いつもだったら
名前を聞いただけで
思わず振り向き
辺りを見回す
昼下がりの時間の余裕が
雲の薄さを知らせる
やっと届いた中間の陽射しの中を
温度を追いかける緩い風が吹く
夏の匂いが
低く窓際を通り過ぎても
置いて行った声は
胸にしみて涙になった
いつもだったら
名前を聞いただけで
思わず振り向き
辺りを見回す
昼下がりの時間の余裕が
雲の薄さを知らせる
やっと届いた中間の陽射しの中を
温度を追いかける緩い風が吹く
夏の匂いが
低く窓際を通り過ぎても
置いて行った声は
胸にしみて涙になった