3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

連休の報告

2010-05-06 23:05:34 | 徒然
連休報告

28日…仕事が終わった後、焼肉へ。
韓国に行ったばかりなので、やはり本場のものが美味いね、なんて調子に乗りながらマッコリを頼むが品切れとの事。残念でならない。
ちなみにこの日は俺が担当し、めっちゃ苦労して完成を幾度となく夢見てきた書籍が完成した。
この本は俺だけでなく、その道のトップの方々の努力の結晶となっているので、ぜひとも多くに人に読んで貰いたい。本当にいいものを創ったという自信がある。
本当に大変だった。本当に。
長かった苦労も漸く形となった。酒も進む。


29日…上野へ「大哺乳類展」を見に行く。
思ったよりも人は少ない。去年は全く同じ時期、同じ場所に「大恐竜展」を見に行った。
取り合えず剥製の数に圧倒される。
女王は流石といった威厳を放っていた。

そう言えば上野の国立西洋美術館は世界遺産の暫定リストに入っていたような気がする。富士山や長崎の教会が登録を待っている中、西洋美術館はちょっと厳しいだろうな。なんて事を考えながら上野を暫し散歩する。ちょうど日が傾き、上野の公園、近くの池は絶好の写真スポットになっていた。
マックのトイレでデジカメを落とし、壊れるという事件がなければ完璧な一日であった。
レトロなポルノ映画館も全く変わっていない。
桜がかすかに残る緑のアーチもとても綺麗だった。


30日…燃え尽きるように会社へ向かう。
これが終われば連休という一心で仕事に励む。
仕事が終わり、東京ドームのハブにて惰性で飲む。
韓国で知り合った方々と異文化について語る。
時間は10時に。明日は5時半起きなのでと残し、一人で帰る。
結局寝たのは1時過ぎ。


1日…5時半起き。寝不足感甚だしい中、カバンにパンツを詰め込み、
東京駅へと向かう。8時半に到着、合流。
仙台行き自由席の切符を購入し、日本三景松島へと向かう。
車内では当然のごとく爆睡。GW初日にも関わらず、自由席で座れたのは奇跡に近い。
仙台到着と同時に昼飯。牛タンを家畜のごとく貪り食う。当然誰も何も喋らない。
その後、一番ミーハーなやつという基準でガイドブックを購入、仙石線というローカル線で松島海岸駅へと向かう。

仙台から松島海岸駅までの30分の間で全て今回の旅行の行程が決定。
しかし駅についた段階で目的地の二つがすでに変更となった。
この上ない無計画が楽しい。全てノリで行動。

松島に到着。う~んこれが日本三景の松島か。
芭蕉に倣って一句捻りながら散歩。
借り物のカメラ片手に定番の五大堂や、福浦橋を渡り、福浦島を散策。
一通り回る。景色は本当に綺麗だ。天気も最高。

その後、男4人で遊覧船に搭乗。
出航は15時。確かチケットを買ったのが14時58分。
25過ぎた男4人がまさかの船めがけてダッシュ。おじさん達疲れる。

遊覧船の最たる目的は松島の特徴的な島々を遊覧するということなんだろうけど、ウミネコが物凄くて実際それどころではない。
完璧に襲われているレベル。ウミネコの壁に遮られ、島がよく見えない。カオスだ。
けど、松島はそれでも綺麗だった。

遊覧船から降りると日が傾いている。
次に向かったのは一人がなぜか行きたがっていた、「ベルギーオルゲールミュージアム」というオルゴールの博物館。
入り口にはベルギーらしくブリュッセルにある小便小僧のレプリカが。
ヘラヘラと小便小僧の前に群がり、写真を撮る男達。

ベルギーオルゲールミュージアムは結構侮れない場所であった。
最初は半ばネタのような感じだったが、中のオルゴールの演奏は迫力があった。
いわゆるなオルゴールの概念を根本から覆すような巨大で、まるでオーケストラを聞いているような迫力のものや、本当に繊細な音のものまで多種多様。様々なオルゴールを見れ、実際に演奏してくれる。

オルゲール館が終わるとすっかり夕方だ。
コンビニにより夜の酒を購入し、宿へと向かう。

そして宿がすごい。
ビビった。俺らは本当にここに入り込んでいいものなのかと不安で一杯になった。とにかく敷地が広い。
そして豪華。身分不相応にも程がある。
よく見つけたと思う。あの時期であの値段であの宿はすごいよ。ほんとに。

チェックインを済ませ、部屋へと向かう。
一息つく。
不穏な空気が流れる。これはやばい。今日が終わりかける。

夜の松島の橋がライトアップされて綺麗だからそれを見に行こうというノリになる。
辺りはまだ明るかったが、晩飯食ったらいい感じに暗くなる時間だ。
図ったように事は進んだ。全部ノリなのに。
松島といえばカキかアナゴ。議論の結果アナゴかなとの結論に落ち着く。

飯を求め再び海岸付近へ。昼にアナゴが食える店を確認していたのだ。
しかし、なぜか確認した店とは一つ隣の店に入ってしまい、アナゴは食えず。
今日はカキを食ってアナゴは明日食おうと即座に軌道修正。
また誰も一言も発さずに食らいつく。美味い。100円負けてくれた。

食い終わったら辺りは暗くなっている。順調すぎて怖いくらいだ。
ライトアップされている橋を見に行く。

確かにライトアップはされているが、目を見張る程では無かった。

その後完璧どう見ても私有地に侵入したり、
ショートカットできたことに一喜したりしながら散歩がてら宿に戻る。
このショートカットの道は次ぎ来た時に自慢できるぜ!
次回も宿が同じ場所であることを祈るばかりだ。

食欲も満たされ、お次は風呂だ。
るるぶに載っている俺らの宿の風呂の写真が物凄く豪華で、期待が膨らむ。
露天風呂ということで眼鏡着用して入る。
しかし夜の海は闇だ。何一つ見えなかった。
風呂も申し分なかった。気持ちよかった。

風呂から上がり当然喉が渇く。待っているのはビアだ。
こんなに欲望を満たし続けていいのだろうか。

世界不思議発見を見ながら、そしてボリビアのウユニ塩湖に感動しながら酒を飲む。
晃が一人、サラダを買ってドレッシングが付いてねーと騒いでいたが、そんなことどうでもいいくらいに美味い。疲れた体に染みる。
野々村真の5年ぶりのパーフェクトに全員で感動した位から、
一人、また一人と死人が出始める。
時間はまだ10時くらい。健康的すぎやしないか。

ちなみに日の出を見ようという余りにも無謀な企画もあったが、
起きたら既に明るかった事は言うまでも無い。

松島を存分に満喫した一日であった。
しいて不満点を挙げるならば、イトゥーが宿主催の盆踊り大会に参加しなかったことくらいだろうか。

俺も布団に入ってからは覚えていない。


2日…露天風呂で日の出を見るという儚い夢は散り、
起きたらちょうど朝飯の時間だ。

朝飯のバイキングに食らいつく。

そして朝風呂。今度は景色もよく、松島を見ながら朝風呂。贅の限り。

部屋に戻るとまたイトゥーが布団に入る。
お前はどれだけ欲望を満たせば気が済むのか。

食欲も満たされ、風呂に入った事で眠気がぶり返す。
危うく二日目がここで終わるところであった。

だが、実は松島自体は全く広い場所ではなく、一日で結構回れるぐらいの場所である。車なんか要らない。歩きで余裕で回れる。
島系はもう十分満喫したので、それ以外の部分を攻めようということになる。この時点で候補は「伊達政宗博物館」と「瑞巌寺」。
宿の中庭を暫し散策し、写真撮って宿に別れを告げる。

まずは「伊達政宗歴史館」に入る。
蝋人形で伊達政宗の生涯を紹介しており、結構勉強になった。
俺なんて全くの無知であったのに、今なら結構薀蓄語れそうな勢いだ。

そしてその後近くの市場に行くも、余りの人の多さにうんざりし、20秒で後にする。

その足で松島展望台へと向かう。
ここからは松島が一望できる。今日も天気がいい。今回は本当に天気に恵まれた。

で、飯。今度こそアナゴを食う。
店の名前は「お魚プロジェクト」 なんとも不思議な店名ではないか。

そして最後の目的地である瑞巌寺に向かう。
和歌山、熊野古道を思わせるような杉並木を通り、本道へ。
バックには堂々たる工事中のプレートが。

結構いい値段取っただけあり、ここはかなりボリュームがあったのは嬉しい誤算であった。一通り回ると結構いい時間になっていた。
帰り道の洞窟もまた神秘的で雰囲気あってよい。

瑞巌寺の後はお土産屋に入る。
俺とオトヤンと晃はお土産を購入する。
イトゥーはなぜかそこでは買わず、仙台で買うと言い張っていた。
今思うと余りに愚かだ。

駅に向かう途中、偶然、新たな島系の道を発見する。
時間まだちょっとあるし、少し散策してみるかとのノリになる。

これも嬉しい誤算。この道がとても綺麗で、実際ここからの景色が松島で一番綺麗だった。最後の最後にいい景色が見れ、満足。
最後にあそこ見逃さなくてよかった。
本当に最後の最後の目的地、電車の時間までの30分程度駅前のカフェ「ILE CAFE」で一服入れる。

そして仙台へ。

新幹線の自由席の切符を購入。
お土産買う時間なんてほとんど無い。
イトゥーは2分くらいでお土産を購入する羽目となった。

一路大宮へ。


3日…この日は3年間待ち続けた日であった。
3年間ずっと待ち続けた日がもう終わってしまってとても残念でならない。
待ち続けた時間に対してこの一日が余りにも短かった。

4日…前日に飯を全く食わずに酒を飲み続けたためか、下痢が止まらない。しかも下痢といっていいものか判らないほどの水っぷり。
水が止まらなくなる。脱水症状っぽくなり、ダウン。
水分を出しすぎ、脱水症状っぽい思い、水分を摂取。そしてそれがまたすぐに出る。これの繰り返し。
ポカリをベッドにおき、一日の大半をベッドの上で過ごす。


5日…起きたら午後。


「あ」


っという間にGWが終わる。
下痢はよくなっていた。



6日…暑い。
今日の仕事は眠かった。

GWの日記を書く。了。