丸太の断面に鎖鋸で放射状の切り込みを入れ
その真ん中に熾火を落とした…
太い丸太は蝋燭のように炎を上げながら
いつまでも消える事無くメラメラメラメラ…
スリットの数が多ければ多い程
風を得た炎柱は勢いづいて
それを囲む男達の顔と顔と顔とを照らす…
木こり達のやる事為す事は楽しい森遊び
電気の無い暗い夜の炎と酒は
男達の口々に不思議と夢を語らせるようだ…
その場所には街にある物が何ひとつ無く
街の中には
その場所にある物が何ひとつ見つからない…
その真ん中に熾火を落とした…
太い丸太は蝋燭のように炎を上げながら
いつまでも消える事無くメラメラメラメラ…
スリットの数が多ければ多い程
風を得た炎柱は勢いづいて
それを囲む男達の顔と顔と顔とを照らす…
木こり達のやる事為す事は楽しい森遊び
電気の無い暗い夜の炎と酒は
男達の口々に不思議と夢を語らせるようだ…
その場所には街にある物が何ひとつ無く
街の中には
その場所にある物が何ひとつ見つからない…