ユングとスピリチュアル

ユング心理学について。

軍による若者の殺害を避けるために犠牲を払うことを申し出る姉妹

2021-03-14 19:42:19 | 心理学

ユングと影。 人間の魂の2つの顔を説明するための長いテキストよりも優れた写真。 善と悪、光と影、平和と暴力。 一方は他方の反対です。
軍による若者の殺害を避けるために犠牲を払うことを申し出る姉妹間のビルマでの対立。 2人の陸軍将校がこの申し出に感動していることに注意してください。 彼らの意識の中で何が起こったのですか?

Jung and the shadow.  A picture better than a long text to illustrate the 2 faces of human soul. The good and bad, the light and the shadow, the peace and the violence. One is the opposite of the other. 
Confrontation in Birma between a sister that offer to be sacrificed to avoid the killing of young peoples by the military; Note that 2 army officers are touched by this offer. What happened in their conscious?


聖母マリアの被昇天の象徴についてーC.G. Jung

2021-03-14 15:06:40 | 心理学

大衆の中には、ついに三位一体と並んで、「天の女王、天の宮廷の花嫁」として迎えられる執り成し人、媒介者を求める深い憧れがあることは、以前から知ることができた。千年以上もの間、神の母がそこに住んでいることは当然のこととされてきました。 私はこれを、宗教改革以来の最も重要な宗教的出来事だと考えています。"」(ユング:ヨブへの答え)
1950年、聖母マリアが肉体的に天に召されたという考えが、教皇ピウス12世によって「独断的かつ無謬的」に定義されました。

これはカトリック教会における女性性受容の象徴的な動きとして、ユングは大いに期待しました。

しかし、教会の中では、まるで文化的な準備ができていなかったかのように、この件に関してはあまりフォローされなかったようです。   しかし、21世紀に入ってからは、女性性の一面を絶対的に重要視する動きが出てきました。

ある意味では、科学的な学問としてのエコロジーの発展、つまりすべての生命が相互につながっていることの認識は、この意識の変化の一部なのです。  母なる大地を救うには、ある意味で、科学分野としての生態学の発展、つまりすべての生命の相互関連性の認識は、この意識の変化の一部です。 母を救うにはまだ早いかもしれない。(まだ十分ではないかもしれない。)

http://jungcurrents.com/importance-assumption-virgin-mary

コメント
もう間に合わないかもしれません。

"理性は、理性的な思考と感情の融合から生まれる。

2021-03-14 03:07:55 | 心理学

"理性は、理性的な思考と感情の融合から生まれる。二つの機能が引き裂かれると、思考は統合失調症の知的活動に悪化し、感情は神経症的な生命を損なう情熱に悪化する。"
~エリック・フロム『希望の革命』51ページ。

ユングがここで言っていることに注目してください。
思想家が考えていないことは存在しないし、感じていることは感じていないことは存在しない。~カール・ユング『赤い本』248ページ。

しかし、これらの相反するものを統合するとき、私たちは知恵にアクセスすることができます。
"知恵は決して暴力的ではありません:知恵が君臨するところでは、思考と感情の間には何の葛藤もありません。~カール-ユング、CW 14、パラ334

世界の半分は技術者によって、残りの半分は愚かな詩人によって作られたかのようだ。~カール・ユング、ビジョンセミナー、313ページ

思考に行くなら、心を持って行きなさい。もしあなたが愛に行くならば、あなたの頭を持って行きなさい。愛は考えずに空っぽであり、愛のない空洞を考えています。~カール・ユング『赤い本』253ページ。

感覚で考え、感覚で感じ、直感で感じ、などの心理的な機能の融合は、機能の一部とその対応するものとの融合もそうであるように、古風である。~CGユング、 "定義 "CW 6、パラ684。

知的な人にとっては私の本はO.K.なのだが、彼の忌まわしい劣等感のために私はどこにも行けない。~カール・ユング『ユング わが母と私』494ページ

"何てこった、この感覚のタイプは!」と。敏感な人はただの専制的な人で、他の人は彼らに合わせなければなりません。~マリー=ルイーズ・フォン・フランツ(Marie-Louise Von Franz)。

"しかし、知性と感情を一つにまとめることは難しく、定義上、互いに対立します。知的な立場に身を置く者は、時折、感情がアニマという名の敵のように立ちはだかり、逆に知的なアニムスは感情の立場に激しい攻撃を仕掛けてくる。したがって、何かを知的に実現するだけでなく、感覚的な価値に基づいて実現しようとする人は、良くも悪くも、アニマとアニムスの問題に取り組まなければ、より高い結合、つまり対立するものとの結合への道を開くことができません。これは全体性のための不可欠な前提条件である」。~カール・ユング CW9.2 ¶ 58

(私はこの意識を超えた全体性を "自己 "と呼んでいます)。
個性化の過程では、人格における意識と無意識の要素の統合から生まれる姿を先取りしています。
したがって、それは相反するものを統合するシンボルであり、媒介者であり、癒しをもたらす者であり、つまり、全体を作る者である。
このような意味を持つ子供のモチーフは、前述のように様々な変形が可能です。丸み、円や球、あるいは全体性のもう一つの形である四つ子などで表現されます。
私はこの意識を超えた全体性を "自己 "と呼んでいます。
個性化のプロセスの目的は、自己の統合である。~カール・ユング、CW9i、パラ278

深層」には、個人の完全性、全体性、癒しへの鍵があります。
"夢の中の全くの無意識の層である「深層」には、同時に個人の完全性と全体性、つまり癒しの鍵が含まれているのです。全体」や「全体性」の意味は、聖なるものにすることや癒すことです。深いところに降りていくことで、癒しがもたらされます。それは、全存在への道であり、苦悩する人類が永遠に探し求めている、恐ろしい危険に守られた場所に隠された宝への道である。ここは原初的な無意識の場所であると同時に、全体性の宝石を含んでいるため、癒しと救済の場所でもあります。それはカオスのドラゴンが住んでいる洞窟であると同時に、不滅の都市であり、魔方陣(テメノス)であり、分割された人格のすべての部分が統合される聖域である」。~C.G.ユング、タビストック講義、パラグラフ270

“Reason flows from the blending of rational thought and feeling. If the two functions are torn apart, thinking deteriorates into schizoid intellectual activity and feeling deteriorates into neurotic life-damaging passions.”
~Erich Fromm, The Revolution of Hope, Page 51.

Note what Jung says here:
What a thinker does not think he believes does not exist, and what one who feels does not feel he believes does not exist. ~Carl Jung, The Red Book, Page 248.

But when we integrate these opposites we gain access to wisdom:
“Wisdom is never violent: where wisdom reigns there is no conflict between thinking and feeling.” ~Carl Jung, CW 14, Para 334

It seems as if one-half of the world had been made by an engineer and the other half by a foolish poet. ~Carl Jung, Visions Seminar, Page 313

If you go to thinking, take your heart with you. If you go to love, take your head with you. Love is empty without thinking, thinking hollow without love. ~Carl Jung, The Red Book, Page 253.

Fusion of the psychological functions, of thinking with feeling, feeling with sensation, feeling with intuition, and so on, is archaic, as is also the fusion of part of a function with its counterpart. ~CG Jung, “Definitions” CW 6, Para 684.

To an intellectual man my books are O.K., but I get nowhere due to his damned inferior feeling. ~Carl Jung, Jung My Mother and I, Page 494

“My God, These feeling types! […] Sensitive people are just tyrannical people - everybody else has to adapt to them.” ~Marie-Louise Von Franz.

"Intellect and feeling, however, are difficult to put into one harness they conflict with one another by definition. Whoever identifies with an intellectual standpoint will occasionally find his feeling confronting him like an enemy in the guise of the anima; conversely, an intellectual animus will make violent attacks on the feeling standpoint. Therefore, anyone who wants to achieve the difficult feat of realizing something not only intellectually, but also according to its feeling-value, must for better or worse come to grips with the anima / animus problem in order to open the way for a higher union, a coniunctio oppositorum. This is an indispensable prerequisite for wholeness". ~Carl Jung. CW9.2 ¶ 58

[I have called this wholeness that transcends consciousness the “self.”]
In the individuation process, it anticipates the figure that comes from the synthesis of conscious and unconscious elements in the personality.
It is therefore a symbol which unites the opposites; a mediator, bringer of healing, that is, one who makes whole.
Because it has this meaning, the child motif is capable of the numerous transformations mentioned above: it can be expressed by roundness, the circle or sphere, or else by the quaternity as another form of wholeness.
I have called this wholeness that transcends consciousness the “self.”
The goal of the individuation process is the synthesis of the self. ~Carl Jung, CW 9i, Para 278

The Depths contain the key to individual completeness, wholeness and healing :
"So these depths, that layer of utter unconsciousness in our dream, contain at the same time the key to individual completeness and wholeness, in other words to healing. The meaning of “whole” or “wholeness” is to make holy or to heal. The descent into the depths will bring healing. It is the way to the total being, to the treasure which suffering mankind is forever seeking, which is hidden in the place guarded by terrible danger. This is the place of primordial unconsciousness and at the same time the place of healing and redemption, because it contains the jewel of wholeness. It is the cave where the dragon of chaos lives and it is also the indestructible city, the magic circle or temenos , the sacred precinct where all the split-off parts of the personality are united." ~C.G. Jung, Tavistock Lectures, para. 270


ユングが言いたかったことは何だと思いますか?

2021-03-14 01:21:37 | 心理学

"私は、人生の問題に対する不十分な、あるいは間違った答えに満足して、神経症になる人をよく見てきました。

地位、結婚、評判、外見上の成功やお金を求め、求めていたものを手に入れても不幸でノイローゼになってしまうのです。

このような人は、通常、精神的な視野が狭すぎます。
彼らの人生には十分な内容、十分な意味がありません。

このような人は、精神的な視野が狭く、人生の内容や意味が十分ではありません。~カール・ユング、MDR、140ページ。

“I have frequently seen people become neurotic when they content themselves with inadequate or wrong answers to the questions of life.

They seek position, marriage, reputation, outward success or money, and remain unhappy and neurotic even when they have attained what they were seeking.

Such people are usually confined to too narrow a spiritual horizon.
Their life has not sufficient content, sufficient meaning.

If they are enabled to develop into more spacious personalities, the neurosis generally disappears.” ~Carl Jung, MDR, Page 140.

"個性化のプロセスは、人生で最も価値のある重要なものとして評価されてきました。それは人間に永続的な満足をもたらす唯一のものです。権力、栄光、富などは、それに比べれば何の意味もありません。これらのものは外的なものであり、したがって無駄なものである。経験によれば、人間が永遠の結果を得るためには、ある種の心理的条件があるという。それは、永遠性、無期限性の質を持ち、人間を超えて到達する質を持つものです。それらは神的な質を持ち、人工的に作られたものにはないすべての満足感をもたらしてくれる」。
~C.G.ユング『ドリーム・セミナー』p.289

アメリカの唯物論、外向性、合理主義は、人間の内的世界を探ろうとする心理学とは相容れないものである。~ジェイ・ダン、ユングとの対話、164ページ

"人間の課題は、無意識から湧き出てくる内容を意識化することです。しかし、無意識に固執したり、自分の存在の無意識的な要素と同一であることで、より多くの意識を生み出すという自分の運命から逃れることはできません。人間の存在の唯一の目的は、単なる存在の暗闇に光を灯すことである」。~CGユング、MDR、p.326。

この一節(MDR, p.326)には、一生涯の仕事が凝縮されていますが、私に言わせれば、これまでで最も意識的に生きた人生です。この文章を本質的に凝縮すると、次のようになります。人間の人生の目的は、意識の創造である。~エドワード・エジンガー著『意識の意味』。57ページ

個性化は非情に重要な課題であり、他のすべてのことは二の次にすべきだと思われる。~カール・ユング『手紙』第2巻、408ページ
 
"神経症は、すべての病気と同様に、不適応の症状です。体質的な弱さや欠陥、間違った教育、悪い経験、不適切な態度など、何らかの障害のために、人は人生がもたらす困難から身を縮め、その結果、自分が幼児の世界に戻っていることに気づく。無意識はこの退行を、客観的に、つまり比較研究によって理解されると、そのような自然の思考体系の根底にある一般的な考えを再活性化するシンボルを生み出すことで補う。このようにして、あるがままの人間とあるべき人間との間の解離を埋めるような態度の変化がもたらされるのである。~カール・ユング、CW13、パラ473

"The process of individuation has always been appreciated as the most valuable and important thing in life. It is the only thing that brings any lasting satisfaction to a man. Power, glory, wealth, mean nothing in comparison. These things are external and therefore futile. Experience shows that there are certain psychological conditions in which man gets eternal results. They have something of the quality of eternity, of timelessness, they have the quality of reaching beyond man. They have a divine quality and yield all that satisfaction which man-made things do not."
~C.G. Jung, Dream Seminars, p, 289

American materialism, extraversion, and rationalism are antithetical to a psychology that attempts to probe the inner world of man. ~Jay Dunn, Contact with Jung, Page 164

“Man’s task is…to become conscious of the contents that press upward from the unconscious. Neither should he persist in his unconsciousness nor remain identical with the unconscious elements of his being, thus evading his destiny, which is to create more and more consciousness. As far as we can discern, the sole purpose of human existence is to kindle a light in the darkness of mere being.” ~CG Jung, MDR, p.326.

^^ This passage (MDR, p.326) distills the work of a lifetime, a life which in my opinion is the most conscious life ever lived. If we condense this statement to its essence we arrive at this: The purpose of human life is the creation of consciousness. ~Edward Edinger, The Meaning Of Consciousness. Page 57.

It seems that individuation is a ruthlessly important task to which everything else should take second place. ~Carl Jung, Letters Vol. II, Page 408
 
“Neuroses, like all illnesses, are symptoms of maladjustment. Because of some obstacle—a constitutional weakness or defect, wrong education, bad experiences, an unsuitable attitude, etc.—one shrinks from the difficulties which life brings and thus finds oneself back in the world of the infant. The unconscious compensates this regression by producing symbols which, when understood objectively, that is, by means of comparative research, reactivate general ideas that underlie all such natural systems of thought. In this way a change of attitude is brought about which bridges the dissociation between man as he is and man as he ought to be.” ~Carl Jung, CW 13, Para 473


「いやいや、君は思考していない。論理的になろうとしているだけだ」

2021-03-14 00:00:53 | 心理学

「いやいや、君は思考していない。論理的になろうとしているだけだ」 
-ニールス・ボーア

”No, no、you're not thinkig; you're just being logical."
-Niels Bohr

 

「思考は、長年にわたって美化 されてきた理性が思考の最も頑なな敵であることを知って初めて始まる」。 ~ハイデガー(1943年)

"Thinking begins only once we have come to know that reason, glorified for centuries, is the most stiff-necked adversary of thought" ~Heidegger (1943)

10.20-- ...私たちは発散的思考を行い、この問題についてさまざまな方法で考えます…そして次に私たちが行うのは収束的思考です。そこでは、問題を絞り込み、変数の数を減らし、問題をどんどん小さくしていきます。 その解決策を導き出すために、私たちは批判的思考を駆使し、絞り込んでいく。

https://www.youtube.com/watch?v=2mBeCSbxMgQ

10.20-- ...we do divergent thinking where we go out and think on this problem in different ways… and then what we do is the convergent thinking where we narrow it down and reduce the number of variables to make the problem smaller and smaller and then we’re going to narrow down and use our critical thinking to get to that solution.


思考: 知覚されたものを解釈する精神的なプロセス。 (感情と比較してください。)
ユングの類型論モデルでは、思考は心理的方向付けに使用される 4 つの機能の 1 つです。 それは感情とともに合理的な機能です。 思考が主な機能である場合、感情は自動的に劣った機能になります。

思考が本当の思考であり、それ自体の原則に忠実であるためには、感情を厳密に排除しなければなりません。 もちろん、これは、思考と感情が同じレベルにあり、両方が意識の同じ原動力である個人が存在するという事実を排除するものではありません。 しかし、このような場合には、分化されたタイプの問題はなく、思考と感情が相対的に未発達であるにすぎない。
 ["タイプの一般的な概要," CW 6, par. 667.]

知覚のプロセスとして,思考は能動的または受動的である。
能動的な思考は意志の行為であり、受動的な思考は単なる出来事である。前者の場合、私は観念の内容を自発的な判断の行為に委ねるが、後者の場合、概念的なつながりが勝手に確立され、私の意図に反することさえある判断が形成されるのである。. . . したがって、能動的思考は、私の考える「指示された思考」に相当します。受動的な思考は ... ... 直観的思考と呼ぶことにします["定義", 同上., par. 830.]。

方向性のある思考の能力を私は知性と呼び、受動的あるいは非方向性のある思考の能力を私は知的直観と呼んでいます[同書、832項]。

思考

 

つまり、自分の思考や感情、直感や感覚を否定しようとも、その固有のエネルギーは常に存在し、意識的に利用しない限り、自分に不利に働くということです。~カール・ユング著「個性化プロセスの夢の象徴」230ページ

Thinking. The mental process of interpreting what is perceived. (Compare feeling.)
In Jung's model of typology, thinking is one of the four functions used for psychological orientation. Along with feeling, it is a rational function. If thinking is the primary function, then feeling is automatically the inferior function.


Thinking, if it is to be real thinking and true to its own principle, must rigorously exclude feeling. This, of course, does not do away with the fact that there are individuals whose thinking and feeling are on the same level, both being of equal motive power for consciousness. But in these cases there is also no question of a differentiated type, but merely of relatively undeveloped thinking and feeling.["General Description of the Types," CW 6, par. 667.]

As a process of apperception, thinking may be active or passive.
Active thinking is an act of the will, passive thinking is a mere occurrence. In the former case, I submit the contents of ideation to a voluntary act of judgment; in the latter, conceptual connections establish themselves of their own accord, and judgments are formed that may even contradict my intention. . . . Active thinking, accordingly, would correspond to my concept of directed thinking. Passive thinking . . . I would call . . . intuitive thinking.["Definitions," ibid., par. 830.]

The capacity for directed thinking I call intellect; the capacity for passive or undirected thinking I call intellectual intuition.[Ibid., par. 832.]
http://www.cgjungpage.org/learn/jung-lexicon#thinking
Jung Lexicon

So you see, no matter whether you dismiss your thinking or your feelings or your intuition or your sensation, their specific energy is always there, and it works against you insofar as you don’t consciously make use of it. ~Carl Jung, Dream Symbols of the Individuation Process, Page 230
 ·

"思考の伝達ほど不思議なものはありません。それは、現在に生きることを教えてくれるからです。そうでなくても、誰も同じ波に乗っていなかったり、答えが得られなかったりしたら、なぜ、どうやって今を生きればいいのでしょうか?"
~アナイス・ニン(Anaïs Nin)。


"考えることは、実行することと同じくらい人生である。" ~CGユング、ユング-シュミット往復書簡。114ページ


... 無駄に例を挙げるのはやめておきます。重要なアイデアや見解の中に、歴史的な先行事例を持たないものは一つもないということを知っていれば十分です。最終的には、それらはすべて、意識が考えるのではなく、ただ知覚するだけだった時代にさかのぼる、原初の元型的な形態に基づいています。"思考」は内的な知覚の対象であり、思考ではなく、外的な現象として感知される、いわば見たり聞いたりするものであった。思考は本質的に啓示であり、発明されたものではなく、強制的に与えられたものであり、その即時性と現実性によって確信をもたらすものでした。この種の思考は、原始的な自我意識に先行しており、自我意識はその主体であるよりも対象である。しかし、私たち自身はまだ意識の最後の頂点に到達していないので、伝統的な象徴に支えられている限り、あるいは夢の言葉で言えば、父や王が死んでいない限り、気づかないような先在的な思考も持っているのです。
~CGユング-集合的無意識の元型(1954年)、パラグラフ。69.

" nothing more magical than the transmission of thoughts. Because they teach you to live in the present. Otherwise, why, and how to live in the present if no one is on the same wave, or if you don't get an answer?"
~Anaïs Nin.


“Thinking is life just as much as doing is.” ~CG Jung, Jung-Schmid correspondence. Page 114.


… I will not go on needlessly giving examples. It is sufficient to know that there is not a single important idea or view that does not possess historical antecedents. Ultimately they are all founded on primordial archetypal forms whose concreteness dates from a time when consciousness did not think, but only perceived. "Thoughts" were objects of inner perception, not thought at all, but sensed as external phenomena - seen or heard, so to speak. Thought was essentially revelation, not invented but forced upon us or bringing conviction through its immediacy and actuality. Thinking of this kind precedes the primitive ego-consciousness, and the latter is more its object than its subject. But we ourselves have not yet climbed the last peak of consciousness, so we also have a pre-existent thinking, of which we are not aware so long as we are supported by traditional symbols - or, to put it in the language of dreams, so long as the father or the king is not dead.
~CG Jung - Archetypes of the Collective Unconsciousness (1954), para. 69.

今日、私たちは思考の内在性という感覚をかなりの程度失っており、その代わりに自分の思考を自分で作っているという幻想を抱いています。


私たちは、自分の思考が自分の脳内を歩き回る独自の存在であると確信しておらず、自分の慈悲深い創造的行為がなければ思考は無力であるという考えをでっち上げます。 私たちは自分の考えにあまり影響されないようにするためにこれを工夫します。

私たちの思考との関係は、太陽に対するシャンテクレールに少し似ています。彼の鳴き声がなければ太陽は昇らないと確信していた彼は、一度は実験をするよう説得されましたが、ちょうど太陽が昇ったとき、彼の不信感は非常に大きくなりました。 その力を彼は鳴き、それによってその日世界が太陽なしではいられないことを確信した。

もちろん、私たちの思考は意図的な思考の自由な表現であるという考えを持つことは、私たちにとって非常に有益です。そうでなければ、私たちは自然の魔法陣から自由になることは決してできないでしょう。

結局のところ、自然からの絶対的な独立性はないにせよ、私たちは本当に考えることができます。 しかし心理学者の義務は、二重の主張をし、人間の思考力を認めながら、人間は自分自身の殻に囚われており、したがって思考は常に完全にコントロールすることができない形で、自然の影響を受けているという事実も主張することである。 ~カール・ユング、1925 年セミナー、講義 10、82 ~ 83 ページ

 ·oday we have lost to a great extent this sense of the immanence of thought, as one might put it, and have instead the illusion of making our thoughts ourselves.


We are not convinced that our thoughts are original beings that walk about in our brains, and we invent the idea that they are powerless without our gracious creative act; we invent this in order not to be too much influenced by our thoughts.


We are in relation to our thoughts a little bit like Chanteclair with the sun: convinced that the sun could not rise without his crowing, he was persuaded once to make the experiment, but just as the sun came up, so great was his mistrust of its powers, that he crowed, making sure thereby, that the world would not be without the sun that day.


Of course it is quite useful to us to have the idea that our thoughts are free expressions of our intentional thinking, otherwise we would never be free from the magic circle of nature.


After all, we really can think, even if not with an absolute independence from nature; but it is the duty of the psychologist to make the double statement, and while admitting man’s power of thought, to insist also on the fact that he is trapped in his own skin, and therefore always has his thinking influenced by nature in a way he cannot wholly control. ~Carl Jung, 1925 Seminar, Lecture 10, Pages 82-83

次に特徴的な機能は「思考」です。 哲学者に考えるということは、とても難しいことです。ですから、哲学者には決してそれについて尋ねないでください。なぜなら、考えるということが何かを知らないのは哲学者だけだからです。 他の人は皆、思考とは何かを知っています。 あなたが人に「さあ、きちんと考えなさい」と言ったとき、彼はあなたの言いたいことを正確に知っていますが、哲学者は決して知りません。 最も単純な形で考えることで、物事が「何であるか」がわかります。 それは物に名前を与えます。 思考は知覚であり判断であるため、概念が追加されます。
~CG Jung、CW 18、講義 I、パラ 22 ページ 13。 (ドイツの心理学ではこれを統覚と呼んでいます。)


私の概念は経験的なものであり、まったく推測的なものではありません。 これらを哲学的な観点から理解すると、完全に道を誤ってしまいます。なぜなら、それらは合理的ではなく、非合理的な現象のグループの名前にすぎないからです。 ~カール・ユング『手紙』Vol. II、302ページ。


哲学者の場合の抵抗は、私にはよく理解できる。なぜなら、心理学は、彼らが絶対的な精神を表しているという幻想を邪悪に奪うことによって、彼らが座っている枝を切り取るからである。 ~カール・ユング『手紙』Vol. 1、388~389ページ。


[知恵が支配する場所では、知恵は決して暴力的ではなく、思考と感情の間に矛盾はありません。


常に感情に衝撃を与える失望は、苦い思いの元であるだけでなく、感情の分化を促す最も強力な動機でもあります。 計画の失敗や、愛する人の残念な行動は、多かれ少なかれ残忍な感情の爆発や、感情の修正や調整、ひいては感情のより高度な発達への衝動を引き起こす可能性があります。 感情が反省と合理的な洞察によって補われれば、これは知恵に到達します。 知恵は決して暴力的ではありません。知恵が支配する場所では、思考と感情の間に矛盾はありません。 ~カール・ユング、CW 14、パラ 334。


知識のある人は一般化しない。 ゼネラリストは知識人ではありません。 ~老子


[アイデアを思い付いたとき、あなたはそのことについて考えていません。 それはあなたに届きました。 これに気づくと、あなたは正直になります。 ある程度の謙虚さは絶対に必要です。 無意識が生み出すものを受け入れなければならず、その言語を理解する必要があります。 それは自然であり、それを人間の形に変換する必要があります。 それが人間の尊厳の理由であり、人間にはこれを行う能力があるのです。 被造物には反省はありません。 反省することは人間の仕事であり、消毒されていないときでもそれができる。 彼がそれを超えて(その上に)自分自身を置くと、彼は不毛になる。 その態度は科学とは相容れない。 科学者が観察して、観察したものは存在しないと言えるでしょうか? 観察すると、あなたは科学的になります。]


質問: 自由な決定という態度の結果は何ですか?


Jung 博士: その結果、あなたは常にゲームに参加することになります。 あなたも含まれており、あなたは本物と見なされます。
不正直な場合は、個性化のプロセスから除外されます。
あなたが不正直であれば、あなたは無意識にとって何の役にも立ちません。
大いなる人はあなたに唾を吐きかけるでしょう、そしてあなたは混乱の中にはるかに取り残され、行き詰まって、愚かで、愚かになります。
無意識に忠実に従えば、あなたの知性は一定のレベルを下回らず、あなたがすでに持っているものにかなりの知性を加えることができます。
無意識を知的に捉えると道に迷ってしまいます。
それは確信でも仮定でもありません。
それは「存在」である。
事実です。 それはそこにあります。
それは起こります。


質問: どうすればそれを知ることができるのでしょうか?


ユング博士: ある種の自己批判です、
アイデアを思いついたとき、あなたはそのことについて考えたわけではありません。
それはあなたに届きました。
これに気づくと、あなたは正直になります。
ある程度の謙虚さは絶対に必要です。
無意識が生み出すものを受け入れなければならず、その言語を理解する必要があります。
それは自然であり、それを人間の形に変換する必要があります。
それが人間の尊厳の理由であり、人間にはこれを行う能力があるのです。
被造物には内省はない。
反省することは人間の仕事であり、消毒されていないときでもそれができる。
彼がそれを超えて(その上に)自分自身を置くと、彼は不毛になる。
その態度は科学とは相容れない。
科学者が観察して、観察したものは存在しないと言えるでしょうか?
観察すると、あなたは科学的になります。
人は、ある思考が自分のものなのか、それとも別の家でその思考を解いたものなのかを知らない。
白人の素朴さ、つまり彼は自我を偉大な人物と同一視しているのだ!
~カール・ユング、CG. ユングのスピーチ: インタビューと出会い、ページ 359-364


The next function that is distinguishable is ‘thinking’. Thinking, if you ask a philosopher, is something very difficult, so never ask a philosopher about it because he is the only man who does not know what thinking is. Everybody else knows what thinking is. When you say to a man, “Now think properly,” he knows exactly what you mean, but a philosopher never knows. Thinking in its simplest form tells you ‘what’ a thing is. It gives a name to the thing. It adds a concept because thinking is perception and judgment.
~CG Jung, CW 18, Lecture I, Para 22 Page 13. (German psychology calls it apperception.)

My conceptions are empirical and not at all speculative. If you understand them from a philosophical standpoint you go completely astray, since they are not rational but mere names of groups of irrational phenomena. ~Carl Jung, Letters Vol. II, Page 302.

I understand the resistance better in the case of philosophers, since psychology saws off the branch they are sitting on by wickedly robbing them of the illusion that they represent the absolute spirit. ~Carl Jung, Letters Vol. 1, Pages 388-389.

[Wisdom is never violent where wisdom reigns there is no conflict between thinking and feeling.]
Disappointment, always a shock to the feelings, is not only the mother of bitterness but the strongest possible incentive to a differentiation of feeling. The failure of a pet plan, the disappointing behaviour of someone one loves, can supply the impulse either for a more or less brutal outburst of affect or for a modification and adjustment of feeling, and hence for its higher development. This culminates in wisdom if feeling is supplemented by reflection and rational insight. Wisdom is never violent: where wisdom reigns there is no conflict between thinking and feeling. ~Carl Jung, CW 14, Para 334.

The knowledgeable do not generalize; generalists are not knowers. ~Lao Tzu

[When you have an idea, you have not thought about that thing. It came to you. When you realize this, then you are honest. A certain amount of modesty is absolutely necessary. You have got to accept what the unconscious produces, and you have to understand its language. It is Nature, and it has to be translated into human forms. That is the reason for the dignity of man, that he has the ability to do this. There is no reflection in creation. To reflect is man’s task, and he can do it when he is not sterilized. When he puts himself above it, he is sterile. The attitude is incommensurable with science. What scientist will observe and say that what he observes does not exist? When you observe, then you are scientific.]

Question: What is the result of an attitude of free decision?
Dr. Jung: The result is that you are always in the game; you are included, you are taken for real.
If you are dishonest, you are excluded from the individuation process.
If you are dishonest, you are nothing for your unconscious.
The Great Man will spit on you, and you will be left far behind in your muddle—stuck, stupid, and idiotic.
If you follow the unconscious closely, your intelligence will not sink below a certain level, and you will add a good deal of intelligence to what you already possess.
If you take the unconscious intellectually, you are lost.
It is not a conviction, not an assumption.
It is a Presence.
It is a fact. It is there.
It happens.

Question: How can we know it?
Dr. Jung: By a certain amount of self-criticism,
When you have an idea, you have not thought about that thing.
It came to you.
When you realize this, then you are honest.
A certain amount of modesty is absolutely necessary.
You have got to accept what the unconscious produces, and you have to understand its language.
It is Nature, and it has to be translated into human forms.
That is the reason for the dignity of man, that he has the ability to do this.
There is no reflection in creation.
To reflect is man’s task, and he can do it when he is not sterilized.
When he puts himself above it, he is sterile.
The attitude is incommensurable with science.
What scientist will observe and say that what he observes does not exist?
When you observe, then you are scientific.
People don’t know whether a thought is theirs or whether they unhooked it in another house.
The naivete of the white man—that he identifies the ego with the Great Man!
~Carl Jung, C.G. Jung Speaking: Interviews and Encounters, Pages 359-364