今回特に素敵な話になったね。卓三と恭子の過去と現在の約束の意味と『忘れない』の意味が変わって「一生忘れないわ」と応える恭子。「卓三君、どうもありがとう」とまで言われちゃってさ。ただのありがとうじゃないもんね。
先に寅さんのフリがあった上での「恥ずかしい事何かありません。恭子さんはいつまでも僕のマドンナです」っていうの台詞がバシっと入った。卓三は寅さんと違って生活者としての立場を保っている人物で、恋愛中毒者でもあるから『恥』や『マドンナ』の意味合いも違ってくる。手を繋ぐシーンがとても綺麗だった。本当にそう、マドンナはどんな彼女であってもマドンナだ。何も恥じる事無くエスコートすべきさ。卓三は『今でも』ではなく『いつまでも』と言っていた。恭子は永遠に思われる人になっていた。美しいね。
「また会えますか?」の問いに「Tomorrow is another day(明日はまた別の一日)」と答える恭子は「(君は)忘れないでね」とも続けてていた。別れた卓三が「約束は果たせたよ」と濃い年月の影を身に帯びて帰ってきたけど、まだ若いあかねはさすがにその場では上手く受け止められずにいたが、写真をしまう卓三の背中を見詰める事だけはしていたね。帰ってきてからの静かな芝居は卓三役の人にこれまで無いイメージだったから少し驚いた。
今回の話、何で回想に入らないんだろうと思って見ていたが、ラストの一枚の写真を卓三が取っていたところでここが過去が垣間見える最大のポイントで、現在の人々が過去と向き合って、それをまた大事にしまう話にしたいという演出意図だったのかな? と思った。勿論、単に回想作るのお金掛かるぜっ! っていう事なのかもしれないが、演出意図説の方が美しいので私としては勝手にそう思ったままにしておこう。きっと、それがよい。
先に寅さんのフリがあった上での「恥ずかしい事何かありません。恭子さんはいつまでも僕のマドンナです」っていうの台詞がバシっと入った。卓三は寅さんと違って生活者としての立場を保っている人物で、恋愛中毒者でもあるから『恥』や『マドンナ』の意味合いも違ってくる。手を繋ぐシーンがとても綺麗だった。本当にそう、マドンナはどんな彼女であってもマドンナだ。何も恥じる事無くエスコートすべきさ。卓三は『今でも』ではなく『いつまでも』と言っていた。恭子は永遠に思われる人になっていた。美しいね。
「また会えますか?」の問いに「Tomorrow is another day(明日はまた別の一日)」と答える恭子は「(君は)忘れないでね」とも続けてていた。別れた卓三が「約束は果たせたよ」と濃い年月の影を身に帯びて帰ってきたけど、まだ若いあかねはさすがにその場では上手く受け止められずにいたが、写真をしまう卓三の背中を見詰める事だけはしていたね。帰ってきてからの静かな芝居は卓三役の人にこれまで無いイメージだったから少し驚いた。
今回の話、何で回想に入らないんだろうと思って見ていたが、ラストの一枚の写真を卓三が取っていたところでここが過去が垣間見える最大のポイントで、現在の人々が過去と向き合って、それをまた大事にしまう話にしたいという演出意図だったのかな? と思った。勿論、単に回想作るのお金掛かるぜっ! っていう事なのかもしれないが、演出意図説の方が美しいので私としては勝手にそう思ったままにしておこう。きっと、それがよい。