たんばらラベンダーパークの後、すぐ近くにある玉原湿原に寄ってみた。ここは鹿俣山や獅子ヶ鼻山等の登山口にもなっている。
一周2時間ほどの探鳥コースと一周30分で回れる湿原コースがあるが、時間がなかったので湿原だけを回ることにした。センターハウスの前の駐車場に車を止めてから歩きだした。
あまり使われていなさそうな自然環境センターと看板のある建物の所で、右に折れて木道に入っていく。
ナナカマド
イヌヤマハッカだろうか
足元にはキツリフネとツリフネソウの両方が咲いている。
エゾアジサイとノリウツギ
ヒヨドリバナはこれから
見晴らしの良い湿原に出た。草原にオレンジ色が点在している。コオニユリのようだ。この花は里で見かけるオニユリと違い、花の数も少なくムカゴもない。
数は少ないが木道脇にコバギボウシも咲きだしている。
ギボウシやオオバギボウシに比べて、花も葉も小ぶりで、とりわけ花弁の色が繊細で美しい。
ひときわ明るく咲いている黄色のたんぽぽのような花は初めて見た。ミズギクでもないようだし、後で図鑑で調べてみるとカセンソウという花にに似ていた。
玉原湿原は1300m前後の標高の地にあり小尾瀬とも呼ばれる。
タカトウダイ
モウセンゴケの小さな花は今が盛りだった。
尾瀬に比べると標高が低いせいか、キンコウカやミズチドリは既に終わりかかっている。
春先の花、イチヤクソウがまだ咲き残っている。夏の季節には春の名残と秋の予兆が見られるのが、本来の自然の在りようだ。季節は淀みなく様々な異質なものを混在しながら移り変わっていくのだろう。
丈高い草に隠れるように咲いているカキランを見つけた。湿原で出会えると無条件で嬉しくなる花の一つだ。わざわざ寄り道したかいがあった。
カキランは日当たりのよい湿地帯に生えるというひねくれ者の花。名の由来は花弁の柿色から。
半周した所で休憩がてら、暫く湿原を渡ってくる風に身をさらし、体の熱を鎮めた。僅かに湿り気を含んだ、実に心地よい風だった。
一周2時間ほどの探鳥コースと一周30分で回れる湿原コースがあるが、時間がなかったので湿原だけを回ることにした。センターハウスの前の駐車場に車を止めてから歩きだした。
あまり使われていなさそうな自然環境センターと看板のある建物の所で、右に折れて木道に入っていく。
ナナカマド
イヌヤマハッカだろうか
足元にはキツリフネとツリフネソウの両方が咲いている。
エゾアジサイとノリウツギ
ヒヨドリバナはこれから
見晴らしの良い湿原に出た。草原にオレンジ色が点在している。コオニユリのようだ。この花は里で見かけるオニユリと違い、花の数も少なくムカゴもない。
数は少ないが木道脇にコバギボウシも咲きだしている。
ギボウシやオオバギボウシに比べて、花も葉も小ぶりで、とりわけ花弁の色が繊細で美しい。
ひときわ明るく咲いている黄色のたんぽぽのような花は初めて見た。ミズギクでもないようだし、後で図鑑で調べてみるとカセンソウという花にに似ていた。
玉原湿原は1300m前後の標高の地にあり小尾瀬とも呼ばれる。
タカトウダイ
モウセンゴケの小さな花は今が盛りだった。
尾瀬に比べると標高が低いせいか、キンコウカやミズチドリは既に終わりかかっている。
春先の花、イチヤクソウがまだ咲き残っている。夏の季節には春の名残と秋の予兆が見られるのが、本来の自然の在りようだ。季節は淀みなく様々な異質なものを混在しながら移り変わっていくのだろう。
丈高い草に隠れるように咲いているカキランを見つけた。湿原で出会えると無条件で嬉しくなる花の一つだ。わざわざ寄り道したかいがあった。
カキランは日当たりのよい湿地帯に生えるというひねくれ者の花。名の由来は花弁の柿色から。
半周した所で休憩がてら、暫く湿原を渡ってくる風に身をさらし、体の熱を鎮めた。僅かに湿り気を含んだ、実に心地よい風だった。