小楢山へ登ろうと麓の塩平までは来たのだが、道路補修のため焼山林道は通行止め。仕方がないので手前で車を止め、炎天下焼山林道を塩平から小楢山まで歩いてきた。
夏日の厳しい焼山林道にはたくさんの野の花が咲いていた。
マツヨイグサの仲間、タマアジサイ、イタドリの花、ツユクサ
ウドの花、ヤマハギ、オトコエシ、4番目はゲンノショウコ
ボタンヅル、ジャコウソウ、3番目はウスユキソウとシモツケ、そしてシラヤマギク
葉っぱが特徴のカメバヒキオコシ、特有の香りを放つカワミドリ。いずれもシソ科の花だ。
ヤマホタルブクロとコマツナギ、下は左がツリフネソウ、右はキツリフネ
ソバナとヒヨドリバナ
キンミズヒキ、タチフウロ、アザミの仲間、キリンソウ
栃の木も実をつけている
その中でもひときわ目を引くのはフシグロセンノウ
日本の野の花でオレンジ色の花は少ないので、とりわけ目立つ
こちらは初夏の花ノリウツギ、ずいぶんと花期の長い花だ。
一時間ほどかかって焼山峠まで登ってきた。
ここで林道に別れを告げて、小楢山への登山道に入る。
ウツボグサ
秋の花、ハナイカリも咲きだしている
ノコギリソウ
マムシグサはまだ色づいていない
黄色の花はマルバタケブキ
たくさんの蝶たちを呼び寄せていた。
赤くなる前のアキアカネ
ミヤマクワガタやトモエソウも咲いている
コウリンカとヤマハハコ
丈高い草に埋もれるように咲いているタチコゴメグサ、ワレモコウ
ウスユキソウ
シダの間から顔を覗かせたソバナ
これはミヤマクルマバナ?それともイヌゴマ?自信がない
30分ほどで的石
シデシャジンに似ているが…
殆どは蕾だったが、一株だけ花の咲いているウメバチソウを見つけた。
ヤマオダマキ
タカネナデシコ
見かけた虫たち
そして小楢山山頂
ここで持参してきた弁当を頂く。林道往復2時間、山道は往復で3時間合計5時間。登山中は二組3人のハイカーと会っただけ。静かな山行を楽しむことが出来た。時間に余裕があったので、帰りは丹波山村ののめこい湯に浸かってから帰った。
この辺で。