さんぽっぽさんぽっぽ
夜遅く夜歩く
なんとかぼんやりだ。胸の奥がずっとしびれたみたいになっていて。
だからひとりになりたかった。
すれちがってしまっても、あいさつもしなかったから
どんどん離れていってしまうのがわかるので、怖いね。
ただ、だからといって、なにもできることがないのがつらいし、なさけない。
だから、だったら、そうだから、とかはもう意味ない。
どんな立場だ。
公園を歩いて、いちばん奥のベンチまでくる。ちょっと涙をながしてしまう。
すれ違った人たちはみんな、へんな人だと思ったろう。
夜の山をみている。しみている。また同じように、ここにいる。
夜遅く夜歩く
なんとかぼんやりだ。胸の奥がずっとしびれたみたいになっていて。
だからひとりになりたかった。
すれちがってしまっても、あいさつもしなかったから
どんどん離れていってしまうのがわかるので、怖いね。
ただ、だからといって、なにもできることがないのがつらいし、なさけない。
だから、だったら、そうだから、とかはもう意味ない。
どんな立場だ。
公園を歩いて、いちばん奥のベンチまでくる。ちょっと涙をながしてしまう。
すれ違った人たちはみんな、へんな人だと思ったろう。
夜の山をみている。しみている。また同じように、ここにいる。