しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

自分が幸せになる許可を出すために

2017年08月24日 07時00分00秒 | 日記

自分が幸せになっていくことを願いながらも、
そうなることを自分に許可できないという方が
多くいらっしゃいます。

私自身も以前はそうだったのですが、最近は
随分、幸せになることを自分に許せるように
なってきたように感じています。

誰しも、幸せになりたくて必死であらゆる努力を
してきていると思うのですが、それが叶わずに
拗ねたりあきらめの境地になっていることも
よくあります。

けれど、拗ねたまま、諦めたままではどうやっても
望む幸せにはたどり着けません。

あれほど努力してもできなかったのに、これ以上
どうしろというのか?と思うかもしれません。

けれど、「あれほどの努力」の中でもやってこなかった
「別の努力」が必要なのだろうと思います。

そのときも、今もまだ避けている、逃げ続けている
ことは何でしょうか?

そこに、次のステージに進むカギがあります。

たとえば、燃え尽き症候群のようにもう何もかも無駄だと
思えてどうにも動けないとき、その虚しさや絶望、
口惜しさや怒りを受け止め、表現することが
必要なのかもしれません。

あるいは、胸が張り裂けるような悲しみや喪失感、
孤独や裏切りのショックなどを受け止めることが
必要なのかもしれません。

また、誰かを傷つけた罪悪感や、嫉妬される恐怖、
栄光の絶頂から絶望の淵に突き落とされる衝撃など。

自身の魂に刻み込まれ、凍り付いたまま固まっている
あらゆる感情のエネルギーは、いつかは解き放たれて
いかねばなりません。

それに自分で向き合うと決意して、自分で
生々しい痛みに触れ、解き放つプロセスを通過して
行くのです。

けれど、誰かに言われたから、そうしないといけないらしい
から「仕方なくやる」では、このプロセスを通過していく
ことはできません。

この過程を進む人は、何のために、誰のためにこれをするのか、
どうしてそれが必要だと思うのか、本当にこの道を進むのか?
と、繰り返し繰り返し問われます。

生々しい痛みの中で、前を見据えて「それでも
私にはこの道を行くしかないのだ」と答えられねば、
実際のところ、とても通過できないのです。

このように言うと、とても不可能なように思えるかも
しれませんが、本当に深いところからその必然性を感じ、
進んでいこうと思えたなら、必ずここを通過する力を
授かります。

何度くじけそうになっても、泣き崩れ、もう歩けないと
弱音を吐いても、どこからか励ましと導きの手が
差し出されて、進めるようになっているのです。

その中で、その人はこの歩みが自分だけのものではない
のだということを確信するようになります。

選択や決断は、たった一人になってしなければならないし
誰のせいにもできないけれど、自分自身と天に向かって
為された決意は、多くの存在の守護とともにあります。

もしあなたが決断したにもかかわらず、これら自分を
超えた様々な存在の守護を感じられないのだとしたら、

あまりにも独り善がりになって自分の殻に閉じこもり、
差し出されている手を自ら振り払ってしまっている
のかもしれません。

謙虚になって聞く耳を持ったり、プライドにしがみついて
何もかも一人でやろうと抱え込むのではなく、自分の弱さを
さらけ出して助けを求めることがブレイクスルーの
きっかけになることもあります。

また、人生に拗ねている人は、自ら投げ捨ててきたもの、
逃げ出してきたものに向き直って、もう一度受け取る
苦しさを通過しなければならなかったりします。

恨みや怒り、憎しみや不信感、お前が私を裏切ったのだ、
酷いことをしたのだ、という被害者意識を脱ぎ去っていくとき、
吐き気がするような拒絶反応が出ることもあるでしょう。

誰かや何かを加害者にして自分が被害者でいることは、
ある種の居心地の良さと、向き合わなければならないものから
逃げる「正当な理由」を得ることにもなるので、
苦しいけれどメリットも大きいものです。

けれど、いつまでもこの歪んだ免罪符を使い続けられるほど、
私たちの魂は寛容ではありません。

いずれ、その歪み自体に耐えられなくなって、手放していく
時がやって来るでしょう。

私自身、母や神、師であるレナードに対する怒りや憎しみに
向き合ってきて、彼らに向き直るには吐き気のするような
胸の悪さと、敗北を受け入れるような屈辱感を味わったり
してきました。

まだ残っているものもあるとはいえ、それで大分まともに
なってきたとは思います。

愛に対する間違った認識や、とても大切にしたいはずのものに
斜に構えて貶めるような癖は、もう自分でも嫌だったのです。

意地を張って強情になっていても、メリットはありません。
だから、自分の中の怒りや憎しみに向き合いながら、
祈り続けたのです。

私はこの誤ったプログラムを正常に戻したいのだと。

この祈りは、はっきりと聞き届けられたという体験があって、
何か自分ではないところからの力によって、私の中の
恨みがす~っと癒えていったことがありました。

だから私は、感情解放のワークをされる方に、
しばしば言うわけではありませんが、祈りとともに
自身の深奥に向き合うように、とお伝えするのです。

祈りは、自分の源との神聖な対話であり、この世界への
信頼を深め、孤独を癒す最も効果的な方法だと思います。

私たちは誰しも、生まれながらにして自身の源につながる
権利と能力を授かっています。

自分が何故ここに居るのか、自分は何者なのかを思い出す
ためにも、自身の深奥との対話をされてみることを
おすすめします。



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