北方領土の日…

北方領土…
ビザなし交流が20年を超えた今日でも
領土返還運動は広がる事なく
未だ北海道だけの問題ととらわれる…

されど実際の領土意識は更々に小さく
四島に向かい合う
小さな地域の問題でしか既にない…

尖閣・竹島の報道が繰り返された中で
同じ領土問題でありながら
置き去りにされる悔しみの叫び声…
それを尻目にロシア政府は
旧ソ連邦諸国からの外国人労働者達に
家族と共に定住する許可を与える…

去年一年だけで労働者数百人の流入
それと別に北朝鮮と見られる労働者も
数百人確認されている…

ロシアによる四島実行支配が
尚更々に計画化戦略化されていく中で
平均年齢七十五歳
七千人の元島民方々は
明後日、北方領土の日を迎えようとしている…

端が楽…

「はたらく」という言葉は
己のはたにいる人達が
楽になる事だとその人は言う…

自分が働けば家族が飯を食えて
魚屋八百屋で物を買えば
店の人は商売繁盛で楽になる…

働く事ははたが楽になる事…

面倒見のいいその人は
いつもワサビの利いた話をする…