しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

ローズマリー3種

2010年02月12日 10時29分36秒 | 日記
マニアック路線に入りつつある近頃、しばらくこれでしのごうかしら?(笑)最初はアロマテラピー検定を目指すつもりで始めた勉強ですが、なんだか面白くなくて、さらに専門的に深く入って行った方が断然面白い!ということに味をしめてしまいました。

実際、精油を購入する時、同じラベンダーやローズマリーにいくつもの種類があって、最初は「何が違うの?」と思いつつなんとなく選んでいました。けれど今では成分分析表や産地、学名などをみて、望んだ効果を持つ精油を選べるようになりました。

さて、今日はローズマリーについて書いてみようと思います。ローズマリーには、学名は同じでも生理機能特性成分の含有量の違う複数の種類があります。特徴成分は1,8-シネオール、カンファー、ベルベノンで、産地によってこれらの含有量が大きく異なります。

1,8-シネオールを45%~50%含む種類はチュニジアとモロッコが主な産地です。呼吸器系全般への抗感染作用、炎症を鎮める作用、去痰作用、うっ血、うっ滞を除去する作用に優れています。皮膚への刺激も少なく、神経毒性もないため、マッサージや芳香浴にも適しています。特に芳香浴では脳を活性化したり、精神をリフレッシュする効果もあります。

ケトン類のカンファーを多く含む種類は南仏プロバンスが主な産地です。カンファーは多量に香りをかぐと神経を興奮させ、頭痛や吐き気などを引き起こすことがありますので、この種類は芳香浴にはあまり向かないかもしれません。

同じくケトン類のベルベノンを多く含む種類はフランス領のコルシカ島が主な産地として知られています。ケトン類は、鎮静、抗炎症、抗真菌、免疫能亢進、脂肪分解作用などがあり、利用価値が高い半面、神経毒性を持つので、使用量と使用期間に注意が必要です。

以上から、最も使いやすいのはシネオールタイプといえるでしょう。シネオールタイプとベルベノンタイプに共通する作用として、胆汁の分泌と排出をうながし肝機能を調整する作用があります。お酒の好きな方など、この精油が一つあるとマッサージや芳香浴と、様々な場面で活躍するでしょう。


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日時    2月24日(水)18:30~20:30
場所    東京都文京区  白山サロン
       http://www.healing-gate.com/map/index.html
会費    5000円(トリートメントオイル込み)当日お支払い
申し込み 「ハンドマッサージ講座申し込み」と明記し、
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       うえ、以下フォームよりお申し込み下さい。          
    http://www.healing-gate.com/otoiawase/form-top.html

少人数制のアットホームな雰囲気の中、しっかりと技術を習得
できます。お気軽にお越しください。

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