るるの日記

なんでも書きます

封建社会・性欲

2021-03-03 19:55:54 | 日記
堕胎に失敗して胎児を宿したまま死んだ産婦は、産婦鳥(うぶめ)となって夜行する妖怪となる

「百姓貧窮にして食物衣類足らざる故に、婦人孕むといえども、その児を養育すべき貯蓄なくして、ひそかに堕胎すること多し」

「卑賎の家には貧苦よりて胎を堕し、あるいは本家の垣を越え穴隙を鎖りて淫行をなすものの類、必ず堕胎の薬を用い、婦人不義をなし、世に命を失う者多し」

「富貴の家、淫行を隠し、遇を飾る累計の者。又この事をなすあり。不仁不義。戒むる言葉なきあり」

というまで、世情は堕ちた

卑賎は生きる苦悩のために
富貴は生きる淫楽のために
最も脆弱な胎児・生児・妊産婦の命を、あえて犯したのである

封建社会・とりあげ婆

2021-03-03 19:30:44 | 日記
明治に入って堕胎禁止令が励行される

だが明治中期頃までは胎児出生時において、生まれ子の命は「とりあげ婆」の手に委ねられ、うぶ声もたたせず、日の目にもあわせず、闇から闇みに「ひねり」去られ、葬り去られるものであったことは、秘中の秘中」でありました

神話の「ヒルコ」の伝承も、嬰児殺しの風習のあったことを示すものではないか?

封建社会・堕胎じゃない産んだのです。。

2021-03-03 19:15:38 | 日記
人口の自然増を人為的に抑制するとは、すでに発生した幼い生命を故意に奪う殺生である。それは母胎の内と外で行われる

母胎内で胎児を包んで生かしている膜がまだ完全な形に至らないうちに胎をおろすのを小産(7ヶ月未満の胎児を死産、流産すること)

【賀川流(鍼灸術師・玄悦がはじめた産婦人科技術)の奥術に、この小産と堕胎を区別して
「小産と堕胎とを大いに区別す。堕胎は、手術・毒薬にて、全き胎をやぶり下すをいい、小産は母胎弱なるか、食滞るか、また他病にて病を止むこと得ずして、
つつがなく小産するなり

およそ婦は堕すということを嫌う。天下みなしかり常情なり。これをはかり察して、二症をわかち療すべし」】

封建社会・人口増加を抑制する手段

2021-03-03 18:54:05 | 日記
増加する人口を支えるにも、限界はある。律儀な農民はその子沢山を養育しえたであろうか

近世農法による「活かさず殺さず」の搾取は人口増加を抑制する手段である

村内各所に見られる「ステゴ坂」「クビシメ谷内」などの地名は凄惨を極めた近世農民生活の過去を無言のうちに語りかけてくる

人口の自然増加を人為をもって抑止するとは、すでに発生した幼い生命を故意に奪う殺生である

祭・女人禁制・巨石に祈る

2021-03-03 08:59:08 | 日記
原始信仰の形態をとどめる「石仏山祭り」が、石川県能登町柿生神道地区で2日、祭祀遺跡石仏山で営まれました

女人禁制のしきたりに従い、男性の氏子6人が「前立(まえだち)」と呼ばれる巨石に今年の五穀豊穣を祈願しました

氏子は触れ太鼓を先頭に山道を進み、高さ約3メートル幅約60センチの前立に到着すると、ろうそくを立て鯛や米など山海の幸を供え、深々と頭を下げました

石仏山は山全体がご神体とされ、刃物の持ち込みや女性の立ち入りを禁止する風習が今でも守られています