった。ある意味ルパンがお芝居をやめて客観的に同業者で、一人の男として、レベッカと接するようになったとも言える。まあ、担当する人が変わるとロブを含めて全部スッと無かった事になったりもしがちではあるが、何度も描かれる内に人物の大枠みたいなのは出来上がってゆくんだろうな。このシリーズはもうすぐ終わってしまうけどさ。ようやく一応の整理がついたところでもあるし、レベッカ、何かの機会にまた登場しないかな？ あとは不二子はある意味超然としていてほしい人もいるとは思うが、最後に軽くルパンをイジりにくるのは個人的にはちょっと可愛かった。
