野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

神代植物園のダリア

2014-11-02 | 植物園

 秋バラを見に訪ねたのだが、その日はバラフェスタの最終日でバラはとうに見頃を過ぎていた。そこで代わりといっては何なのだが、近くのダリア園へ寄った。ダリアは中米原産のキク科の球根植物。18世紀メキシコからスペインにもたらされて品種開発が進み。現在ではその数3万を超えるという。

 今回はメモを忘れたので名前はわかりません。

 

 

 花言葉は赤花が栄華、華麗。白花は感謝、豊かな愛情。黄花は優美とある。

 

 

 

 和名はインド由来からか天竺牡丹というそうだ

 

 

 

 日本に来たのは江戸時代の末期、オランダ人によってもたらされた。

 

 

 

 

 

 今まで蜜を吸っていたセセリチョウが飛んで行った。

 

 

 それでも一頃に比べて、あまり庭先で見かけなくなったような気がするのはどうしてだろう。

 

サザンカ

 

バラも3つほど

 

 

 やはりバラの方が品があって芳香もあり魅力的に思える。

 

おまけに三つ。

まだ咲き残っていたマヤランの花

 

咲き出したツワブキ

 

イチゴノキの花はアセビによく似ている。

 

同時に身も付けている、こちらはイチゴそっくり

 

この辺で。

 

 


秋バラの咲く生田緑地バラ苑

2014-10-25 | 植物園

 

 春秋の二回臨時開園される生田緑地バラ苑を訪ねてきた。

 

今年はちょうど時期が良かったのか、たくさんの見頃のバラに出会えた。秋バラのしっとりとした色合いをご賞味頂けたら幸いです。尚バラの名に関しては表示札を見てメモしたのですが、間違いがあるかもしれませんので悪しからず。

 

 サムシングスペシャル。ニュージーランド マグレディ社、1999年。

 

 エメラルドアイルはイギリスディクソン社で2008年に作られたバラ、緑がかった黄バラは珍しい。

 

 シルバーアニバーサリー。デンマーク ポールゼン社、1994年に作られた白バラ。

 

はまみらいは日本京成バラ園の品種、2006年。

 

サイレンス イズ ゴールデン。ことわざをバラの名にするとは!イギリス ディクソン社、2010年。

 

 チェシャー。イギリス フライヤー社、2000年。

 

 クイーンエリザベス。アメリカ ラマーツ社、1954年と古いバラ。殿堂入りしたのは1979年。

 

 ケニギン ベアトリックス。ドイツ コルデス社、1983年。

 

 悲劇の王女、プリンセスダイアナの名がつけられたバラ。が、作られたのはアメリカJ&P社で1999年の作。

 

 ローズマリー。イギリスオースチン社、2003年。

 

 

 フラミンゴ。ドイツコルデス社、1979年。このピンクはまさしくフラミンゴ色。

 

仲睦まじげなこのバラはゴールデンフラッシュ。オランダ インタープランツ社、2005年。

 

 コティリオン。アメリカ J&P社で1999年。

 

 同じJ&P社の アロマテラピーという名のバラ。

 

 マチルダ。フランスメイアン社で、1988年。

 

同じくフランスメイアン社で有名人の名が冠された数あるバラの中から3つ。

1981年に作出されたカトリーヌドヌーブ。

  

 2000年のチャイコフスキー。

 

チャールストン。フランス メイアン社、1963年。

 

 珍しい絞り模様のバラ、アンボスフンケンは1961年にドイツコルデス社で作られた。

 

 

殿堂入りのバラ、ダブルデライトはアメリカ スイム社のバラ、1977年に作られ、殿堂入りしたのは85年。白から真紅へのグラデーションが素晴らしい。

 

こちらも2003年に殿堂入りしたバラ、ボニカ’82。名前には82がついているが、作出されたのは85年、フランスメイアン社。

 

 1994年に殿堂入りを果たしたジャストジョーイはイギリスカントオブコルチェスタ社のバラ、作られたのは72年。

  

 

ロブロイ。スコットランドクッカー社1970年。

 

キャリオペ。イギリスハークネス社 1998年。

 

 黒真珠は京成バラ園芸で1988年に作られた、黒味を帯びた色合いが珍しい。

 

アルテス75。フランスメイアン社。

 

 シカゴピース。アメリカジョンストン社で1962年に作られた。

 

 

 オペラ。フランスゴジャール社1950年と古いバラ。

 

ノスタルジー。ドイツタンタウ社、1995年。

 

 グロリアデローマ。イタリアアイカルディ社で今回最も古く1937年の作出。

 

 ディズニーランドローズはアメリカJ&P社、2003年。

 

 アメリカムーア社のプレイガールは1986年の作。

 

 お終いはドイツタンタウ社のインカといいう198年に作られたバラ。

 

この辺で。


バラの2番花

2014-07-14 | 植物園

 バラは大概春に咲くと思っている人が多い。秋にもバラは咲くと知っているのは少し詳しい人だ。が、7月の今頃咲くバラを2番花ということを知っている人はかなり少ない。手入れの難しいバラは春咲きのバラの後に剪定と施肥をするのだが、管理が上手くいけばその後秋までに4度ほど咲かせることもできるという。

 私が訪ねた神代植物園では今年の春バラフェスタは5月17日~6月1日までだったのだが、今年は春に咲いたバラ5200株のうち殆どの5000株近くが2番花を咲かせたそうだ。春バラに比べ花が少し小ぶりなのと、虫食いが多いのが気にかかるが、春の喧騒に比べて静かな雰囲気の中ゆったりと鑑賞できるのが嬉しい。

 訪れる人は春の一割にも満たない

 

 ピンク色の縁取りが可愛らしいプリンセス・ド・モナコ

 

 

 2009年に栄誉殿堂入りしたグラハム・トーマス

 

 パパメイアン

 

 アメリカのシカゴ・ピース

 

 まだなのつけられていない新作のバラ。平成26年の1149番

 

 日本の夕霧

 

 これも日本で作出された聖火

 

 アメリカのガーデンパーティ

 

 

マジョレット

 

 

カリーナはフランスのバラ

 

ロイヤルハイネスは名の通り、薄いピンク色の気品あるバラ

 

はっと目を引く色のファースト・フェデラルズ・ルネサンス

 

マガリはフランスのバラ

 

 

 ジャスト・ジョーイも殿堂入りのバラ

 

ピンクパンサー

 

 変わった形のツルバラのアルテシモ

 

ピース

 

 

 フロージン82

 

 マチルダ

 

 

ブルー・リバー

 

 チャールストン

 

イサベル・デ・オルティツ

 

ダリアの花もいくつか

都の光

 

 風の調べ

 

 ムーミン

 

 瀬戸の花嫁には虫がついていた

 

おまけ2つ。温室の落花したサガリバナ

 

 サボテンの芳月美人

 

鬱陶しい梅雨ももうすぐ終わり、ご自愛を。この辺で。


アジサイはやはり梅雨時が美しい

2014-06-26 | 植物園

 今年もとしまえんのアジサイ祭りに行ってきた。雨の降る日は山登りはどうも気が進まないので、つい近くて安い(アジサイ祭り期間中50歳以上は500円)気軽な場所に足を向けてしまう。

 

今年は訪ねたのが遅かったので、真花まで咲きだしている。

 

伊豆の華

 

 

 

 ウズアジサイ

 

 

 

 

 

 

仲良く並んで赤青に咲いている。名札にはテマリテマリとあった。

 

 こちらは一つの花で咲き分けた

 

 涼泉

 

アナベル

 

 ちょっとお洒落にブローチをぶら下げて

 

 カシワバアジサイ

 

深紅のアジサイ、パリという品種

 

 

 

 赤い縁取りが可愛らしい

 

この時期ヤマアジサイはほとんど終わっていたが、少しだけ咲き残っていたのがこの花

 

 

 

 

 少し色褪せ始めているのが残念

 

 白壁を背景に撮ってみた

 

涼しげな

 

 

 

 同じ時期に咲くハナショウブとはまた違ったアジサイの魅力を楽しませてもらった一日でした。

 この辺で。


早咲きのハナショウブ

2014-06-07 | 植物園

 

 6月5日、そろそろハナショウブも見頃かと近くにある2つの菖蒲園を訪ねたのだが、今年は5月の暑さにもかかわらず生育が遅いようで何れも2分咲き程度だった。降りしきる雨の中、花菖蒲の群生が見られるのには1週間程度待たねばならないようだ。尚品種名は分かったものだけ記しています。

 

 

 

江戸系の燭光錦

 

 

これも江戸系の水の光

 

 

 

長井系の爪紅

 

 

紫の凛とした江戸系古希の色

 

 

 江戸系の蛇の目傘は絞りの色が美しい

 

 儚げな色

 

青森のノハナショウブの変異個体から作られたという北野麗人

 

江戸系の小町娘。いかにも江戸系らしい小粋な花だ。

 

 

 

独特な花の形をした鷹の爪

 

 

 

 

弁慶

 

 

 

 

 とりいそぎこの辺で。