野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

東京夜景番外編~相模湖プレジャーフォレスト

2010-12-27 | イルミネーション
 25日のクリスマスも過ぎて、これで今年の電飾巡りもお終い(のつもり)。今回はハイキングの帰りに寄った、相模湖のプレジャーフォレストだ。以前は相模湖ピクニックランドと呼んでいた所だが、知らないうちに名前が変わっていた。。関東最大級の二百万個のLEDが売りということだがさてどうだろう。


 JR相模湖駅からのバスは10分も乗らないうちに着く。



 駐車場に立つツリー、近くにはイルミネーション観光の大型バスも既に4,5台並んでいる。



 エントランス、イルミリオンとある。




 入口を抜けると再びツリー、これは記念写真撮影のためのものらしい。



 青白のLEDで埋め尽くされたゲレンデ「光の海」










 白鳥やフラミンゴもいる。










 ゲレンデを登りきった先がトウインクルガーデン。










 中央には高さ9mのクリスタルツリー、正面には宮殿をもじったイルミネーション、上には光の虹が架けられ、音楽に合わせて様々な色に変化していく。









 あまりに変化パターンが多いので組写真にしてみた。














 光の滝



 全長150mの光のトンネル






 
 光の花畑は暖色系のLEDが主体。












 一時間余りいた時点で雨が激しく降ってきた。この雨ではリフトに乗って上の方までは行けそうにもない。



 山の向こうにはライトアップされた巨大観覧車が浮き上がって見える。










 光の迷路に入ってみた。












 この日は途中から雨が降り出してきて、それもだんだん本降りになってきたので途中で帰って来てしまった。
 評価としては全体的に動きが乏しくデザイン的に洗練されておらず大味。またストーリー性やテーマ性に欠けること、更にはアクセスが悪いというのが挙げられる欠点か。ただトゥインクルガーデンと光の迷路、夜空に浮かび上がる観覧車などこれからを期待させるところもたくさんあったので、マイ撃沈度はとしたい。

東京夜景7~銀座から東京ミッドタウンまで

2010-12-25 | イルミネーション
 


 有楽町駅で降りたのは4時半、日比谷公園まで歩いていき、闇の深くなるのを大噴水前で暫く待った。



 この季節この時間帯でも、人いきれのせいか夜気は感じられない。5時少し前やっと闇が色と存在感をもった。葉を落としたイチョウの木陰から百年余の時を経た日比谷松本楼が姿を見せる。






 帝国ホテルの脇を通って銀座方面に向かった




 銀座おめざマルシェ



 ソニービル前では雪遊びする子供たち。これは人工雪ではない、旭川市から送られてきた本物の雪と氷だそうだ。



 ソニービルに描かれたアートウォール







 人ごみを縫うようにしてやって来た銀座4丁目の和光本店。この交差点に立つと、ああ銀座に来たんだなという実感がわいてくる。



 松坂屋



 恒例になった銀座ミキモトのクリスマスツリー



 銀座はショーウインドーの飾り付けのセンスが飛びぬけて良いので、眺めていても飽きない。












 それにしても今日は巷で言う、イブイブの日とか。人の流れの中、立ち止まるのが難しいほどの人出だ。



 有楽町のガード下をくぐりぬけ丸の内方面へ向かう。東京国際フォーラム前には何やら市のようなものが立っていた。






 馬場先濠からは和田倉濠にかけて「光流」と名付けられたアートが見えてきた。






 和田倉噴水公園では著名人や千代田区の小学生たちが描いた明り絵を展示する「アンビエント・キャンドルパーク」が催されている。今回はこれが目当て。












 人ごみから逃れ地下鉄の通路に入るとほっとする。千代田線に乗って赤坂へ向かった。
 TBSビル前の巨大ツリー




 これも恒例、野外スケートリンク










 そのまま赤坂通りを歩いて乃木坂方面へ。赤坂小前を左折して階段を登るとミッドタウン。ここも相変わらずすごい人出。きっと今夜は東京中の人が電飾夜景を見ようと都心へ繰り出しているに違いない。



 暫く待ってやっとスターライトガーデンの前列に辿り着いた。






 ここの特徴はLEDが立体的に配置されていて、動きがダイナミックな所






 ガレリアの中をうろつく




 バンブーイルミネーション。川柳の文句が泣かせる。



 ミラーで何層にも見えるようにした光のキューブ



 今回はさすがに東京でも電飾歴の長い地域だけに、随分と目を楽しませてもらった。それにしても、銀座、丸の内、赤坂、ミッドタウンと何処へ行っても身動きもままならないほどの猛烈な人出だった。思った以上に心身ともに消耗したので、マイ撃沈度はと控えめにすることにした。

東京夜景6~東京ドーム周辺

2010-12-18 | イルミネーション
 水道橋の駅に降り立ったのは、午後7時を過ぎた辺り。風はないものの、夜気が寒さを増してきている。平日なのに相変わらずの人だかりだ。ドームで何かのコンサートが開かれているのか、それとも終わったばかりなのか、行きかう若者たちの姿も何時に増して多い。






 もう既にチリチリになったカエデがライトアップされているドーム横をすり抜け、ラクーアに向かった。。階段を登り、小さな橋を渡るとラクーアだ。ミルキーウェイ(銀河)と名付けられた光の通路が、短い時間に忙しなく変色を繰り返している。









 ラクーア広場にやってきた。以前より電飾が増えているようだ。



 ステラ、LED16万球直径6m



 テトラ、LED5万球高さ3m。いずれも僅かの間に次々と色を変えていく。




 中でも一際目立つのが光のマンダラギャラクシードームだ。直径12m、高さ10mでLED15万球、音楽に合わせて光輝くオブジェだ。ラクーアの電飾は四国の阿南市との提携で実現し、2007年から始められるようになって今年で4回目となる。






 一晩で5回「ギャラクシーファンタジア」という電飾と音楽のショーが行われている。だれでも無料で、電気仕掛けの動く、光の曼荼羅を見ることができる。



 デジタルクロス加工で撮ってみた。






 メリーゴーランドはさすがにこの時間では子供たちの姿はなく、人を乗せないままゆっくりと旋回を続けている。



 その脇で突然、噴水と光のショーが始まった。









 色の変化もさることながら、噴水の基部が動く仕組みになっているようで、着色された水が、なまめかしく揺れ動いて、まるで命を吹き込まれ、ダンスを踊っているように見える。 






 今回初めて見た「グリーンスフィア」。LED水耕栽培のオブジェだが、実際にレタスやハーブを栽培していて、訪れた人にプレゼントもしている。大きさは直径12m、高さ6mで中に入って見ることも出来た。





 緑色の優しい光を見ているとやはり心が安らぐ。



 ラクーアゲートを引き返してアトラクションの多いゾーンに向かった。

 右下の青いオブジェクリスタルビラーは太陽光のみで点灯しているエコ電飾だそうだ。








 このド派手な光の帆船は「エルビス号」。「Over the rainbow」にのせて、虹色に光輝くショーが17時半から一時間ごと3分間、6回行われているそうだ。私が行った時は終わったばかりで、更に一時間待つのは断念した。






 この慎ましさなど一欠けらもない、派手派手な演出もこうまで徹底すると逆に清々しく崇高ささえ覚える。俗を突き抜けてしまえば、アートに昇華するっていうことなのだろうか。






 デジタルクロス加工を加えてみた。




 全てを見ることはできなかったが、これだけ盛りだくさんの電飾を見せられては撃沈度は当然最高ランクの5を進呈せざるを得ないだろう。



東京夜景5~カレッタ汐留

2010-12-17 | イルミネーション
 


 カレッタ汐留の夜景は葉加瀬太郎演出による、バイオリン音楽つきの電飾ショーが人気だ。「Blue Ocean 海のプレミアムイルミネーション」と名付けられたショーが、午後5時から10時半まで一日12回、約10分間行われている。

 恵比寿から山手線に乗って新橋に降りたのは5時40分頃。辺りはもうすでに暗くなっている。駅前広場には電飾された蒸気機関車があり、その前で多くの会社帰りのサラリーマンが人待ちをしていた。






 汐留シティセンターの巨大ツリー?









 徒歩で10分ほどで人だかりのしている広場に到着。何とか6時からのショーの10分ほど前に着くことができた。










 波の向こうに見えるのは約束のツリー








 ツリーには代わる代わるカップルが入っていって、記念写真を撮って貰っている。














 目まぐるしく塔の色が変化していく













 6時になった、緑色のレーザー光線とともに約10分間の電飾ショーの開始だ。



 音楽が始まり、いきなりスモークが焚かれ始めた。









 楽曲が変わり、大きなシャボン玉が吐き出されてきた。





















 ショーの構成は4部構成。詳しくはこちらで。


 帰りは日テレプラザにも寄ってみた。



 一本だけの三色に飾られたツリー



 最後に寸評。規模はさして大きくはないし時間も短いのだが、イルミネーションを総合アートに仕上げた演出が素晴らしいので、撃沈度は最高評価の5を付けてみたい。

東京夜景4~恵比寿ガーデンプレイス

2010-12-15 | イルミネーション
 


 休日、雨の上がった午後から出かけ恵比寿、汐留、東京ドーム付近と電飾夜景を撮ってきた。

 午後4時半ごろになると周囲は暗くなりだす。まだ薄明るい空の下サッポロビアステーションの建物が浮かび上がってきた。






 綺麗に毛糸で編みあげられた長椅子



 夜景観光の大型バスが到着し、大量の人と騒音を吐き出す。













 時計広場のクリスマスツリー






 赤絨毯の敷かれた坂道のプロムナード






 その先に見えるのはバカラ社製の世界最大級といわれるシャンデリア









 8472ピースのクリスタルと250灯のライトからなるシャンデリアは、高さ5m幅3mにもなる。









 ホワイトバランスを変えるとまた印象が変わる。






 闇が濃くなっていくにつれて人は増えるばかり、巨大シャンデリアを堪能した後は早々と汐留方面に向かった。撃沈度は何回も見慣れたせいもあり、今回も特に変わり映えしないので辺りでどうだろう。