女の人っていくつになってもこの世のものならぬ彼氏を求めるもの。
紫式部の「源氏物語」だって
この世にはいない男性に乙女たちはあこがれた。
疑似恋愛を楽しむということは
宝塚とか見ると歴然としているじゃないか。
宝塚は女の人が演じているけど
あそこに夢とか理想を見る。
現実よりも自分の中に描いた空想の男性のほうがいい。
現実の男性は自分の思いどおりにはならない。
宝塚なんて女性の都合のいいようになっている。
「風と共に去りぬ」のレッド・バトラーとか
「べルばら」のオスカル
自分のために命をかけてくれるなんて
いるわけないだろ
と思う自分と
没頭したい自分とがいる。
だから疑似恋愛ゲームにはまっちゃうのだ。
都議会の百条委員会でも
国会の証人喚問でも
新しい事実衝撃の事実が出てきたという記憶がない。
ロッキード事件の昔から
何かわかったためしがない。
記憶にないのオンパレードどころか
石原さんの独演会になり
締めは自分の功績を語られた。
もの足りないどころの騒ぎじゃない。
籠池さんの証人喚問はむしろ記憶にないどころか
記憶にないことまでしゃべり出しかねない。
どこまで話を盛るだろうか。
話したくない人が呼ばれているのとはわけが違う。
籠池さんは自分から行きたくて仕方ないわけだから
何が出てくるのか
本当かどうか。
いろんなキャラクターがどんどん投入されてくる不思議な構図も気になる。
籠池さんはキレときに
自爆テロのように死なばもろともというキャラに見えたので
だんだんそっちになって来たのか。
「会見を行うなら内容がないと。」と
石原良純さんが父石原慎太郎氏の会見をばっさり。
悲嘆的なコメントを連発して話題になった。
「政治家石原慎太郎は自分の興味のあるところとないところを選別していた。
ある種それが限界だったかもしれない。」
良純さんから見た父石原慎太郎がにじみ出ているコメントだ。
コメンテーターとして対応しなければならず
矢面に立たされているのはむしろ息子の良純さん。
身内をかばい続けるわけにもいかない。
批判しつつも
息子の目線から見た親父の限界をきちんと語っておられる。
よくキレずに対応されているものだ。
「親父も年だからよう」とあの口調でボヤく姿が目に浮かぶ。
石原慎太郎氏は小池都知事を批判したくてあの会見に出てきたのでしょうから。
どうにもむかっ腹が立っているんでしょうから。
どうしてくれるんだあそこまで
というのが大前提としてあるんでしょうから。
「東京タラレバ娘」
独身アラサー女子が幸せを求めて悪戦苦闘する姿を描いている。
女子会というのが
女子であろうとなかろうと男性が入らない会合になっているので
それが楽しそうでうらやましい。
「なんとか女子」というのは
すごく広い意味になっているのだが
やっぱり痛いと思われているんですね。
社会人としてのビヘイビアで突っ込まれてもしょうがない。
痛いと言われるのはつらい。
男性が引いているアラサー女子の痛々しい姿があるとすれば
痛いポイントで言えば
酔いつぶれている姿。
年齢と合わないファッションやメイクをしている。
自分のことを名前で呼んでいる。
「あたし」とか「うちら」とかやめて「私」と言いましょう。
人生で80年ぐらい相撲を見る時間があると思うが
その中で一番見どころが多い場所となりそうだ。
まずはなんといっても新横綱 稀勢の里。
それを迎え撃つ白鵬は久しぶりに主役を狙っている。
休場した2人の横綱 鶴竜と日馬富士は進退がかかっている。
大関 照ノ富士はカド番です。
大関復帰を目指す琴奨菊の10番は成るのか。
宇良が新入幕。
今場所は次から次に楽しみな取り組みがくる。
ふたを開けてみれば白鵬の独走とかいやですよ。
白鵬がこれだけ優勝から遠ざかっていて
面白かろうはずがない。
東の築地
西の森友
安倍総理が気色ばむほどネタになる。
照恵夫人のことに触れられると総理はブチ切れる。
だけど
総理の心配をよそに照恵夫人は自由人だ。
森友学園の籠池理事長をめぐって
安倍総理ご夫妻や大阪府知事
蓮舫さんも巻き込んで
みんな頑張っちゃってる。
鴻池さんもいろんなところに顔を出すイメージがある。
この方も口が軽い分
いいキャラクターなんです。
前代未聞の出来事が海の向こうのアメリカで
それもアカデミー賞で起こるんだから
わからないもんですね。
ぬか喜びっていうのは酷ですね。
司会者の立場でこういうことがあると
いてもたってもいられなくなって逃げだしたくなるもの。
ぬか喜びする側も大変です。
日本だったら
責任問題になりそうだが
本命視されていた「LA LA LAND」の関係者たちの対応もお見事でした。
キム・ジョンナム氏は見た目に騙されているが
じつは正統派のプリンスなのである。
新宿2丁目では
「地上に降りた僕らの天使」
と呼ばれていて大人気だとか。
2丁目にはそっくりな人が少なくとも5人ぐらいいるとも聞く。
弟から仕掛けられた刺客にクアラルンプールの空港で殺された。
アサシンの謎はまだまだ深いが
1人の人間が殺害されたという恐ろしいニュースではあるのだが
あまりにも北朝鮮という国が持っている浮世離れ感が相まって
プリンスというストーリーで見たときに
なんとも言えない感慨がある。
息子さんが狙われているという話もあるし
この物語はまだ続く。
恐ろしい国です。