しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

ティートリーの精油

2010年02月13日 12時42分00秒 | 日記
最も活用範囲が広く人気の高い精油の一つに、ティートリーがあります。タイムやユーカリなどとともに、その強力な殺菌作用で知られています。

様々な種類がありますが、最も適用範囲が広いのは学名Melaleuca alternifoliaで、オーストラリアに自生する植物です。よく知られている話ですが、第2次大戦中、衛生兵だったスザンネ・フィッシャー・リチィが戦傷を消毒し、治療するために使った精油とされ、抗生物質のなかった時代、ヨーロッパでは兵士に携行が義務付けられていました。その後、抗生物質の登場とともに廃れましたが、近年になり耐性菌が現れるようになり、再び脚光を浴びています。

ティートリーは和訳すれば「お茶の木」ですが、日本でいうツバキ科のお茶の木とは異なり、フトモモ科です。特徴成分は、4-テルピネオール、1,8-シネオール、スパチュレールなど。抗感染、抗真菌、抗寄生虫、抗ウイルス、抗菌で、免疫反応を刺激し、感染症の兆候があらわれたときに著しい効果を発揮します。

風邪やインフルエンザ、水虫、ニキビ、カンジダ、ヘルペスなど、さらに医師の間では、歯周病治療やぜんそく、アレルギー症にも幅広く用いられ効果を上げた研究などがあるようです。一般の方は治療という名目では精油は使えませんし、医師による処方で精油が飲用されるフランスなどと違って、日本では精油は飲用不可です。

けれどそんな話を頭の隅において、風邪を引きそうなときや花粉が飛ぶ季節の前などにマッサージオイルにブレンドしてみるというは大いにアリでしょう。

インフルエンザの流行る季節に同じ抗ウイルス作用のある精油、例えばタイム、ラベンサラ、ユーカリなどをブレンドして使うと、スペクトルの幅が広がり、さらに効果を高めることができます。

これからシーズン到来の花粉症には、ティートリーに抗炎症作用や抗アレルギー作用のあるカモミール・ジャーマンを使ってみるのもいいでしょう。

****ハンドマッサージ講座のお知らせ****
日時    2月24日(水)18:30~20:30
場所    東京都文京区  白山サロン
       http://www.healing-gate.com/map/index.html
会費    5000円(トリートメントオイル込み)当日お支払い
申し込み 「ハンドマッサージ講座申し込み」と明記し、
       お名前、メールアドレス、お電話番号をお書き添えの
       うえ、以下フォームよりお申し込み下さい。          
    http://www.healing-gate.com/otoiawase/form-top.html

少人数制のアットホームな雰囲気の中、しっかりと技術を習得
できます。お気軽にお越しください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ローズマリー3種 | トップ | 魂の由来 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿