2014年8月2日
朝は普通に起きることができたが、やはり体調は悪い…
睡眠も十分にとれていない状況である。
が、この日はアドレナリンが出ていたことも手伝ってか、朝ご飯も僅かながら食べることができた。
なんていったって、今日はマチュ・ピチュに行くことができるのだ。
朝ご飯と食べ終えたらしばし、マチュ・ピチュ村を散策した。
ここマチュ・ピチュ村はもともとはアグアス・カリエンテスと呼ばれた小さな村。
この村がマチュ・ピチュに最も近い村である。
おそらく、このマチュ・ピチュ人気で。村が改名されてしまったのであろう。
もともとのアグアス・カリエンテスの方が響きがいい気がする。
昨日はすでに暗かったため全く見えなかったマチュピチュ村の様子がよくわかる。
とても小さく30分程度でアルマス広場等の見るべき場所は見ることができる。
アルマス広場からはマチュピチュ山がどーんと聳え、これからあそこに上るのかという期待が高まる。
そしてホテル、エル・マピをチェックアウト。
一泊しかしていない。外装もいい感じで、中もいい感じで、俺の体調がよかったらもっとくつろげたのに…
そしていよいよ出発。
まずはマチュピチュ駅付近のバス乗り場へ。
もうすでにここには長蛇の列ができていた。
相当なハイペースでバスがガンガン出発していく。
そしてようやくバスに乗り込む。
ここからハイラム・ビンガムロードの九十九折を30分ほど。
標高が高くなっていくにつれ、ワクワク感がどんどん募る。
ただ、このハイラム・ビンガム・ロードを登っている最中は、マチュ・ピチュ遺跡自体は見ることができない。
そしてバスはようやく遺跡の入り口に到着。
遺跡の入り口はすでに多くの観光客でにぎわいを見せていた。
入り口をくぐり、いよいよ遺跡内に突入。遂にマチュ・ピチュに入っちゃったよ…
まずいきなり見えるのは貯蔵庫である小屋。
ここからでもまだあの遺跡は見えない…うーんじれったい。
そして貯蔵庫からさらに進んでいき、見張り小屋に到着すると…
きた…
このときは本当に感動した。
どれくらい感動したかというと、一瞬だけ高山病が治ったくらい。
世界史の教科書やテレビなどでよく見るあのマチュ・ピチュとまっっったく同じ光景だった。
あのよく見る景色の中に俺がいる、そんな感覚。
それくらい全く同じだった。
この日は天気も超晴天で、絶好のマチュ・ピチュ日和、絶景だった。
ここでしばしフォトタイム。天気のいいこともあってか水が最高にうまい。
調子に乗って何枚も写真を撮った。
上からの絶景を楽しんだとはいよいよ遺跡の中に入っていった。
入り口は門になってるんだよね。
これがまたいよいよ入っていくんだって感じを煽る。気分は探検家だ。周りに人いっぱいいるけど。
水路があり普通に水が流れている…
こんな高地にどうやって水を引いたのだろう…ちなみにここより高い場所に水源は確認できていないらしい…
一体どうやって…?
そして太陽の神殿。
上の部分は神殿、下はお墓になっている。
この石組は世界中の考古学者をうならせたという。
自然の石と削った石が一寸の狂いもないほどにきれいに敷き詰められている。
現在の技術をもってしてもこれほど精巧に石を敷き詰めることは難しいそうだ。
しばらく進むと中庭のような場所にでる。
ここではリャマは呑気に寝そべったり、草を食んでいた。とても牧歌的でこういう雰囲気もまたペルーらしくてよい。
そしてインティワタナと呼ばれる日時計を発見。
ここはマチュ・ピチュの最高点らしい。
すぐわきを見ると、絶壁が見える。
ここからの景色はめまいを覚えそうなくらいの山の景色。
自分がいま、どんな場所にいるのか実感させてくれる。
天体測定の石の横の小屋でしばし休憩。
近くにはワイナピチュ登山用の入り口があったが、今回の俺に行けるわけもない。
ワイナピチュから見下ろすマチュ・ピチュは本当にすごそうだが、なんせ高山病だからね…
今回はこれで十分満足だ。
段々畑を見ながら、出口に向かう。マチュピチュは立ち入る場所が決まっており、順路も決まっているので迷うことはない。
入り口に戻ってくると、ちょうど昼食の時間。
しかし…
アドレナリンが収まり、再び高山病が再発…
極度の吐き気に襲われる。
レストランの横にホテルがあり、そこのソファーに横になっていると怒られる。
ここは横になる場所じゃないんです。わかっちゃいるけど、吐きそうだよ…
1時間くらい気持ち悪くて何もできずにロビーとトイレを往復する。
そうこうしているうちに時間は過ぎ、昼飯は食べれない。
そしてまた帰りのバスもとてつもない長蛇の列。
これに並ばなくてはならない。
この並んでいる時間は結構きつかったが、さっきのホテルのロビーで待っている時よりはずいぶんましになってきた。
先ほどのマチュ・ピチュ駅にハイラム・ビンガム・ロードを通って降りてくる。
その後はクスコに戻るのだが、出発の時間までマチュ・ピチュ村を散策。
まず探したのは郵便局。これが結構苦労した。
アルマス広場にある市庁舎の脇にあったのだが、まず、ホテルエル・マピの通りにあったインフォメーションセンターがある本屋でも切手を買えるという情報を得てきたので、
そこに入ったのだが、なにせ大量に必要だったため、そこの本屋の切手はすべて買い占めてしまったが、まだ足りない…
それっぽいところを入っては出て、ようやく上記の郵便局を見つけた。
店員はお昼をとっていったぽく、誰もいない。
買うことはできたのだが、本当にこんなに買うの?って感じで聞いてきた。
というか切手はめちゃ高かった… ペルーで買ったもので一番の高額品は切手となってしまった。
その後はお土産やをふらつく。
駅の近くは民芸品のマーケットになっており、ここでいくつかマチュ・ピチュグッズを購入した。
昼飯は食べていないが、食欲は一向にわかない。何かを食べられる状況ではなかったため、キャンディーをひたすらなめる。
そして大量の水を飲み続ける。
こうしてないと気持ち悪くなってしまうから。
一つ残念だったのは、マチュ・ピチュにはスタンプがあり、駅で押すことができるという情報を得ていたのだが、ここの駅ではなかったらしい…
駅員に必死にスタンプのありかを尋ねたのに非常に残念だ。
そして再びインカ・レイルに乗り込む。
帰りの列車の中では気持ち悪くなってしまうんじゃないかという不安もあったが、ここは何とか耐えきった。
そして社内では余興があり、まず、怪物のような民族衣装と仮面をした男が奇声を発しながら車内を走り回る。
お次に列車にいた係り員たちが、ペルーの伝統衣装に着替えてファッションショーが始まった。
さすが観光立国。けど係り員たちも大変だな。
そしてオリャンタイタンボ駅に到着。
ここからはトラウマになっている、オリャンタイタンボ⇒ウルバンバ⇒峠越え⇒クスコのコースである。
バスの中では無心を保った。
そして、星がきれいだったので、ペルーの星空を眺める。
なんとかクスコに到着… ラッドウィンプスに救われたわ…
クスコに着いてからの日記は別にします。
ここからは語るも涙の地獄の夜が始まるからである…
朝は普通に起きることができたが、やはり体調は悪い…
睡眠も十分にとれていない状況である。
が、この日はアドレナリンが出ていたことも手伝ってか、朝ご飯も僅かながら食べることができた。
なんていったって、今日はマチュ・ピチュに行くことができるのだ。
朝ご飯と食べ終えたらしばし、マチュ・ピチュ村を散策した。
ここマチュ・ピチュ村はもともとはアグアス・カリエンテスと呼ばれた小さな村。
この村がマチュ・ピチュに最も近い村である。
おそらく、このマチュ・ピチュ人気で。村が改名されてしまったのであろう。
もともとのアグアス・カリエンテスの方が響きがいい気がする。
昨日はすでに暗かったため全く見えなかったマチュピチュ村の様子がよくわかる。
とても小さく30分程度でアルマス広場等の見るべき場所は見ることができる。
アルマス広場からはマチュピチュ山がどーんと聳え、これからあそこに上るのかという期待が高まる。
そしてホテル、エル・マピをチェックアウト。
一泊しかしていない。外装もいい感じで、中もいい感じで、俺の体調がよかったらもっとくつろげたのに…
そしていよいよ出発。
まずはマチュピチュ駅付近のバス乗り場へ。
もうすでにここには長蛇の列ができていた。
相当なハイペースでバスがガンガン出発していく。
そしてようやくバスに乗り込む。
ここからハイラム・ビンガムロードの九十九折を30分ほど。
標高が高くなっていくにつれ、ワクワク感がどんどん募る。
ただ、このハイラム・ビンガム・ロードを登っている最中は、マチュ・ピチュ遺跡自体は見ることができない。
そしてバスはようやく遺跡の入り口に到着。
遺跡の入り口はすでに多くの観光客でにぎわいを見せていた。
入り口をくぐり、いよいよ遺跡内に突入。遂にマチュ・ピチュに入っちゃったよ…
まずいきなり見えるのは貯蔵庫である小屋。
ここからでもまだあの遺跡は見えない…うーんじれったい。
そして貯蔵庫からさらに進んでいき、見張り小屋に到着すると…
きた…
このときは本当に感動した。
どれくらい感動したかというと、一瞬だけ高山病が治ったくらい。
世界史の教科書やテレビなどでよく見るあのマチュ・ピチュとまっっったく同じ光景だった。
あのよく見る景色の中に俺がいる、そんな感覚。
それくらい全く同じだった。
この日は天気も超晴天で、絶好のマチュ・ピチュ日和、絶景だった。
ここでしばしフォトタイム。天気のいいこともあってか水が最高にうまい。
調子に乗って何枚も写真を撮った。
上からの絶景を楽しんだとはいよいよ遺跡の中に入っていった。
入り口は門になってるんだよね。
これがまたいよいよ入っていくんだって感じを煽る。気分は探検家だ。周りに人いっぱいいるけど。
水路があり普通に水が流れている…
こんな高地にどうやって水を引いたのだろう…ちなみにここより高い場所に水源は確認できていないらしい…
一体どうやって…?
そして太陽の神殿。
上の部分は神殿、下はお墓になっている。
この石組は世界中の考古学者をうならせたという。
自然の石と削った石が一寸の狂いもないほどにきれいに敷き詰められている。
現在の技術をもってしてもこれほど精巧に石を敷き詰めることは難しいそうだ。
しばらく進むと中庭のような場所にでる。
ここではリャマは呑気に寝そべったり、草を食んでいた。とても牧歌的でこういう雰囲気もまたペルーらしくてよい。
そしてインティワタナと呼ばれる日時計を発見。
ここはマチュ・ピチュの最高点らしい。
すぐわきを見ると、絶壁が見える。
ここからの景色はめまいを覚えそうなくらいの山の景色。
自分がいま、どんな場所にいるのか実感させてくれる。
天体測定の石の横の小屋でしばし休憩。
近くにはワイナピチュ登山用の入り口があったが、今回の俺に行けるわけもない。
ワイナピチュから見下ろすマチュ・ピチュは本当にすごそうだが、なんせ高山病だからね…
今回はこれで十分満足だ。
段々畑を見ながら、出口に向かう。マチュピチュは立ち入る場所が決まっており、順路も決まっているので迷うことはない。
入り口に戻ってくると、ちょうど昼食の時間。
しかし…
アドレナリンが収まり、再び高山病が再発…
極度の吐き気に襲われる。
レストランの横にホテルがあり、そこのソファーに横になっていると怒られる。
ここは横になる場所じゃないんです。わかっちゃいるけど、吐きそうだよ…
1時間くらい気持ち悪くて何もできずにロビーとトイレを往復する。
そうこうしているうちに時間は過ぎ、昼飯は食べれない。
そしてまた帰りのバスもとてつもない長蛇の列。
これに並ばなくてはならない。
この並んでいる時間は結構きつかったが、さっきのホテルのロビーで待っている時よりはずいぶんましになってきた。
先ほどのマチュ・ピチュ駅にハイラム・ビンガム・ロードを通って降りてくる。
その後はクスコに戻るのだが、出発の時間までマチュ・ピチュ村を散策。
まず探したのは郵便局。これが結構苦労した。
アルマス広場にある市庁舎の脇にあったのだが、まず、ホテルエル・マピの通りにあったインフォメーションセンターがある本屋でも切手を買えるという情報を得てきたので、
そこに入ったのだが、なにせ大量に必要だったため、そこの本屋の切手はすべて買い占めてしまったが、まだ足りない…
それっぽいところを入っては出て、ようやく上記の郵便局を見つけた。
店員はお昼をとっていったぽく、誰もいない。
買うことはできたのだが、本当にこんなに買うの?って感じで聞いてきた。
というか切手はめちゃ高かった… ペルーで買ったもので一番の高額品は切手となってしまった。
その後はお土産やをふらつく。
駅の近くは民芸品のマーケットになっており、ここでいくつかマチュ・ピチュグッズを購入した。
昼飯は食べていないが、食欲は一向にわかない。何かを食べられる状況ではなかったため、キャンディーをひたすらなめる。
そして大量の水を飲み続ける。
こうしてないと気持ち悪くなってしまうから。
一つ残念だったのは、マチュ・ピチュにはスタンプがあり、駅で押すことができるという情報を得ていたのだが、ここの駅ではなかったらしい…
駅員に必死にスタンプのありかを尋ねたのに非常に残念だ。
そして再びインカ・レイルに乗り込む。
帰りの列車の中では気持ち悪くなってしまうんじゃないかという不安もあったが、ここは何とか耐えきった。
そして社内では余興があり、まず、怪物のような民族衣装と仮面をした男が奇声を発しながら車内を走り回る。
お次に列車にいた係り員たちが、ペルーの伝統衣装に着替えてファッションショーが始まった。
さすが観光立国。けど係り員たちも大変だな。
そしてオリャンタイタンボ駅に到着。
ここからはトラウマになっている、オリャンタイタンボ⇒ウルバンバ⇒峠越え⇒クスコのコースである。
バスの中では無心を保った。
そして、星がきれいだったので、ペルーの星空を眺める。
なんとかクスコに到着… ラッドウィンプスに救われたわ…
クスコに着いてからの日記は別にします。
ここからは語るも涙の地獄の夜が始まるからである…