3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

グリマス

2009-04-27 21:31:21 | 徒然
今日、六時半くらいに、
空を見た人いますか。

今日の空は、世界で一番綺麗だったよ。

地球の歴史の中で今日が一番綺麗だったよ。




最近のメル友は、
文部科学省 教育政策研究所、
研究調査課の人。

なんか凄そうだけど、
何してる人たちかって言うと、
全国学力調査の問題の調査結果を研究してるところ。

最初は文部科学省の人と話さなきゃならないって思い、
無駄に緊張したし、
あんまりいいイメージも無かったし、
あんまり気乗りしなかったんだけどな。

文部科学省って言葉に圧倒されてたんでしょう。


話してみるといい人でした、普通に。
けど話し方にオーラがある。
悪い意味じゃなくてね。

最近頻繁にやり取りをします。

よく考えると、
俺、文部科学省の人と話してるんだ…
って思って少しびびる。



…そんなこんなで
今週は水曜が休みではないか。


ロンドン行きたいな。
初めてロンドン・キングスクロス駅に着いたときの
感動が未だ体から抜けない。


最近は原宿の魅力に取り付かれてしまいました。

原宿には浪人時代によく行きました。

最近は髪を切るときにしか行きません。



本題:喧嘩について

私は喧嘩が嫌いです。

人といがみ合ったりするのが嫌いです。

何故かというと、心が優しすぎるからです。
俺よりも心が優しい人に出会ったことがありません。

人を嫌いになる事もありません。

簡単に人のことを嫌いって言う人には、
少し疑問を抱きます。

本当に嫌いなんでしょうかと。

俺がもし本当に人を嫌いになったら、
その人の存在を間違いなく消します。

殺すって訳じゃないよ。

この世から消えてもらいます。
どんな手段を使ってでも。

嫌いになるというのはそういうもんだと思います。

自分の全てを懸けて、
そいつの全てを否定しなければならないと思います。

同じ職場で息を吸うなんて論外。

ありとあらゆるところで
そいつと同じ空間にいることが耐えがたくなるはずです。

そいつの存在を1ミリも残しておきたくないはずです。

そこまで言ってやっと嫌いって呼ぶに値すると思います。

って考えると、
人がお互いに嫌いで喧嘩が起こった時は恐いと思います。

絶対にどちらかが消えなければならないからです。

お互いにどちらかの存在が消えるまで喧嘩は続くはずです。

本当に嫌いだったら。


人を嫌いになったとしたら、

相手も自分の全存在をかけて、
自分のことを否定してくる事も覚悟しなければいけないと思います。

自分の存在を消される事を覚悟しなくてはならないと思います。

人を嫌いになるってことはそういうものだと思います。


俺は今までの人生で、
運良く一人もそこまで嫌いになるような人はいませんでした。


だからなんて心が優しいんだろうと思います。








止まった時間の中で

2009-04-26 02:55:37 | 徒然
先日、非常にショックなニュースがあった。
とてもショックで午前中は仕事が手につかなかったほど。

草なぎの事件じゃないよ。

草なぎさんが全裸で公園にいるところを想像すると面白いけど。

全裸にはまだちょっと寒いよ、たぶん。

ライブハウスに行けば、
全裸になってる奴とかいっぱいいるし、
新勧期の江古田駅にも全裸のやついっぱいいるし、
銀杏ボーイズとか平気で何千人もの前で全裸になってるじゃん。

ジャニーズって大変だね。

何がショックだったのかというと…


軍艦島だ。

マジでショック。


軍艦島に思いを馳せたのはもう二年前くらいだろうか。

ずっと行きたかった場所だ。
本当に行きたかった場所だ。

どれくらい行きたかったかというと、
軍艦島行きたいっていうコミュニティーに入っているほど。


以下に書く日記は軍艦島についての知識が無いと、
何を言ってるのか全く分からなくなると思うので、
簡単に書いとく。

軍艦島とは通称であり、
正式名称は端島。

長崎県にある、とても小さい島である。

なんで軍艦島と呼ばれるのかというと、
単純に軍艦に見えるからだそう。

ただの島なのだが、
ここには根強いファンが存在する。

ここは廃墟ファンの聖地だ。

この島の凄いところは、
島全部がまるっきり廃墟なんだよ。

建物、
学校も、
民家も、
老朽化した全てがまるっきり残ってるのに、
人が一人もいない。

こんな場所は日本に他に無いと思う。

普通に家には古い家具とか置いてあって、
何十年も前から時間が完全に止まっている。

俺は写真を見たことあるけど、
一発でやられた。
すごいんだ、これが。
ホントに時間が止まってるんだよ。
当時の生活観のままで。

人だけがきれいに消えたみたいに。

しかし、この島に行く人はほとんどいない。

何故かというと、
この島は長崎県の所有のもので、
安全面の都合上、前面立ち入り禁止になっている。

つまりは合法的に軍艦島に入る手段は存在しない。

それでも法を犯してまで上陸する人間が絶えなかったそう。

何年前かまでは規制がそんなに厳しくなくて、
実際、長崎の水上タクシーにちょっとお金を払えば、
しょうがねえな~みないな感じで、
自己責任でお願いしますよ、ってことで
連れて行ってもらえたらしい。

けど、最近どっかのバカが軍艦島で花火だか焚き火だかを
やったらしくて小火騒ぎになった。

そっから規制が本当に厳しくなって
海上に警備がいたほど。

ここ数年は上陸した人は皆無であろう。



そんな中、軍艦島の上陸が解禁になった。

つまりは皆誰でも簡単に軍艦島に入れるようにになってしまった。

ついでに軍艦島を世界遺産にしようとする動きまで起こった。


なぜ俺が軍艦島の入場の解禁がそんなにショックなのかというと、
もう既に軍艦島としての存在価値が失われてしまった気がするから。

上陸が解禁されたということは
絶対に整備され、あるところは補強され、
人の手が大幅に入る。
じゃないと解禁にはならないだろう。

まずそれがショックだった。
人の手をまったく加えないで、
その当時で完全に時間がストップしたその様を見たかった。
あるいはその朽ち果てていく様を見たかった。

廃墟に魅力を感じるのはそこだろ。

それは既に廃墟じゃない。

加えて、
時間が止まった中で、
人が自分以外誰もいないっていうのを味わいたかった。

本当に建物は残ってるのに、
人がまるで消えてしまったように一人もいない。

その様を一度でもいいから見てみたかった。



大昔に軍艦島に住んでいた人々は、
軍艦島が世界遺産になること、
自分たちの故郷が失われずに済んだと喜んでいた。



俺のわがままだが、
俺はずっと廃墟でいて欲しかった。

彼らには非常に失礼だが、
人が消えて当時で時間が止まったその光景を、

そしてやがては朽ち果てていこうとするその光景を
一度でいいから見てみたかったです。

俺以外誰もいないという状況で。





実際、驚いた

2009-04-22 23:27:31 | 徒然
最近の日記はなめきった内容ばかりで、
自分で読み返して実際、驚いた。

だから、今日の日記は少し真面目なものにしようかと思う。

母国語を持ち、
その上で他の言語を学ぶ学習者は必ず、
母国語と第二言語とのギャップに混乱させられる。

第三言語異常になると、
その言語に関するカルチャーショックは軽くなるが、
最もカルチャーショックが大きいのは第二言語を学ぶ時だろう。

俺は日本語が好きです。
何故かというと純粋に日本に生れて、
日本語を母国語として、
日本語の言語直感を持って、
それを20年以上に渡り使い続けてきたからだと思う。

で、俺の第二言語はなんなんだろうと考えた時に、
やっぱり英語なんだろうな。

別に英語を馬鹿にするわけではないけど、
どうしてもこれは無いだろうとか、
更には、
向こうの文化、歴史、宗教に根ざした表現なんかは
時には理解しかねる時もあるわけだ。


そんな中、
これはどう考えても英語が正しいだろって表現も存在する。

一番俺が、
これは英語が正しいと思うよ、と感じたのは、
これ。


The bad news surprised me.


絶対これでしょ。

普通に考えて“私は驚く”って表現があると思うか。

俺ら人間って驚くのか?

何を言ってるか解る?

俺ら人間に、私は驚く、って状況があるのかって話。

俺らは驚かないと思う。

絶対に、俺らは“驚かされる”んじゃないか。


当たり前だろ。

これは間違いないと思うんですけど。


大学入試では頻出の表現だが、
英語では、
surprise
please
interest
disappoint
shock
entertain…

といったいわゆる「感情を表す他動詞」は
人を主語にはとらない。

必ず、何かが、人を驚かす、という形になる。

逆に人を主語にとったら人は、何かに驚かされたって表現になる。
必ず、受身にしなくてはならない。
ここポイント。


で普通に考えてもらえばわかると思うんだけど、
人の心の中に、ある感情が起こる時には、
絶対に外部的な要因が無くてはならないんだ。
これは絶対だと思う。

何も無くて驚くか。
何も無くって急に驚くやつはちょっと精神的にまいってるんだと思う。

何も無くて急に失望するか。
何も無くって急に失望するやつは、
ちょっと人生に疲れてるんだと思う。


絶対に驚く時は、
何かに驚かされているわけであり、
失望する時は、
何かの要因が人を失望させたわけ。

そもそも驚くって表現があるのが間違い。

だって驚くことって自発的にやることじゃないじゃん。
自発的に驚こうとしてるやつとか意味不明。
てかそもそも自発的に驚く事なんてできるわけ無いじゃん。

簡単に言うと、
驚く、失望するってのは、
自分でよしやろうと思ってできることじゃないんだ。

自発的にやったら、
それは確実に演技である。

じゃあ、
「俺はお前を殴る。」

自発的に殴ったら、演技か。
そんなわけねーだろ。
この段階で決定的に違う。


要するに先の話に戻って、
こういった人の感情に変化を及ぼす表現ってのは、
絶対に何か要因がそうしているのであって、
俺らは常に驚かされる側なのだ。


けど、日本語には堂々と
俺、驚いたよ
という表現が存在する。

君には本当に失望させられたよ…

映画とかでありそうな台詞だが、
この表現に関しては絶対的に正しいと思う。


けど、
俺は世間に失望したよ…

これはおかしい。



なんでなんですか?
日本語に詳しい人、誰か教えてください。
日本語は人を主語に置きたがる性質を持っているからですか?
無生物主語を嫌うからですか?

去年の中3で一人で議論したけど、
結局俺自身が、なぜだか解ってなかったな…

例えば言語を誰かに教えるとなった時は、
常にこの様なことを疑問に思って、
考えなくちゃならないんだろうな。



まあ、そんなことはいいとして、
言葉って個性があって、
誰にでも使えて、
使い方によっては人を泣かすこともできるし、
怒らすこともできるし、
意味や意思を持たせたり、

なんてすげえものなんだと思うよ。



おしま、い。


寝るわ。



美しき編集者

2009-04-14 23:16:36 | 徒然
やっぱり生まれ変わったらオルカになるのは辞めた。
そう言えば俺は黒魔道師になるって言ったばかりではないか。

けど、俺はモンクじゃないのかという意見が寄せられた。
じゃあ、もうめんどくせえから、
両方ひっくるめて、
やっと決めました。


俺、

美しい魔闘家になります。


名前の前に美しいという言葉をつけるのを忘れるな。
なんて言ったって千の顔と千の技を持つ。


百年後、
人々は口々にこううわさする
「もっとも美しく、強く、恐ろしい魔闘家って
きっとこんな顔よ。
いいえ、こうかしら」

それを思うだけで俺は
ゾクゾクワクワクするよ。



……




私は大真面目だ。





最近、生涯学習の理念が変わってきているらしい。

もちろん、以前は、
あらゆる時間にあらゆる場所で自分の好きな事が勉強できる
ってコンセプトが確固として貫かれていた。

しかし、最近どう変化してきたかというと、
個人の要望と社会の要請のバランスをしっかりとろうと
いう体制に代わってきている。

文部科学省の狙いはなんなのか。

これはもちろん、
社会から必要とされている資格や勉強を充実させようと
いう動きという部分もあるが、

外せない側面として、
社会から必要とされていない、
社会からの要請がない資格を無くしていこうという傾向があること。

つまりは現在、○○検定と銘打った資格が
氾濫している。
それを本当に学習と捉えるのか。
もっと社会から必要とされることに目を向けるべきだ。
社会から必要とされてるものを重要視するってことの
裏側には、必要とされていない資格などを整理しようという、
考えが確かに或る。
これは実際に関係者に聞いた話だから間違いない(と思う)。

2008年の中央審議会の中間報告には、
きちんと「個人の要望」と「社会の要請の」バランス
という言葉が出現した。

つまりはこのまま行くと、
ウルトラマン検定なんていうふざけた資格は消える。

おそらくご当地検定などもかなり怪しい。
プロレス検定も間違いなく消える。

好きな事が学べないことのどこが
生涯教育の理念なんだ、と思うかもしれないが、
俺にとっては文部科学省の方針よりも、
あるのは今ここでウルトラマン検定を受けとけば、
もしかしたら将来超レアな資格となるのではないか、
という限りなく愚かな事だけだ。

まあ、そういった資格は国がやってるものじゃないし、
文部科学大臣認定!なんてお墨がついてわけでもないので、
ひっそりと生き残る気もするしね。




さて、ウルトラマン検定の勉強でもするかな。







私は大真面目だ。


イルカとオルカと成城学園と空手道の話

2009-04-13 21:22:28 | 徒然
あ~~~~~~~
ふれあいラグーンでふれあいたい。
今度生まれ変わったら俺はイルかになる。
今決めた。
今まではエイだったけどな。
明日位には鳥になりたいとか言い出すんだろうけどな。

皆さんはオルカをご存知か。

変換ミスではない。
オルカ。

オルカは居るか。
なんつって。

マジでうざいって。
土に還れよ。

例の俺が担当してる単行本の校正で、
イルカの話が出てくる中で、
急にオルカってのが出てきて、
俺は変換ミスだと思い、
余裕で赤入れしてしまった。

因みにオルカとはシャチの事だ。
シャチの学名がオルカなんたらかんたらって言うらしく、
れっきとしてオルカは通用するみたいだ。
この段階で生まれ変わったらオルカになる事が決まった。



そう言えばテスト受けに、
成城学園前っていう駅に言ってきたんだった。

小田急線。
俺は何だか知らないが小田急線がすきだ。
田園都市線も好きだ。

両者に共通してるのは、
いつの間にか東京から神奈川になっているところだろうか。

とんでもないところだよ、あそこは。
どれほどスタイリッシュなんですか、もう。
やりすぎだし。
だれかスタイリッシュ止めて。
ついでにロマンチックも止めて。

駅の屋上には庭園がある。
屋上庭園って、なんだか近未来的な雰囲気しませんか。

だって、地上から何100メートルも上に、
木が生えてるんだ。

それだけじゃない。
虫がいた。

つまりはそこには生態系が存在している。
地上500メートルの生態系って凄い事だと思うけどね。

ミミズとかもいるかもね。
ふとミミズのことを頭の中に思い浮かべてみたんだけど、
なんであいつらは頻繁に、
アスファルトの上で干からびているのだろう。

あとよくカマキリって道路でつぶれてるよな。
俺が今まで生きてきた中では、
結構確立高いんですよ。

あーこんなこと書きたかったわけじゃないんだ。
成城学園前の事を書きたかったんだ。

屋上から見る景色は天気が良いと最高だ。
北を向けば東京が。
南を向けば神奈川の町が一望できる。

因みに科学技術学園高等学校もあります。
略して科技高。

ってこのネタ空手部の奴らしかわかんねーよな。

世田谷学園、鬼強かったな。

ってか俺の日記なんて空手部の奴らは見ていないと思う。

空手部に入ってよかったと思うことの一つは、
もう二度と一生使わない言葉をたくさん覚えられた事だろうか。

そんな儚い、刹那の時間を生きる言葉たちを、
いくつかここでご紹介する。

一体何やってんだ、俺は。

メンホー

久しぶりに思い出したよ、メンホーって言葉を。

高体連の空手の試合はフルコンタクトではないので、
そのときにかぶるもの。
言ってみれば野球のキャッチャーが被ってるやつの、
前が透明でメッチャ軽いものといったところか。

因みにメンホーを被っていようが、
当たりが強い時には意識が飛ぶし、
歯も折れます。
俺は差し歯です。

もう一生被らないだろう。



拳サポ

これはボクシングのグローブを思い浮かべてくれればよい。
拳につけるサポーター。
略して拳サポ。“ケンサポ”と呼ぶ。
グローブほどぶ厚くないので、
みぞおちとかに入ると、
2分間くらい地べた這いずり回る事になります。


胴プロ

これは想像がつくか。
胴のプロテクター、略して胴プロ。

これは非常に薄くて、付けてて意味あんのかよと思うが、
つけると随分違う。
てかそもそも付けないで前蹴りが入ったら、
いくら腹筋を鍛えようとも内臓にくる。


最後に極めつけ


チンカップ


正式名称はもろちん、じゃなくてもちろん
ファールカップ。

K1ファイターも男なら絶対付けてる。
一年男子(一男)は大会の前日に、先輩の荷物を持っていかなければならなかった。
練習後、究極のじゃんけんが行われる。


メンホーは先輩の一人一個と自分の計二個もって行く。
救急箱もって行くやつ、
胴プロもってくやつ、
胴着とか帯もって行くやつ、
そして、チンカップもってくやつ。

あ~懐かしい。


教育実習のときに、
部活の顧問をやった。
ホント何年か振りに道場に入った。

メンホーが並べてあるのを見て少し可笑しくなった。

因みに俺は、
三年最後の夏合宿の引退時に、
部内対抗試合をやるんだけど、

俺は優勝したから、
空手道部の道場には、
第31代部内対抗試合優勝者で、
俺の名前の札が掛かっている。

教育実習のとき、それを見た時ほどうれしく思ったことは無かった。

あと、関東大会出場時の写真のパネルは
結構一生ものの宝だったりします。

顧問の先生元気かな…



超深夜超特急

2009-04-05 21:33:17 | 


海外旅行シーズンが一段落したところで、
俺が独断と偏見で、
海外に持って行くと便利グッツを書いておく。
(主に友達がいなくて一人で行動する人向け)

ゴールデンウィークにロンドンに行きます!
なんて人は参考にすればいいと思う。

①ゴミ袋

コイツはマジで便利。
まずリュック背負ってて、
雨が降ってきてもコイツでくるんじゃえば
濡れる心配はない。
雨具代わりになるし、何より鞄に入れておいても軽い。

更に便利な機能は、
荷物を一つにまとめられる事。

例えば、ロンドンのヒースロー空港は、
機内に持ち込める手荷物が一つまでと決められている。

極力手荷物を減らそうとしても、
既にスーツケースは20キロ以上。
さてどうするか。

手荷物が三つだろうが、四つだろうが、
ゴミ袋にくるんで、
はい、一つです、っていう嘘みたいなことができる。
俺は何とかそれで通過した。

確かに一つは一つだしな。
ただし手荷物の重量制限はある。


②南京錠

貧乏放浪旅行に行くなら欠かせないのが、
ユースホステルだろう。
なんてったって安い。
複数の知らない人たちと夜を語り明かすのも、
旅の醍醐味ってことだし。
そのときに注意して欲しいのが鍵がついてないところがある。

だったら自分で付けないと防犯上、恐い。

普段は貴重品入れたところのジッパーに付けておけば、
普段の散策の時でも防犯効果がある。


③首から掛けるタイプの多機能の財布

これは見た目が非常にかっこ悪いんだけど、
俺は余りに便利で使いまくった。

因みに俺はBALENOというブランドの
ものを使っている。

三つ折りで、
表面にチャックつきのポケットが二つ。
(硬貨や、地下鉄などのチケットなどを入れる)

中にはこれまたチャックつきの大きなポケットがたくさんある。
(パスポートと紙幣、日本円を入れる)

…みたいな感じで非常に便利。
なんで首から掛けるかって言うと、
ジャケットの中にしまえるから。
流石にジャケットの中に入れておけばすられる心配はない。

ただし、この財布をなくしたら死を意味する。

常に貴重品の事を考えながら旅をしたくはない。
その結果、俺はジャケットの中にしまえる、
首から掛けるタイプが一番いいと判断した。


④三脚

俺のフォトアルバムを見たことあるやつは、
お分かりの通り、
俺はどうしても景色に自分が写りたくなっちゃうんだ。

自分がそこにいることを証明したくなるし、
何より、景色だけだったら、
そこら辺でポストカードでも買えばいいじゃん。

ってことで俺にとっては必須。
こそこそとカメラをセットしてるところは究極的に恥ずかしいが、
もう一生あわないような奴らに見られようが大丈夫だ。
そもそも人がいるところでは頼んで撮ってもらっているし。

それよりももう一生ここには来ないだろうなって思えば、
何でもできる。

因みに、
三脚を知らない人にとっては凶器に見えるらしく、
俺はケンブリッジのキングスカレッジで注意された。
これしまわないと、部屋に連れてくぞ、みたいなこと言われた。

⑤マスク

これは飛行機対策。

飛行機の中は砂漠よりも乾燥しているので、
マスク無しでうっかり寝てしまうと、
起きた時、口の中が地獄みたいになる。


⑥チョコレート

放浪する時には、飯にありつけず、
食いっぱぐれることもしょっちゅうだろう。

そんな時はコイツを食べて飢えを凌いだ。
俺はウィーンの街で
色んなトコ周りまくって、
昼飯を食わなかった。
ハラが減ってどうしようもなかったが、
ホテルで貰ったモーツアルトチョコレートでなんとか凌いだ。
こんな時は高カロリーの勝ちだ。


⑦電卓

これは海外に行って浮かれきった自分の頭を、
冷静にさせるもの。

色んなものが買いたくなっちゃうけど、
ちょっと待った。
本当にその値段でいいのか?

しかも唯でさえ、
ユーロとか、ポンドとかでごまかされてるし。

その時に、
一円単位まで計算してみると
あ~、これは欲しいけどこの値段だとちょっと高いな
ってのがよく分かる。

俺がイギリスに行った時の反省点だったから。
なんと、帰りのヒースローでの所持金、
3ペンス…

日本円で3円くらいか。

よくもまあこんなに綺麗に使ったよ、とも思ったが。

ただし俺はやりすぎて、
ヨーロッパに8万円ユーロ換金して行ったが、
最終日の午前の段階で6万5000残っていた。


⑧醤油&味噌汁

味噌汁はインスタントじゃなきゃダメ。

これは1ヶ月以上行く人向け。

もちろん海外でも飯は旨いもんたくさんあるんだけど、
絶対に日本食が食いたくなるから。
これは絶対。間違いなく。

そんな時に飲むインスタントの味噌汁ほど旨いもんは無い。
その旨さは、
一日中砂漠を放浪した後に飲む一杯の水。

朝イチからラストまでびっちりの夏季講習を
四日間終わらせたあとの魚民のビア。

そんくらい旨い。

イギリスとか飯がまずいって有名だが、
(俺は全然美味しく頂いたが)
それでも中にはこの味付けはおかしいだろってのも或る。

醤油だ。

醤油はうまい。

とりあえず、醤油味にしておけば、
何でも旨いから(俺は)大丈夫。

けど、不味くても俺は海外の現地の料理は
そのまま食ったほうがいいと思うけどね。
俺は持ってかなかった、醤油は。
味噌汁は持ってけ。




そんな感じ。

時をかける少年

2009-04-03 00:09:26 | 徒然
もう四月か。
新年度ってやつか。

今はとても忙しくて忙しくて、
ゆっくりしてる時間なんてありません。
とにかく仕事が忙しい。

よく考えてみれば一日の中で、
16時間は予定が決まっているので、
夜の一時に寝たとしても、
自分で使える時間は3時間しかないわけだ。

3時間って多いのか少ないのか、
そんなことは人それぞれなんでしょうけど、
一日に自由に使える時間は3時間って、
少ないんじゃないでしょうか。

俺に今、人生に残された時間は多くとも438000時間。

で、人間は一生の3分の1は寝てるらしいので、
263000時間程度。

土日を考えないでみると、
俺に人生で残された時間は30000時間位か。

24で割ってみると、
1000を切っている。

単純に年で割ると、二年とちょっとか。

てか俺はたかだか18000日しか生きられないんだし、

2500ヶ月しか生きられない。
あとカレンダーをめくれるのは2500回。

さらにあと日曜日を10000回迎えたらおさらばだ。

サザエさんを見られるのもあと一万回か。
って考えると多いような気もするけど。


時間の流れほど不可逆なものも無いよな。

こんなに徹底的に平等なものはないよな。

誰がどこで何をしてようが、時間は平等に流れていく。

金で買えるくらいのものなだったら、
楽でいいんですけどね。


そうなことを書いている今も、
刻一刻と時間が流れていく。

すでに20分くらいはこの日記に時間を浪費したかな。

時間って考え方によっては非常に怖いものである気がするんだ。
そんなことを考えるなんて、
ただ、ネガティブに考えているだけじゃないかと思うかもしれない。

ただ、何も考えないのはどうかって気がする。
考えてどうこうって話じゃないんだけど。

時間は有限である。

その中で何が出来るかというとそんなことは死ぬ時にわかる。

その時までは、
ちょっと大事に使っていこうと思った、


今日この頃。