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映画「さよなら原発」…

2013年07月08日 | 日記
「渡されたバトン さよなら原発」

1969年春
過疎化の進む巻町に異変が起きた…
出稼大工と行商で細々繋いできた
角海浜地区の地価が
なぜだか値上がりをし始めたのだ…

老舗割烹旅館「珊瑚屋」を経営し
情報源には事欠かない五十嵐家に
どこかの企業が角海浜に
レジャーランドを開発するらしい
という朗報が舞い込み
みんなは期待に夢を膨らませてく…

ところが六月、北東電力が巻町に
原発建設を計画していると
「新潟日報」が紙面に大スクープ…
膨大な補助金で
さびれた町が息を吹き返すと力説
する議員や町議員もいたが巻町民
の多くは戸惑った…
原発そのもの自体を
よく理解出来ていなかったからだ…

北東電力は巻原発計画を公表…
何十億円もの強力金や補助予算に
群がる人々は
あの手この手で計画を推進しだす…
町が人々が家族が変わっていった…

池田博穂監督作品/2013年/120分
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福島の原発事故により
その安全神話は微塵にも崩れ去り
国民の不安は全国各地に広がった…
この作品は
新潟の巻町の原発計画をめぐった
四半世紀に及ぶ長き戦いにおいて
住民投票を実現し
原発建設を阻止した実話を映画化
その是非を国民に問いかけている…