徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

ウララベツ…

2013年05月29日 | 日記
浦河町というその呼び名は
ウララベツというアイヌ語本来の名前の
「ウララ」を「浦」と置き換え
「ベツ」を「河(川)」と和訳している…
その川にまつわる話をひとつ…

明治時代の戸籍法改正により
その川の流域に暮らしていたアイヌ達は
やがて和名を持つ事となりけり…

その為ある時役人がやってきて
そこに暮らしていたいたアイヌの人々に
片っ端から苗字を付けていったそうな…

川沿い下流地域に住んでいた人達は全て
「浦川」の姓に
上流に住んでいた人達は全て「深沢」に
日高山脈がよく見える場所には「遠山」
平地に住んでいた人達には「平野」
「イカベツ」という名の小川沿いの人は
「伊壁」の姓
沼の端(アイヌ語でトリケシ)
に暮らしていた人達には「鳥岸」という
合わせて六種類の名字を付けられた…

そんな歴史の中で戸籍が作られたという…

露骨の十四(留萌編)…

2013年05月29日 | 日記
露骨では御座いますが…

ウンコの事をアイヌ語で「オソマ」という…
ウンコをしに行く事は「エソイネ」
「オパタッチュ」ならば下利便の意となる…
今日もまたひとつ
アイヌの言葉に詳しくなっちゃいましたね…

という訳で今回は留萌方面の地名からです…

●増毛町(ましけ)「マシケナイ」
カモメの多い所の意…
●小平町(おびら)「オピラシュペツ」
河口に崖のある処…
●苫前町(とままえ)「トマオマナイ」
蝦夷延胡索のある所…
●羽幌町(はぼろ)「ハボロペツ」
広大な川の流域の意…
●初山別村(しょさんべつ)「シュサンペツ」
小さい沢のある川…
●遠別町(えんべつ)「ウイエペツ」
相語る川の意…
●天塩町(てしお)「テシュオ」
梁のある意他諸説あり…
●幌延町(ほろのべ)「ホロノブ」
大草原の意…

因みに幌延町は
原子力発電所から出る高レベル放射性物質の
地層処分研究施設があるところです…

避難場所…

2013年05月29日 | 日記
緊急避難場所である
川合小学校までのその道のりは
4900mと表示されている…

それは今までに見てきた中でも
最も遠く途方もない…

しかし
地理的な理由による避難距離が
3000mを超える場所は
北海道では珍しいとは言えない…

逃げ切る事の叶わぬその道のり
その距離をどう補うのだろう…

歴史が繰り返されるように
災害もいつかまた必ずやってくる…