11月下旬に奥武蔵の紅葉名所東郷神社、竹寺、鳥居観音の3か所を巡ってきた。3か所とも紅葉の名所としてだけでなく、ちょっと変わったB級スポット的施設としても知られる。それはそれで面白いのだが、今回はそれに触れることなくただひたすら紅葉を愛でてきた。尚、今回は新敷く購入したカメラペンタックスk5Ⅱsの試写もかねてなので、はたしてどんな色が出るのか……。
まずは創建1894年の東郷神社から
境内にただ一軒ある茶店、風情がある。
東郷神社の名の由来はこの銅像から
錦絵のごとき絢爛さに思わず溜息が漏れる。
奥には秩父御嶽神社への参道
東郷神社から脇の林道を登り、子の権現を経て竹寺へ。このルートは今回初めて車で行ったのだが、舗装されてはいるものの道は急こう配でてとても狭いのでお勧めは出来ない。
駐車場に車を止め山門をくぐった。竹寺は通称名、正式名称は医王山薬寿院八王寺というらしい。開山は857年と古く、珍しい神仏習合の寺でもある。
右は本尊牛頭天王
本堂の脇に一本だけ冬桜が咲いていた。
この日は地元の小学生が写生に来ていた。
竹寺から山を下り、鳥居観音へ。鳥居観音は一民間人が1940年から30余年をかけて作り上げたもので、境内には十幾つもの建物が散在している。
入場料200円を払いながら、紅葉を尋ねると山の上の方はそろそろ終わり、麓の方が今見ごろとのこと。入口から上まで来るまで登る人の方が多いが、私は左脇の山道を徒歩で登っていくことにした。
ここはモミジだけでなく、様々な樹種の紅葉黄葉を見ることが出来る。
33mの救世大観音
印度か!と突っ込みを入れたくなる玄奘三蔵塔
途中で雨が降ってきたので下山、といってもゆっくり降りても30分かからない。
玉華門
新カメラペンタックスK5Ⅱs、ローパスフィルターレスのせいか驚くほどの解像力、しかmp発色が鮮やかで感激した。が、その分明暗の調整や色飽和の回避などある程度のスキルが要求される機種のようだ。当面は使うことで慣れ、覚えていければいいのだろう。