東京では春一番が吹きました。ここ数日、温かい日が続いています。花粉症の私は、一月下旬からなんとなく「おや?」という気配を感じていましたが、いよいよ本格的に症状が出てきました。今年はいつもの目薬のほか、鼻に塗ると花粉の侵入を防ぐというクリームを買ってみました。果たして効果があるのかないのか。。。期待と不安が交錯しています。(^^;
花粉症によさそうな精油をご紹介しましょう。以前にも少し書いたことがありますが、カモミールジャーマン(Matricaria recutica)にはアレルギー反応を抑える作用があるとされています。また利胆作用があることから、体内にたまった毒素を排出するため、むくみや肝臓の不調にも使われます。
カマズレンという特徴成分に由来する深いインクブルーの色が印象的で、すこし粘性の強い精油です。香りはかなり強烈なので、用途に応じて他の精油とブレンドして使うといいでしょう。鎮痛、鎮痙作用があるので、月経痛の緩和にも効果的です。神経系の鎮静作用があり、不眠、イライラや神経過敏な状態を穏やかに鎮めてくれます。
この精油の最もよく知られている効果は抗アレルギー作用のほか、皮膚の炎症を鎮める抗炎症作用でしょう。湿疹、吹き出物など、さまざまな諸症状に使われています。入浴の際にバスオイルやバスソルトに入れたり、ローションに配合するのもいいですね。
カモミールには、もうひとつ、カモミールローマン(Chamaemelum nobile)という種類もあります。Cジャーマンの方は一年草ですが、こちらは多年草で、リンゴのような甘い香りが特徴的です。神経系のトラブルに有効で、気力の減退や閉経期の不安感に用いると、適度なバランスを取ってくれます。刺激がほとんどないので、子供や虚弱体質の人などにもいいでしょう。
肝臓のうっ血や代謝の遅れから来るアレルギーや、体が外界からやってくる攻撃物に対して耐性がなくなっているために起こるもの、あるいは慢性のアレルギーなどを考えると、カモミールのほかにシネオール系のロースマリー、ラベンサラ、レモン、ユーカリ、コリアンダー、クローブ、ミルラ、メリッサなどが挙げられます。
辛い季節の幕開けですが、少しでも気分よく過ごしたいですよね。アロマが少しでもその手助けになれば、と思います。
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