おじさんのちょっとめんどくさいギャグでも
おじさんたちに可愛く返してこそ
会話の上級者。
「両手に花」と喜ぶおじさんに
「花で~す」と返したり
若い女性にはだれかれ構わず「美人だねえ」と言ってくれば
間髪入れず「ありがとうございま~す」と返すのが正解らしい。
掘り返したりからんだりしない。
ほかにも
「おとといのゴルフの筋肉痛がさア」と切り出されたら
「大丈夫ですかぁ?」でいいらしい。
“ゴルフ”を拾ったり
“おととい”を拾ったりしなくていい。
「今日は無礼講だ」といわれたら
「きゃあ!ありがとうございます!」が正解らしい。
いちいち広げなくていいってことですね。
意味不明なネタには意味不明な返しでいいってことです。
山尾志桜里さんが言う
「身の潔白が証明された」ということと
選挙に当選したことはまた別だ。
政策顧問に倉持氏を置いたことで
こうやって堂々と会えるパイプを残したという
女のしたたかな計算にも見えてしまう。
「公私は別」と強調しているが
政治家という公人中の公人が
「公」を使って「私」をキープした。
会いたくて会いたくてしょうがないから
これは正面突破だ。
お互いのパートナーはこれをどう思っているのか。
そんなに好きなら
お互い弁護士ならば上手に離婚できるでしょう。
さっぱりして結婚すればいいじゃないですか。
トランプ大統領が来日して
安倍総理と
ランチ、ディナー、ランチ、ディナーと4食を共にし
ゴルフまでやって
笑顔ありジョークあり
のような関係とお見受けした。
仲良いことはいいことだけど
人間はしっぽがなくてよかったな
なんてことをつくづく思ってしまった。
だって
もし
しっぽがあったなら
ちぎれんばかりにしっぽを振っているのが見えてしまうでしょ。
今年の日本シリーズは
あの常勝軍団のソフトバンクをベイスターズが追い詰めた。
6戦で終わってしまったけれど
両チームはいい戦いっぷりだった。
プロ野球ファンとして楽しませてもらった。
第6戦で内川が低めの球を打ったとき
彼のあごのようにしゃくりあげたな
なんて思ってしまった。
内川はもともと横浜の選手で
嫌で出たわけでもなかった選手だ。
またベイスターズと日本シリーズをやりたい
なんて言ってくれたし。
ベイスターズファンは来シーズンも楽しみだ。
新チャンピオン村田諒太選手。
金メダルのときから思っていたが
ルックスも素敵だし
話も明快だ。
インタビューでちょっとブラックなことも言ったりして
型どおりの勝利者インタビューでじゃなくて面白い。
村田選手は読書家で
「闘う哲学者」と言われているそうだ。
今回もアドラーの「嫌われる勇気」を帯同していたらしい。
アドラーの
“自分の課題は自分の課題 他人の課題は他人の課題”
これを自分のボクシングに取り入れている。
自分にできることだけを
自分で変えられることだけをやればいい、と。
頭脳も最強だし
ミドル級の王者としても最強。
村田みたいな頭脳があれば
自分の行くべき道が見えている気がする。
ゴロフキン(?)とやる日もそう遠くない。
ゴロツキではないよ
ゴロフキン。
そこからおぼえたのだが。
藤井聡太四段が高校進学を決意ということが
大きなニュースになるということは
言うまでもなく藤井四段が将棋の天才だから。
将来の道は彼はもう見つかっているんだから
将棋にまい進した方がいいんじゃないかという声もあった。
彼の内側からにじみ出る将棋の才能だけでなく
将棋以外の世界を知ることで
変化が生まれる可能性もある。
何手か先まで読む将棋とは違って
世の中には読めないこともあるし
できないこともある。
将棋の天才でも
将棋以外のところでままならない経験をして
この世にはできないことと分からないことがあると知る方が
人としてはすばらしいと思う。
・・・と高飛車なことを言ってすみません。