3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

京都から奈良を巡る旅 5 15年ぶりのシティ

2025-01-05 21:09:00 | 
20241228

続き。そしてこの仕事とプライベートを織り交ぜた京都、奈良の旅も今回で終わりである。

どこからかというと、崇仁地区を歩き、柳原銀行記念資料館を訪れた後から。

その後無事に奥さんと合流。
京都芸大の横の交差点で会うのが新鮮過ぎて楽しかった。

今回はバスを一回も使わなかった。ひたすら歩きで回ることに。歩けるコースを設定した。意外と歩けんもんだね。

そして久しぶりのシティだ。めっちゃ久しぶり。混み過ぎていて敬遠していた。朝のバスターミナルを見ると、流石に一緒になりたくねーなってくらいの人の量。

プライベートの京都旅は…
1.宇治と伏見方面
2.栂尾山方面、高山寺とか
3.天橋立
4.比叡山延暦寺

こう見ると見事にシティを避けているではないか。

ではシティ方面の最初の目的地は…

養源院。

ここずっと行きたかったんだよね。あの白象の絵も血天井も魅力的で、何よりホームページの暗い感じがめっちゃ好きで。
けど3時までという時間の制限もありなかなか行く事ができていなかった。

念願のお寺だ。意外と京都駅から25分くらい。しかも崇仁地区ないたので更に近い。歩いて15分くらいで着いた。

到着。こんな感じの門構えなんだな。

侘しさが漂う感じもまた乙。

中は撮影禁止だったので、この白象の石を撮っておいた。お寺の方が順序立てて説明してくれるスタイルで、養源院に相当詳しくなった。半強制的に学べるからいいかも。


養源院にいたねこ。結構ねこが集まっていた。

さあ、シティ系お次は三十三間堂。
なんせ徒歩1分というか目の前だからね。多分俺が京都で一番行った場所はここかも。けど奥さんと行くのは初めてかな。

やはり何度見てもここの圧倒的なインパクトは色褪せることはない。特に入って、角を曲がると視界に入ってくるあのドーン!って感覚が大好き。もはやサイケとも表現できるあの幾何学的に配置された仏像。
凄いとしか表現できない言葉を失う視覚的な圧倒感。

病みつきになる。


で、三十三間堂の後はいよいよシティ方面の大本命、清水寺へ。
実は三十三間堂から清水寺も25分位で歩く事ができる。まぁ坂道はキツイけどね。

キツイ坂道でも癒される…



正に15年ぶりの清水寺だ。前回来た時は朝イチで行った。清水の舞台も朝早過ぎて凍っていて危険だから立ち入りが制限されていたのを覚えている。

来ました。本堂。

バックパック撮りたい病はもう平気です。奥さんにたくさん撮ってもらった。

清水の舞台から。

この景色も15年振り。

御朱印を頂く場所。

穴場的に人が居なくていい感じ。

紅葉は終わりかけ、ってか終わっている。
けど綺麗だ。

人は多かったが、想像したほどではなかったかな。

本堂横にある納経所で御朱印を頂き、阿弥陀堂も参拝してこちらも御朱印をいただく事ができた。ここ清水寺で頂ける御朱印はあとひとつ。音羽の滝だ。

音羽の滝は長蛇の列ができていた。しかしここまで来たらあの滝の水を柄杓に掬いたい。

20分くらい並んでようやく順番が回ってきた。



この感じ懐かしい。15年前はガラガラでお互いに写真撮ったりできるほど空いていたんだが。

見下ろす本堂も見事だ。

音羽の滝の御朱印もいただく事ができた。

で、実はこの滝に並んでいる時に出汁のめっちゃいい匂いがずっと漂っていた。隣が蕎麦屋だったから。

昼飯が決定した。



やっぱ関西出汁美味過ぎだろ。奥さんが圧倒的に関東より関西出汁派で、その影響か俺も関西出汁派になってきたのかも。

その後は二寧坂を歩いて八坂の塔方面へ。ものすごい人で身動きが取れないほど。やっぱシティは凄いな。

空いている時を狙って撮ったやつ。この景色マジでエモいよな。このザ•京都って感じの風景大好き。

15年前に見て衝撃を覚えた『八坂通り画廊』

知っている人も多いのでは?インパクトあり過ぎて15年前のことでもはっきり覚えている。

今回はちゃんと100円をかえるさんの口に入れた。
この八坂通り画廊の前で写真撮るの15年越しの夢だったかも。










一度見たら忘れられない様な衝撃を覚えたのを15年経った今でもはっきり覚えている。夢に出てきそうなという言葉を表している様な作品の数々。

その後は八坂の塔に行ったが閉まっていた。ここでも御朱印が貰えるらしいのだが、今回は縁がなかった。

ここからはちょっと足を伸ばして八坂神社まで行ってみよう。ここもまた歩ける。20分くらい。マジで今回バスを使わずに歩きまくった。

八坂神社に近づいて道案内の看板を見ると、まっすぐ行くと八坂神社、右に曲がると京都霊山護国神社という位置にいる事がわかる。せっかくなので軽く山を登り、護国神社を参拝しよう。


ここは絶好のフォトスポットであった。
外国の方が着物に身を包み、プロっぽいカメラマンが写真を撮っていた。

確かにここからの景色はめっちゃいい。

写真だとこのエモさ伝わらないかな…

カメラマンの真似したがそもそも被写体がいまいちなのか。

でもめっちゃ綺麗だよな、この景色。




京都霊山護国神社に到着。
坂道が結構疲れた。高台にあるので景色がめっちゃよかった。坂本龍馬をめっちゃ推してた。お墓も300円で見られたんだが、見ればよかったかな…

ではでは今回の寺社系の最後の目的地、八坂神社へ。

祇園の景色と八坂神社。京都を代表する景色だと思う。

鈴がたくさんあった。

バックショット。

巳年だね。

参拝を終え、御朱印は書き置きだが頂くことが出来た。その瞬間に御朱印の受付が締め切られた。危なかった… 奥さんのグッドジョブ。

帰りはお土産を探しつつ、祇園の道を歩く。マジで京都のシティを満喫している。こんな京都旅もいいな。最近の京都は遠出が多かったから。

帰りは電車を使った。

で、最後の最後。
忘れられない様な激闘が待っていたんだけど、これは別か記事で、カテゴリを『食』で書く。もう気付くかもしれないが、京都で食べた三杯目の最後のラーメンである、、

マジで死闘だった。

乞うご期待!


京都から奈良を巡る旅 4 エモすぎる東寺

2025-01-04 22:02:00 | 
20241228

前回の続き。
日付的には27日だが、京都に帰ってきたところから。

7時過ぎに京都に着いた。マジで一日中歩き回り、仕事で打ち合わせをしたのでクタクタ。更に急遽平城宮跡を散策したので足が棒である。京都駅前の喫煙所で一服していたら京都タワーが綺麗だった。

可愛い。京都駅にこんなのあるんだね。

実は京都奈良方面の出張は終わったのだが、せっかく京都にいるのだからと一泊自腹で追加して、プライベートな京都旅を一日追加したのである。

ホテルはエクセレンス京都駅前ってとこ。ザ•ビジネスホテルって感じだったがゆっくり寝られるベッドがあれば十分だ。ブッキングドットコムで格安で予約した。

ホテルでチェックインを済ませ、デカいバックパックを下ろして身軽になったら京都2日目の晩飯の散策。

で、見つけてしまったんだよ。超行列ができていたが気合いで並んだ。これも別の日記にしようかな。京都の名店を制覇したとだけ書いておこう。

で、昨日に引き続きコンビニで酒を購入してホテルのテラスで一服しているところ。京都の雑踏を眺めながら、有田みかんサワーを1人で飲んでいる時間は最高だ。

3日目。
実はこの日は完全プライベート京都旅なので、奥さんと合流するのだ。奥さんはいつも弾丸旅で使う新幹線の時間なので、9時40分くらいに京都に来る。それまで宿でゆっくりしているなんて耐えられないので、朝から空いている場所、そして京都駅に比較的近くてすぐに戻って来られる場所を探す。
俺の中でのベストが見つかる。

『東寺』

何と門自体は5時から開いている。
お堂等の受付も8時からと比較的早い。
近鉄で一駅とアクセスも申し分ない。

ホテルの無料朝ごはんがパンだったのだが、なんかどうしても牛丼が食べたくなり、東寺駅に向かう。一瞬で着いた。近い。

駅前の松屋で朝ごはん。7時半ごろかな。

駅から東寺までは直ぐなので、8時前に着いた。

結論。


エモすぎた。


朝の誰もいない東寺、エモすぎる。

撮る写真がどれも笑ってしまうくらいにエモい。

今回の京都旅で誰も居ないような朝早い時間に寺社を訪れると相当にエモい空間を独り占めできるってことを実感した。
が、特にこの東寺はやばかった。

五重の塔辺りの風景。映えすぎて笑う。



エモすぎる笑

ヤバい。この朝日とのコラボ。そして紅葉。エモすぎ。

庭園と。

池と。


バックパックも映える映える。


これで桜が咲いていたらもうどうしてくれるのかってくらいにエモ要素プラスされてしまうぞ、これ。

東寺の景色、最高だった。朝の感じが良かったんだろうな。

お堂の中もとても良かった。一番畏怖を感じたのは金堂の薬師如来像。暫く見つめていた。

御朱印は食堂というお堂の中で頂いた。
このお堂の中も雰囲気良かった。


東寺が大好きになった。

待ち合わせの時間にはまだちょっとだけ早い。東寺から歩いて直ぐなので羅生門跡へ。


歩いて6分くらい。

びっくりするくらい普通の小さい公園に碑が佇んでいるだけという。けどここ何故か好きで東寺に来る度に訪れてしまう。

ではぼちぼち京都に帰るとするか…
待ち合わせの時間にちょうどいいだろ。

って思って京都駅に戻ったんだが、何と新幹線が遅延し、40分の遅れが出ている事が判明…

急に40分という時間が出来てしまった。
急遽探す。京都駅から近くて、40分で戻って来れる場所を。

『柳原銀行記念資料館』

ここに決めた。歩いて向かって中をゆっくりと見てちょうどいいであろう。

崇仁地区。
かつて俺はこの地を歩いた事がある。
華やかな歴史だけが京都ではない。
陰の部分もれっきとした京都の歴史なのだ。興味本位のよそ者の視点かもしれないが、それでもこの地が歩んで来た歴史にとても興味があった。そしてその場所を実際に歩いてみたかった。

誰かの家っぽいものの写真を掲載することは控えるが、崇仁地区を実際に歩いてこの目で見てきた。そしてその当時、その最終ゴールとしたのが、彼らが自ら設立した銀行である柳原銀行。
現在でも建物があり、資料館になっている。その時は閉館日のため入れなかったのだ。

調べてみるとこの日は開館している。10時から。ギリ間に合う。


ということで崇仁地区を歩き、開館と同時に入った。



中は撮影禁止の為、写真はない。
中の資料はメッセージ性が強く、この地区が歩んで来た歴史と努力と戦いを知る事ができた。小さい資料館だったが、見れたものは大きかった。今回は開いていて、来れて良かった。

で、その後に奥さんと合流するんだけど、長くなったのでここで一回切ろうかな。




京都から奈良を巡る旅 3 途中下車した平城宮跡

2024-12-30 21:48:00 | 
20241227

前回の続きだが、この日の大半は仕事だったため、旅日記のスタートは夕方から。

そして昼飯にも面白い事が起きたのだが、それは別の日記に独立させることにする。

仕事を終えて向かったのは奈良。
今回で相当に奈良にハマってしまった。

が、夕方からの出発だったため、欲張らずターゲットをひとつに絞った。どうせなら行ったことのない場所に行きたい。そして世界文化遺産のお寺を見てみたいということで…

唐招提寺に向かう。

今回は近鉄で奈良方面へ。深い理由はなく昨日JRのせんとくんに会ったので今度は近鉄のせんとくんに会いたいと思っただけだ。

大和西大寺駅から西ノ京駅へ。
ここは薬師寺と唐招提寺の最寄駅で2つは並ぶように近くにある。
しかし、時間的に唐招提寺のみだな。

歩いて15分くらいか。



到着!

俺は『碑』が大好きなので碑的なものを見つけると必ず撮ってしまうというクセがある。今回も例に漏れず。

唐招提寺。初めて訪れた来た。結構時間がギリギリだったので間に合ってよかった。撮影不可だが、お堂の中の千手観音立像は畏怖を感じた。ずーっとぼーっと見てられるような。

そして見たかった御影堂へ。
鑑真和上坐像。これが一番ここでは有名かな。写真撮影はできなかったので、

後ろを振り返った景色を撮ってみた。いい景色。

唐招提寺で無事に御朱印を頂いて、西ノ京駅へ戻る。薬師寺をゆっくりと回りたかったが、拝観時間がすでに終わりを告げようとしていた。

西ノ京駅から大和西大寺駅へ。
乗り換えて近鉄奈良駅へ。
鹿のイラストが何とも可愛い。

何かネコのイラストが描かれていたので思わず撮ってしまった。

バックパック。

またせんとくんがいた。JR奈良と続いてまた会ったね。

実は元興寺に行きたかったのだが、大和西大寺から近鉄奈良駅へ向かう時に間違った電車に乗ってしまい、その15分の時間ロスのためにギリギリ間に合わなかった…
ここでだいぶへこむ。マジか…
あの時乗り換えでミスらなければ間に合っただけに悔しさも一入である。

やる事がなくなって、更に京都行きの電車もしばらくなかったのでフラフラと駅の近くの商店街を彷徨く。いきなりデカい牛が現れたのでビビった。あとお土産買ったりして時間を潰す。

じゃあ、そろそろ帰るか。時間的にも5時半くらいになってしまったので、どこのお寺も開いてないだろう。近鉄奈良駅から京都行きの電車に乗り込む。

項垂れながらぼけっと窓を見ていると…


急遽、偶然にも目的地が変更になる。


取り敢えず、次の大和西大寺駅で降りる。

実は窓から偶然見えた平常宮跡のライトアップが綺麗すぎたのである。なんかそれを見ていたらいてもたってもいられなくて電車を降りてしまった。取り敢えず朱雀門の近くまで行ってみようと思い、大和西大寺駅で途中下車。

一人旅だとこういう急遽の変更み自由だから面白い。

大和西大寺駅から平城宮跡までは10分位。その敷地内から朱雀門までがまた10分弱。

マジで人が居ない真っ暗な中を歩く。
公園になっており、遠くで光っている朱雀門以外ににはマジで何もない。その光景がまた神秘的で綺麗なんだよ。

窓からぼうっと浮かぶ朱雀門を見て欲しい。惹かれる何かがあるから。
遠くから。マジで周りは何も無い。



到着!
門の中も朱雀門の外の広場も人は俺しか居なかった。ここからは誰得の俺のバックパックを撮りたい病を拗らせた結果を載せていく。

近め。

遠め。

自分で何とか撮ろうとしたらブレブレ。

遠めでバックパック視点低め。

帰り際の一枚。

かなり遠め。こんな感じで車窓から見えたんだよ。

最近iPhoneを変えたばかりでカメラ機能の進化に驚く。これ、周りは足元も見えないくらい真っ暗だったんだけど、だいぶ明るく映るね。流石ナイトモード。

というわけで貸切状態の朱雀門を堪能して平城宮跡を跡にする。偶然見つけてよかった。

で、京都に戻るのであった。
もうこっからは完全に仕事関係無しのプライベート旅行がスタート。

ホテル&晩御飯のラーメンは別の記事にして、今回はここで切ろうかな。
では次回は京都に帰ってきたところから。


京都から奈良を巡る旅 2

2024-12-30 21:38:00 | 
20241227

ガンガン書いていこう。この記憶を忘れないうちに。

出張で京都で一泊。
1日目の夜は奈良から遥々帰ってきて、本場の天理スタミナラーメンを本店で食べてスープまで全て飲み干したからか、腹を壊し、電車を途中で降りて、京都駅から宿までもヤバくてコンビニに駆け込むという苦行を行ったが、無事にホテルに着いた。



オシャレなロビー。

アルモントホテル京都ってとこ。
めっちゃ良かった。勿論ザ•お宿みたいなところに泊まってもみたいが、出張での一泊なら申し分ない。超快適。そしてオシャレ。四つ星ホテルなんだな。

チェックインを済ませてコンビニへ。
つまみと酒を購入。ポツンと1人でホテルの部屋の中での晩酌も最高だ。カルパスとうずらのたまごという俺の中でのスタメンをチョイス。

そしてこのアルモントホテルは大浴場があるのが最高に評価高い。
大浴場で至高の時間を過ごしてからの一杯は想像しただけでも小躍りしてしまいそうだ。

朝も入った。朝飯の前に。せっかく大浴場がついている宿に泊まっているのだから利用しなきゃな。

朝ごはんのブッフェもとてつもなく豪華。和食が京都の料理をふんだんに使っている感じがめっちゃ嬉しい。

どうよ、これ?
京すき焼き卵とじ、サバの西京焼き、青菜のおひたし、茶碗蒸し、京風卵焼き、若鶏の最強味噌焼き、冷奴の長ねぎと生姜大量に入れたやつ、白米、味噌汁。
こんなのテンションぶち上がるだろ。
がっついてしまった。

風呂にも入り、美味いもん食べて腹も満たされて、いざ出発。仕事までの時間を有効活用しよう。

先ずはガラガラの京都駅からバスに乗って近場を攻める。まだ時間は7時半くらい。いつものバスは混み混みだが、今回はガラガラ。

到着!10分程で着いた。

西本願寺。
京都の世界文化遺産構成要素のひとつである。残すはあと少しになってきたな、いよいよ。

西本願寺は京都駅から近いことと渋めなイメージがあり、今回初めて訪れた。

サイズが桁違いであった。デカい…
お堂のサイズは圧倒的であった。
そして今回も貸し切り!

御朱印をさがしたのだが本願寺では御朱印をやっていないとの事。来るまで知らなかった。いや、このだれもいない空間を独り占めできたのだ。冷えて凛とした空気がめっちゃ気持ちよかった。俺が砂利を歩く〝ざっ、ざっ〟て音しかしないのよ。

国宝の唐門。青が映えるね。

まだ時間はある。お次は東本願寺へ。歩ける距離である。

西本願寺から東本願寺までの道。何か人が居ないからか全てがエモく見える。

到着。東本願寺。

もう何回自分のバックパックを撮っているのだろうか。やっぱり貸切状態。

お堂からエモい写真を狙う。俺的にはこの写真お気に入りなんだが。そう言えば天気は雲一つない快晴だった。

本願寺にいた時間は心が浄化されたようであった。

打ち合わせまでの時間を見ると…

まだ間に合う!

打ち合わせの場所に近い所を探すと余りにもエモい場所を見つけた。

『知恩院』

ここから打ち合わせの場所まで歩いて15分くらいである。これは行くしかない。
てか行けるとなったらもう我慢できない位に駆られた。俺にとっては知恩院はちょっと特別な場所なのである。

実は中学時代の修学旅行で知恩院を訪れている。他の記憶は朧げなところが多い中で、この知恩院だけははっきりと覚えているのだ。何故だかは分からないが。

そして、15年前に奥さんと京都に行った時も知恩院に行っている。どれだけ知恩院好きなのか。そして何故そこまで俺にとって惹かれるのか。分からないが、魅了されてやまない。

余り時間はないが、バスに飛び乗って向かった。


到着。

やっぱこの門でしょってくらいにインパクトある。因みに15年前の写真は…

エモい…


やっぱりこの時間は貸切状態。
因みに15年前の写真は…

エモい…

バックパックを撮りたい病を発症している。

書道部の作品、こういうデカいキャンパスに書く書道はもはやアートだよな。かっこいい。

無事に御朱印を頂くこともできた。
さよなら知恩院。

仕事に行ってきます!



京都から奈良を巡る旅 1 法隆寺へ

2024-12-28 20:56:00 | 
20241226

タイトルの通り。
法隆寺に行ってきた。
前回の日記に書いたが、今回京都方面の出張が入ったので、足を伸ばして奈良方面を散策することにした。電車でいいのに当たれば意外と近いんだな。「みやこ路快速」ってのに
運良く乗ることができたらめっちゃ早かった30分くらいかな。

JR奈良駅に到着。


せんとくん。
このデザインでゴー出した人を褒めてあげたい。ハイセンスすぎ。なぜあんなにもクリクリの目にスキンヘッドにしてしまったのか。

法隆寺の最寄駅を調べたら『法隆寺駅』なんだね。初めて知った。意外と電車で法隆寺に来ることって無いのかも。

斑鳩。
この地名がかっこ良すぎだろ。いかるが。
法隆寺駅から法隆寺までは歩いて20分程。


柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
奈良の世界文化遺産、そして日本最古の建造物と言われている。

関係ないが、行くまでにあった自販機のパインアメソーダがめっちゃ飲みたかったが、小銭がなくて買えなかった。

今回は一人旅となった為、自分のバックパックを映り込ませるのにどハマりしている模様。色々なところに俺のパンパンになったバックパックが登場することを許して欲しい。

快晴。なんとも映える。
てかとにかく人がいない。
冬休み期間なので学生たちの修学旅行団体も一切ない。しかも平日。この期間って法隆寺めっちゃ空いているのかも… 
もしかして当たりの時期を引いたのかもしれない。
マジで貸切状態でゆっくり、じっくり回ることができた。


西伽藍の五重の塔。中の塑像は撮影不可だったが、外観ならばOKとの事。天気良すぎて見返してみてビックリした。因みに法隆寺の五重の塔の中にある塑像には謎があって、何体か体は人間なのに頭が謎の生物が紛れ込んでるんだよね。半獣人というか、レプティリアンみたいな。本当に不思議で生でそのレプティリアンを見るのを楽しみにしていたんだけど、肉眼では見ることが出来ない感じであった。
なので、大きく拡大してある塑像のポストカードを御朱印帳と一緒に買った。

また、バックパック写している。人が居ないの特権だ。

納経所の前には池が。優雅に鯉が泳いでいた。

頂いた御朱印と。エモい感じを狙った。

宝物殿の中はやはり玉虫屏風に目を惹かれる。そして観音菩薩立像は圧倒的なインパクトを放っていた。昔見た事があるが、今改めて見てみると日本史の教科書に載っている知識が目の前の実物と重なり合っていく感じがして面白かった。

東伽藍にも行ったが、更に先に中宮寺がある事が判明。

東伽藍の手水場が鳳凰だった。先程見てきた大宝蔵館にも展示されていたな。

中宮寺までの道。お堂は撮影不可だったので写真には残せていない。御朱印を頂く。

會田八一の歌碑。

帰り道に撮ってみた。

今回、修学旅行の時期を外した平日ということもあってマジで人が居なくてゆっくりと回る事ができた。改めて法隆寺を回ってみると、面白い。世界に誇る文化遺産。大人になってから貸切状態で見て回る事がこんなにも刺激になるとは。

京都の17つの世界文化遺産の構成要素はもう少しでコンプリートする。

奈良の世界文化遺産もコンプリートしようという野望に火が付いた。


ほったらかし温泉 再訪

2024-11-04 19:23:00 | 
20241103

連休の報告を。
メインは月曜。

土曜は家のエアコン掃除が入ったので早起きして家の掃除。一応人が来るからな。

知らない人にビビるねこ。最初は隠れて出てこないと思いきや…


MacBookの上があったかいらしく爆睡し始める。いいとこを見つけてしまったな。

この後はふらりと地元近くにあるラーメン屋に。
463にあるらーめんひよこ。
醤油ラーメンが看板なのだが注文したのは…
二郎らーめん。

ひよこというかわいい名前に反してイカついらーめんを平らげてしまった。またニンニク臭プンプンで温泉に行くことに。

そして昼寝して近くの温泉へ。
湯楽の里。最近マジでハマっている。いよいよ回数券もあと3枚になった。

この日はかなり雨が強かったのだが意外と雨の露天風呂が気持ちいいことを知ったのは結構な収穫であった。温泉に浸かって熱った体を雨で冷やす感じ。サウナみたいな感じなのかな。
この繰り返しがめっちゃよくて1時間半くらい入っていた。

帰りにスーパーで海鮮を買って帰宅。ゆるい土曜。

日曜は仕事。
帰って愛しのランドローバーの室内ライティングを設置してみた。意外と綺麗にハマった。インパネ周りが更にチャラく光るようになった。

そしてそして。
月曜。
楽しみであった湯治だ。

ちょうど1年前に余りの絶景に笑ってしまう程の温泉に再訪した。

温泉の効能とかあまりよく分かってないし、今までそこまで多くの温泉に入ってきたという訳ではないのかもしれないが、やはり暫定No. 1の温泉だ。

圏央道で八王子ジャンクション→中央道で勝沼インターまで。

山梨方面ということは、朝飯は言わずもがな。


初狩パーキングの初狩ラーメン。これはやはり外せない。山梨方面といったらマジで毎回ここでラーメンを食べているので恒例行事である。今日はチキンステーキまで追加している。

喫煙所から撮った景色。きれい。朝日と青空と朝靄の織りなす景色。浄化される。

勝浦からほったらかし温泉へ。ちょうど1年前の今頃に来ている。前回はマジで雲ひとつない快晴であったが、今回も天気は申し分ない。



また来ましたよ。

駐車場に停めた愛車がカッコよくて撮ってしまった。

今回は『あっちの湯』(新湯)に入ってみることにした。
前回は『こっちの湯』(元湯)。どうせなら両方制覇してみたい。

1時間最高の時間を味わった。今回はかなり気温が高くなり、靄がかかっており富士山はあまりよく見えなかったが、快晴の空の下、湯に浸かっている状況は充分幸せだった。

入浴後は名物の温玉を食べたくなり、温玉あげを食べる。塩が効いていて美味い。

さようなら、ほったらかし温泉。また来るよ。

時間はまだ10時半だ。やはり朝早く動き出すと1日が何とも長い。

近くの神社へ。
大井俣窪八幡神社。

想像より古風で歴史的な神社であった。神聖な雰囲気を感じる。
社務所は閉まっていたので、本殿にあった書き置きの御朱印を頂いた。

さぁ、帰路だ。

何故かいつも帰りは休憩無しで高速をぶっ通しで走る。案の定八王子ジャンクション周辺や小仏トンネル前は渋滞したが、時間はまだ12時。微々たるものでダメージは無い。やはり車での旅は早朝に限ることを実感。伊香保の旅で学んだ。たとえ1時間半だとしてもなめてかかると4時間半になるからな。

順調過ぎるくらいに高速を降りて地元へ戻ってきた。ちょうど 昼食の時間でいい感じに腹も減ってきた。

入間インターから家に帰るまでに必ず見る看板をふと思い出す。



『鴨汁つけ麺』

ここに決定した。
朝飯がラーメンで昼飯がつけ麺。

人気のようでちょっとだけ並んだ。

着丼!『鴨汁つけ麺』
ここの看板メニューらしい。美味そう。

鴨のローストがマジで美味い。味がしっかり染みている。そしてあまり見えないが、大根おろしが入っているのだが、それに山椒が混ざってて、つけ汁に溶かすとマジで美味い。山椒好きには堪らない。

腹も満たされ帰宅。
結局2時前には戻ってきた。
凄いことだ。いつも休日なんてダラダラしていれば2時なんてあっという間だ。今日は高速2時間運転して山梨まで行って温泉に浸かって、神社参拝して昼食まで済ませてこの時間。

まぁ、その後は昼寝。
猫の部屋で猫と一緒に微睡んでいたが、奴らがやたらとちょっかいをかけてきて、痛くて本気で寝れないという。

そんな連休だった。





伊香保 再訪

2024-10-15 06:07:00 | 
20241013

三連休の中日に弾丸で湯治に行ってきたのでその記録。
今回は車で行った。最近は車で行く前日は寝れないという体になってしまっていたが、この日は前日が仕事で体を動かした為、普通に爆睡できた。

数ある温泉地からチョイスしたのは伊香保。

空いていれば1時間半程度で行ってしまうという近さ。まぁ、空いていればだけど。
先に書いておくと、甘くみていた。

結果として駐車場に車を停めて動き回れるようになる迄には4時間半かかった。連休恐るべし…

というわけで出発。いつも通り早めに出ていればよかったんだが、この日は1時間半という距離をなめてかかってしまい、8時ごろまでだらだらと過ごし、出たのは9時位。

悠長にガソリンを入れ、ナビを見ると既に到着まで2時間40分。デイタイムだとこんなに変わるのか。

いつも通り圏央道から乗って鶴ヶ島で関越に乗り換えと思っていたのだが…

日高出口で一旦高速を降りろとの指示がナビから下る。

何か鶴ヶ島ジャンクション辺りが事故渋滞でめっちゃ混んでいるらしく、一度圏央道を降りてまた関越に乗り直すという不思議なルートであった。

関越で北上。上里辺りまでは混んでいたが、60キロくらいで止まらずに進める程度には流れていた。

朝メシだ。やっぱり車旅はパーキングで食べるご飯が旅情緒を刺激してくれる。



寄居パーキング。
そしてここまでのぼりで深谷ねぎらーめんをおされては食べざるを得ない。

勿論深谷ねぎらーめん。
醤油と味噌があったので味噌をチョイス。何か炒めたねぎと合いそうじゃない?
味は濃いめで美味かった。焦がしねぎと焦がしニンニクの風味が食欲をそそる。てか普通のラーメンでもデフォルトでこれくらいのねぎが入っていて欲しい位にねぎが好き。そして隣の落ち着いた夫婦が肉まんを食べていて、それがめちゃ美味そうに見えた。

てかパーキングって犬が多いよな。犬の散歩のコースにパーキングってのもあるんだな、なんて思いながら再出発。

渋川伊香保出口までは比較的スムーズ。よし、このまま行けるかと思いきや。

出口2キロ手前、渋川伊香保出口で降りる車が2キロ手前から路肩に並んでいた。なかなか出れない。

ようやく降りて伊香保の石段街方面に車を進める。混んでいる。明らかに駐車場を探している車で溢れかえっている。

空きの表示が見えたパーキングを見つけたのだが、坂の上にあり、あの駐車場は罠だった。結局30分程駐車できずにふらふらし、結果としては出発から4時間以上かかって漸く車を停めることができた。ここまで来るのにだいぶ疲れた。

さぁ、ここからが伊香保スタートである。

石段街スタート。こっから300段以上登って行く。

実は伊香保は昔、15年前くらいに友人と来たことがある。懐かしい。

このレトロな雰囲気。実はもっと寂れているのかと思いきや、だいぶ人が多かった。こんなに人気なのね伊香保って。

石段を登り続け、漸く伊香保神社の鳥居が見えてきた。ここまで長かったよ…

参拝。家の猫たちがみんな仲良くしてくれますように…


御朱印は直書きで頂くことができた。待ち時間にパシャリ。鶴と亀の御朱印が可愛い。

その後は、やはり伊香保に来ての一番の楽しみである温泉。特に何も調べずに温泉宿についている日帰り温泉かなと思っていたのだが…

石段を登り切り、伊香保神社の更に奥に温泉の源泉があることが判明。しかも、露天風呂があるらしい。

ここ良くね?ってか入れるのかな…?

結果として最高だった。
ここでよかった。

その名も、『伊香保温泉 露天風呂』
この撚りも何もないストレートなネーミング、最高である。
まずこの立地がいい。石段を登り切って更に山道を奥まで行く秘境感。

こじんまりとしたほったらかし感。

だが本物だと言わんばかりの存在感。

ここだったわ。

入湯記念にオリジナルハンドタオルまで購入してしまった。

中は本当に露天風呂しか無い。
てか洗い場も無い。
シャワーすらない。
何と脱衣所すらも無いという徹底ぶり。マジで伊香保の湯に浸かるためだけの場所なのである。

入浴中の皆の前で裸になり、掛け湯をしていざ入湯…


最高…

あつめの湯とぬるめの湯があり、交互に入ったのだが、最終的にはぬるめの湯にボケーっとしながらずっと浸かっていた。癒える。体が緩む。腕の血管が走っていくのがわかる。

ずっと入っていられる適温であった。

洗い場もなけりゃ髪も洗えないんだが、そんなことはどうでもいいと思えるような圧倒的な本物感。
マジであの温泉当たりだったな。

他の温泉に入っていないのに、伊香保のオススメの温泉はここを薦めたい。

大満足の状態でゆるゆるになった体で足を踏み外さないように石段を降りる。

途中伊香保神社で神社エールが売られているのを発見。
温泉で熱った身体を覚ますには丁度いい。
黄金のジンジャエールを購入。

まさかの金箔入り。

見晴台から撮ったらだいぶエモい写真が撮れた。インスタ映え必至。

さらに汗で飛んだ塩分を補給したくなったのか、無性に玉こんにゃくが食べたくなる。いい匂いしてるんだよ…

出汁の味がマジで沁みる。

これまたエモい。インスタ映え必至。

当たりの温泉に巡り会えたことで伊香保の旅の最重要事項は終わった。

さぁ、この旅の目的のラストは…

水沢うどんを食す!
やはりこれは外せないでしょう!
せっかく伊香保に来たのである。絶品の水沢うどんで旅を締めたい。

実は以前、友人と伊香保温泉に来た時、水沢うどんを食べている。
その時は『元祖 田丸屋』
ゴマだれで食べたのを覚えている。めっちゃ美味かった。

今回も水沢うどんを食べるぞと意気揚々と調べると…

3時までの店が圧倒的に多い…

マジかぁ…と項垂れながらネットを駆使して探すと、5時までの店をチラホラ見つける。

時間は4時過ぎ。

水沢うどん街までは車で10分。

ラストオーダーを考えるとギリギリだが…

行ける!


急いで駐車場に戻り、水沢うどん街へ。車を走らせる。まぁ、事故らない程度に安全運転で。

曲がりくねった山道を10分ほど走ると水沢うどん街に到着。

閉店する時間に来たので、人がいなくて閑散としている。

最初に検索したところは既に閉まっていた。間に合わなかったか…

しかし、遠くに「商い中」の文字が見えた。

まだ間に合う!

走る。

奥さんと連携プレイで奥さんが先に行って名前を書いてもらっている間に俺が車を動かす。

2人で何とか間に合ったね、なんて会話をしていると、店主らしき人が看板を「商い中」から「本日は閉店しました」にひっくり返した。

マジでギリギリであった。間に合ってよかった。

最早本場の水沢うどんを食べられるのであればどこでもよかった。今回お世話になったのは『本舗 丹次亭』という店。ギリギリのギリギリだった為、入れた嬉しさも一入である。

メニューはつけの冷やしざるとあったかいかけのみ。あとは天ぷらつくかどうか。やっぱこうだよな。選択の余地なんてなくていい。

この店で一番高いメニューを選ぶ。

つけざるの大、天ぷら付き。
暫しの待ち時間の末に…

来たー!
この椎茸がマジで美味かった。冷やしで食べる麺のコシがヤバい。歯応え抜群で食べ応えある。

で、このボリューム。ししとうの天ぷらって美味いよね。

食った。美味すぎてもうひとセット食べれそうな勢いであった。

帰りは案の定渋滞に巻き込まれる。
けどまぁ、2時間半位で帰ることができた。

弾丸であったが、十分に伊香保の魅力は堪能できた。

次はどの温泉を攻めようか、模索中である。




国立散歩

2024-08-30 07:59:00 | 
20240825

国立に用事があったので、時間まで国立を散歩したらめっちゃいい感じの場所を見つけた。

最初はレアというレコードショップに行こうと思っていた。

まずラーメン。
駅前の『花笠屋』ってとこ。

家系ラーメンを久しぶりに食べたがやっぱり美味い。
先日あげたラーメン紹介の記事にも書いたが、家系ラーメンってライスがついてるのがデフォなのかな?
あと漬物な。きゅうりの。
家系は海苔が必ずついてるから、ラーメンのスープをひったひたにしてライスと食べるとマジで美味いんだよね。

そして卓上には煌めくニンニクの瓶が…
マジで光って見える…

ニンニクブーストやばい。

というわけで久しぶりの家系を堪能し、満腹状態で国立駅方面にレコードショップレアを訪れるために足を進めていると…

見つけてしまったんだ。

結論から言うと、レアには行かなかった。この途中の寄り道で用事の時間までいてしまったんだ。

『みちくさ書房』



どうよ、この雰囲気…
最初どこだか分からなかった。
余りにも雰囲気がよくてリュックと記念撮影してしまった。


マジでいい感じだった。
品揃えも素晴らしかった。

というわけで、みちくさ書房に時間を使い過ぎてしまった。

次はレア行くぞ!


弾丸旅 第10弾 白川郷

2024-08-23 14:07:00 | 
20240814

2年前のノリで始まった日帰り弾丸旅。
岩手まで注文の多い料理店山猫軒でご飯を食べるというだけの目的からスタートした弾丸旅。

遂に今回で10回目を迎えた。
10th aniversaryである。おめでとう。

1回目は岩手の花巻。
2回目は大阪。
3回目は名古屋。
4回目は姫路。
5回目は福岡。
6回目は京都1回目。
7回目は京都2回目。
8回目は京都3回目。
9回目は京都4回目。

そして記念すべき10回目は、我が日本が誇る世界文化遺産、白川郷である。

ここ白川郷はずーっと行きたかった。かれこれ15年以上。
機会を逃し続け、今回弾丸に組み込めないかと検討したところ、富山駅から高速バスで直通なことが判明した。

早速バスと新幹線の時間を計算して組み上げてみると…

新幹線東京発富山行き7時20分、富山駅に9時25分着。

富山駅から白川郷のバスが10時10分発、白川郷に11時30分着。

白川郷から富山駅はの帰りのバスは15時30分発、富山駅には16時50分着予定。

で、最後に富山駅から東京駅までほ新幹線を18時17分、東京着が20時23分。

白川郷の滞在時間は4時間。

これいけるんじゃね?
てか結構弾丸としては申し分ないんじゃね?

ということで組み上げたこの時程で予約した。高速バスも早めに予約して抜かりはない。蒙古タンメン中本に行く途中の電車でせっせと予約。

今回は富山だから北陸新幹線だ。

東海道線を京都で使い続けているため、新鮮だ。


そろそろマジで儀式化してきた。
出発の儀。それ即ち牛タン弁当。


富山到着。いつもの東海道線ではないので駅が異なり新鮮。

9時半には予定通り到着し、白川郷行きの高速バスは10時10分発なので暫し時間がある。一服して暫し駅前を散策。とやマルシェで早くもお土産を購入してしまった。早いか、まだ富山来て10分だけど。ホタルイカぎ美味そうすぎる。白エビも美味そうすぎる。富山の味をもっと堪能する為だけの旅もいいな。

で、高速バスに乗車。前もってネットで予約済みで抜かりはない。

結果としてバスは渋滞で30分ほど遅れて到着した。高速はスイスイ進んだが、白川郷の周辺が駐車場待ちで車が溢れかえっていた。お盆の白川郷はあんなに混むんだね。

到着!
世界文化遺産白川郷の合掌造りに遂に来ることができた。ずっと来たかった場所である。

最近は紙タバコが追いやられているのか、敷地内は電子タバコのみオッケーとのこと。確かに火に弱い地域だからね。一本のポイ捨てが世界に誇る文化遺産の焼失とかシャレにならんもんな。

インフォメーションセンターで帰りのバス乗り場を確認しつつ、いざ出発。白川郷に居られる時間は3時間ちょい。

先ずは展望台へ。
インターネットによる下調べによると、上(展望台)1時間、下(白川郷散策)2時間くらいが時間的に丁度いいようだ。
展望台行きのシャトルバスが出ているのだが、丁度昼休みの時間と被ってしまった。ショートカットの道も熊が出たために封鎖との事で、20分の登山だ。


今までインターネットの画像や書籍でしか見たことのなかった白川郷の合掌造りが眼下に広がる。

先に言っておくとこの後下に降りると大雨が降ったのでこの上からの景色で晴れて良かった…

あの景色から右の細い道を行くと世界遺産の碑が。碑マニアとしては嬉しい。なぜか俺はこの碑的なものが大好きなんだよな。

展望台には食事処もあったが、余りの暑さに食欲がなく、お土産を購入するに留めた。

ダンシングはバッチリ決めた。

30分ほどで下に降りる。
下でやること、先ずは和田家だ。



多分合掌造りの家屋で一番有名であろう和田家。


てか行って分かったんだけど普通に住んでいる人居るんだな。毎日あれだけの人が訪れる自宅ってどんな感覚なんだろう… 勿論住居スペースと公開スペースはきっちり分けてはいると思うんだが。

自分の家に毎日あんなにもの人が来るのもそうだが、ご近所があんなにもの人で溢れるってのが想像を絶するんだが。


天井。これが合掌造りの天井裏か。実物を見るのは初めてで感動。

急な大雨。こっからの写真は雨模様。しっとり雨の白川郷も結構似合っていたと個人的には思った。

雪国の叡智。


和田家は大人気だったため、5分ほど並んだのだが、並びながら茅葺き屋根の写真を下から撮った。本当によく雨が染み込んでこないよな…
実際雨漏りしなかったので、身をもってこの屋根の機能を知った。

和田家を後にして、牛タン弁当が消化されちょっと小腹が空いてくる時間である。
スナックブレイク!

歩いてたら見つけた。

飛騨牛メンチカツ。いただきます。

飛騨牛串。いただきます。

フランクフルトまで。どんだけ肉を食うのか。いただきます。

美味すぎて貪り食う。

窓辺にはねこが。置物です。

腹を満たしたら少し雨が止んでくる。

次の目的地は、明善寺。


明善寺は日本で唯一の合掌造りのお寺。確かにここがお寺なのっていう作りをしている。
中も和田家で見たよう造りで新鮮であった。


通路以外の板のところ下が見えていてちょっとスリルある。

明善寺は庫里という部分と本堂が繋がっていた。

タイムスリップしたかのような写真。

お次は…



白川八幡神社。
ここはかの有名な〝ヤンデレ〟という言葉を世に知らしめた『ひぐらしのなく頃に』に出てくる『古手神社』のモデルとなったとされる神社。というか『ひぐらしのなく頃に』の雛見沢村のモデルがそもそもここ白川郷だったんだな。

なんかそれを知って来ると、唯ならぬ雰囲気を感じる…

境内は想像したよりも大きく、特にこの階段からの景色は雰囲気あるぞ。

白川八幡神社の参拝を終えると残り時間は後1時間ほど。結構丁度いいかも。展望台からの全貌、和田家、明善寺、白川八幡神社、見たかったものは全て見れてまだ余裕がある。

最後に白川郷の大通りを散策してバス乗り場に戻ろう。





最後にだいぶ遅い昼ごはんを食べようと思ったんだが、どこもしまっていたので、また軽食タイム!

これめっちゃ美味かった!
飛騨牛ごはん。飛騨牛が入った炊き込みご飯。熱々で食える。

飛騨牛ご飯のお供にどうぞ。白川郷サイダー。

食べてるところ。
この写真めっちゃお気に入り。なんかよくない?

というわけで白川郷の旅は終わり。
高速バスで富山に帰る。

帰りはスイスイと進み、時間通りに到着。5時前くらいに着いたので5時半まで開いている場所を調べてみると、富山城跡が。

駅から徒歩10分ほど。


というわけで来てみた。富山城跡近くの富山まちなか観光案内所で御城印が売っていたのでゲットした。


で、この看板。
これ、どっちに言ってんの?笑
カラスに言っているのだろうか?笑

そしてそしてラストだ。富山と言えば…

富山ブラック!

今日の時間の使い方は最高だ。
最高に締めの富山ブラックにも成功して心置きなく東京へ。

前回の京都とは異なり、定刻通り東京着。
近く感じた。

ずっと念願だった世界文化遺産、白川郷。

来れてよかった。



弾丸旅 第9弾 4回目の弾丸京都2 下鴨神社とネコカフェ

2024-08-14 20:26:00 | 
20240809

前回の続き。
八瀬のバス停でバスに乗り込んだのが2時半位。結構な交通量だったので、京都駅行きのバスだが、時間が読めない。

急遽、バスの中で予定を変更、近くの世界遺産を攻める。

御蔭橋というバス停で途中下車。
ここから徒歩5分位だ。


到着。

賀茂御祖神社。
最初普通に読めなかった、かもみおや神社。御をみと読み、祖をおやと読むんだね。勉強しなければいけないことが多い。


流石は世界文化遺産の一員である。めちゃくちゃ広い神社だった。参道がいい感じに涼しく、天橋立ち思い出す。

清めの水もかっこいい。

見えてきました。

ビビッドない朱色が映える楼門。これは重要文化財だそう。

ミラーレスで撮ってみたら綺麗に撮れました。

干支の社にもお参り。俺は子年なのでね。

世界文化遺産の碑。
ずっと知ってはいたんだけど、意外に来れなくて今回京都の北東に向かったので来ることができた。格好北西の方は、金閣寺、仁和寺、龍安寺なんかが並ぶフルコースなのでよく行くんだけど、この辺京都北東って意外とあんま来ないかも…

無事に御朱印を頂くことができ、さあ、鞍馬駅まで20分、歩くかぁというところで目の前にバスが到着。マジで狙ったかのようなタイミング。行きは京都駅だって。

急遽飛び乗る。そこまで混んでいなかったのも予想外。

しかし、このまま京都駅まで戻ってシティ系を一つ攻めるか。時間的にはギリギリである。

だったら…


急遽の予定変更。
いや、予定なんて最初から無いのかもしれない。

京都市役所前のバス停で途中下車。ちょうど帰り道の途中であったことも最高のタイミング。

次の目的地は本当にまさかのチョイスである。実は行きの新幹線でダラダラとインターネットの波に乗っていたら、京都のスポット情報が出てきて、それが俺の趣味にドストライクだったのである。

ここ行ってみたいと思ったら偶然にも帰り道に行けることが判明したという奇跡。

京都市役所前から歩いて5分ほど。

その名も…

『ねこの路地 ROJI155』


新烏丸通の路地にねこ好きのための路地があるらしいという情報を手に入れたのである。

一見すると普通に見逃そうな小さな路地。

うたねこ堂へと続くねこの路地。
何度も趣がある路地裏ではないか。

京都感もばっちり。



けどふと見るとねこ。
一瞬本物に見える。

来ました。
『うたねこ堂』

ここ、普通のカフェもやってるんだけど、ねこカフェもやってるんだよな。

せっかくここまで来たのだからということで…



最初に寄ってきた子たち。可愛い…

可愛い…

ご飯中。可愛い…

ガツガツ食べてる姿。可愛い…

アイスコーヒーを狙いにきた子。可愛い…

うちの黒猫とは違い、力強い。ホームページによるとこの子がこのねこカフェのボスらしい。可愛い…

チュールあげてる時。このトリミングされてる子めっちゃ可愛い…  カメラ目線も可愛い…

さっきのトリミングされてる子は夕日に当たりながら寝てしまいました。可愛い…

やっぱすり鉢状のベッドが大好きなんだな。可愛い…

おねむな感じ。可愛い…

めっちゃ癒された。
やっぱ猫は尊いよな。
ずっと歩きっぱなしで猛暑ほ旅の中だったが、この時間だけは時間がゆっくりと流れ、癒された。



で、この子。

上ではほとんど寄ってこなかったんだけど、

下に行ったらもうデレデレ。

自分からぐりっちょを連発。可愛い…

さよならうたねこ堂。

置物の猫たちにも別れを告げる。

さぁ、帰路だ。
まだやるべき事はあるぞ。

京都市役所前から烏丸御池、乗り換えで京都駅到着。

さぁ、最後だ。
なんと結構並んでいる。
今日は行けるか…制限時間はあと30分…めっちらギリギリのところである。

超ギリで間に合うことを期待し、列に並ぶ。頼む、間に合ってくれ…

メニューは既に決まっているんだ。
本当は特大新福そばに焼飯つけたいくらいなんだが、時間の関係上、ノーマルの中華そばのねぎ多めだ。いつものにいちゃんに注文を伝えて待ってる時間がめっちゃドキドキする。



きたー!
やはり最後は新福菜館のラーメンで締める。最高の京都旅だ。

京都旅史上最速の速さでラーメンをかき込む。着丼から5分くらいでお会計をした気がする。

記念撮影をする余裕まで見せつけるが、実は帰りの新幹線の発車時刻まであと15分。

乗る前に一服する時間を考えると…
やっぱギリだ。

早歩きで京都駅を歩き回り、何とか新幹線に間に合った。

帰りは神奈川の地震により、新幹線がなんと2時間半遅れた。新幹線でこんな遅れたのは初めて。

今日中に家に帰るには東京駅発の丸の内線池袋行きに23時50分のに乗らないと帰れない。初めての新幹線泊である。

着いたのは30分くらい。新幹線のドアが開くと同時に爆走。

東京駅の構内を爆走し、なんとか丸の内線に滑り込み、終電で地元駅まで着くことができた。

いやー、波乱万丈な弾丸旅だったな…