自らかけた封印に対峙する

第666弾の無料遠隔ヒーリング、
思ったよりも皆さんチャレンジャーで、
ご参加くださった方たちも
いつもより多めでした。

申し込まれた方も、そうでない方も、
セルフワーク集中取り組み期間なので、
今日も奥深くに沈められたものの封印
について、思うところ、書いてみます。

固く閉ざされた封印を解いていくには、
まず、それに対峙する自分自身が
どこまで準備ができているだろうか、
というのが問われますね。

頭だけで、解放したいです！
と言いつつ、まるで受け止める準備が
できていないというケースも
よく見かけます。

そこまで固く封印したものに対峙して、
のほほんとしていられるのは、
本当には対峙していない
ということなんだろうと思います。

何もわかっていないから、
スタート地点にも立てていない。
だから恐くもないし、何ら実感もなく
簡単に考えられるんですね。

本当にそこまで準備ができているのなら、
既にそれは開いて動いているはずだし、
そもそも封印なんてする必要が
ないはずなのです。

なぜそこまでして
封印する必要があったのか。
どんな思い、どんな気持ちで閉ざしたのか。
そうせざるを得なかった事情が
そこには必ずあるはずなのです。

それを自らの深奥に問うんですね。

今の自分は、そうした諸々の思い、
気持ち、事情を丸ごと引き受けて

対峙するだけの体勢ができているでしょうか。

どこか腰が引けていたり、
ぼんやりしていたり、あるいは
自分がそもそもどんな体勢で臨んでいるのか
何に相対しているのかわからない、
というのでは、準備はできていませんね。

なぜ自身の封印に対峙しようと思ったのか。

そう思うのなら、少なくともその封印の
奥にあるものの何かしらの影響、気配を
認識しているはずです。

今は閉ざし、隠しているから
その影響をダイレクトには受けていない
けれど、では封印が完全に解けてしまったら
今のこの自分はどうなってしまうでしょう。

そうなったときに、たとえば
気が狂ってしまいそうだとか、
暴走して手が付けられなくなるとか、
胸が引き裂かれるくらいに辛い思いをするとか

何かしら、避けたい状況のイメージが
あるでしょう。だから封印して、
そうならないように止めているのです。

封印を解いたら楽になるとか、
良く答える人があるのですが、
それは頭で考えた予定調和の答えです。

この問いは、そういうきれいごとを
聞くためのものではなく、
隠されたものを明るみに出していくための
問いなので、頭ではなく、奥深いところを
良く感じて答えてみてください。

そして、どんなに醜いもの、
ドロドロしたものが出てきても、
ジャッジメントしないこと。

魔は、そうしたジャッジメントの
後ろめたさ、心の揺らぎを
引っかけていきますからね。

それらに直面するのは
苦しいことかもしれないけれど、
その苦しさを言い訳しないで、
そのままこの心と体で受け止めて
いけば良いだけなのです。

死にそうに辛いとか
気が狂いそうだとか言っても、
そう言っている今のこの自分が
本当に死にそうなのかどうか。

自分の体にしっかりアンカリングして
（錨を下ろして）いれば、
意識が吹っ飛んでいくことはありません。

この体が生きていて、
この場にとどまっている限り、
命の呼吸をし続けること。

これだけできれば、
その体験を昇華させていくことが
できます。

このプロセスがうまく通過できないときは、
どこか体から抜けていたり、うまく
封印したエネルギーに触れられていない等
抑えるべきポイントが外れています。

やることはシンプルなのだけれど、
実際に苦しい中で意識のポジションを
外れないように微調整する
コントロール能力が必要
だったりします。

このワークに必要なのは、
自身の真実に対するコミットメントと、
恐れを越えていく度胸と図太さ、
諦めない忍耐強さです。

これらがあれば、集中力は
後からついてきます。

集中取り組み期間、
みなさまの幸運をお祈りいたします！

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