自分自身に帰れ

常々、私はこのブログやセッションで
自分自身と対話すること、そして
自分自身の深奥からやって来る導きや力に
繋がることをお伝えしてきています。

人生に様々やって来る大波小波で
翻弄されても、ここに意識をじっと持って、
内から溢れてくる力や導きに
心を澄ませていると、不思議と
揺らがなくなるんですね。

これまでセッションをさせていただいた
方たちを見ていても、ここにしっかりと
繋がれた状態になると、

まず心の面でも肉体面でも、
格段に安定感が増します。

そして、現実面でも特にバタバタ
働きかけたり動かなくても、
好転している方が多いです。

この自分の中心につながるには、
ここに意識が触れていないといけませんが、
以前から書いてきているように、
これは本人しか捉えることができません。

つまり、自分に成りすました
何か別のものがいくら自分の中心を
捉えようとしても、それはできないのです。

全然違うところを意識が彷徨ったり、
不自然にマインドで中心を作り出して
そこに意識を集中させる方もいますが、

その気配が取れた時点で、
それをしている意識はその人本人
ではない、と判定できます。

これはもう、理屈じゃないんですね。
自分の意識であれば、誰でも
必ず捉えられるものなのです。

ここから溢れてくる力は、
自身の人生を生きるための真の力であり、
誰にも奪うことのできない力です。

ただ、自分がこれを放棄する以外は。

自覚なく放棄している人もありますが、
力や導きを放棄しているつもりはなくても、
自分自身を拒絶したら、必然的に
放棄してしまったことになります。

だからこそ、繰り返し言いますが、
自分を見捨てては絶対にいけないのです。

外側のどんな力やツール、テクニックを
得るよりもまず、この力と導きに
繋がるべきだと私は思っています。

そこから、自分が学ぶべきもの、
得るべきものへの最高最善の導きが示され、
人生が拓いていくからです。

それなくしてツールやテクニックを
集めたところで、一体何をどう使おうと
いうのでしょう？

ここに繋がれなくなっている原因は、
一番は自分を拒絶していることですが、
その他に、何かしらの干渉作用が
働いていることもあります。

この場合は、意識が彷徨っていたり
作為的な別の中心を作っている感じではなく、

方向は合っているけれど、
何か間に挟まっているものがあって
触れられていないといった感触になります。

人によってそうなっている原因は
様々ですが、例えば、何者かとの契約が
絡んでいたり、かつて自分自身で決めた
選択が影響していることもあります。

以前ブログにも書いたことがあるお話で、
神様に自身のある要素を感じないようにして下さい
とお願いした方がいました。

神様はその願いを聞き届けてくださり、
それを封じてくれていた、
という例があったのですが、
そういうことです。

あるいは、魔物に自分のある要素を
売ってしまったというケースも同じです。

そういう意識的な行為がエネルギー的に
在り方に影響を及ぼしていることって
結構よくありますね。

形がないから見えないけれど、
実際に物理的にエネルギーが遮断されたり
するので、侮れないものだなぁと
日々セッションをしていて思います。

まぁ、そんなこんなで、
ここに繋がれない理由を一つ一つ
クリアして行って、しっかり
意識を深く落としていくと、

軸は勝手にできるし
心の平安やタフネス、
内から湧き上がる力強さや安定感なども
同時に実現されて行きます。

だから、人生を見失いそうになったときに
まず求めるべきは、藁をもつかむような
勢いでする神頼みではなく、

肚を括って、この自分の深奥に
深く心を澄まし、絶対に自分自身から
離れないことです。

多くの人ができないのがこれですね。

真っ先に自分を見捨てて
何か頼れそうなものにすがるでしょ？笑

そういうときに、よからぬものに
足元をすくわれて行くんですよ。

カモ葱どころか、出汁までつけて
ウロウロしているようなものですから
気をつけましょうね。（＾＾）

吹けば飛ぶようなグラウンディングで、
どうして人生の危機を乗り切れますか。

神頼みをするのがいけないとは言いません。

けれど、神様は自分から逃げずに
己の最善を尽くす人に
より深く感応するのだと私は思います。

これまでの自分の在り方を棚に上げて
何でも良いから助けてくれ！
って言うのは、気づきも成長も
ないですからね。

その点、本当に善き存在は
ある意味非情でもあります。

その人の成長のためにならぬと思えば、
容赦なく突き放しますからね。

あなたも、あれだけ願ったのに
どうして叶えてくれなかったのか
と神を恨んだ経験があるかもしれません。

神はいくら憎まれようと、
その点は頓着ないです。

その神の真意を受け取って、
我が身を顧みることができる器かどうか
試されているのでしょう。

一方で、人のどす黒い欲望、あるいは
グダグダの欲望（どんなだ（＾＾：）を
引っかけていく存在もいるので、
よくよくご注意くださいませ。

なんだか随分話がそれちゃいましたが、
要は、自分自身に帰れってことです。

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