徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

硫黄温泉…

2013年02月25日 | 日記
この辺りには温泉が多く
目鼻同士の風呂でも成分効能が変わるが
中には沸かし湯の銭湯も混在…

その銭湯での或る日の事…
珍しく客のいない夕暮れの風呂場の中で
男がひとり屁をぶっこくと
直後に入って来た肉体労働風の若者達が
「何か臭ぇぞ!」と騒ぎ出した…

男がしらばくれていると
若者の一人があたかも温泉博士な口調で
「あぁ、こりゃあ硫黄泉だべや…」
と蘊蓄を語り出し
仲間達もクンクンと臭いを嗅ぎながら
「本当だ…」「間違いねぇ…」
と勝手に納得していったそうな…

暫くして臭いが薄らいでくると
若者達は不審な顔で再び騒ぎはじめたが
浴槽の中で二発目をお見舞いすると
広がりゆくその臭いの中で彼等は
「やっぱり硫黄だなぁ」「間違いねぇ」
と声を掛け合い納得していたそうな…
本当はただの沸かし湯にも関わらず…

以上、チンケな話では御座いましたが
どうか世界人類が平和でありますように…

あの鐘を…

2013年02月25日 | 日記
あなたに逢えて~よかった~
愛し合う心が~戻ってくる~

優しさや~ いたわりや~
ふれあう事を~
信じたい心が~戻ってくる~

町は今~ 砂漠の中~
あの鐘を鳴らすのはあなた~

町は今~ 砂漠の中~
あの鐘を鳴らすのはあなた~
人はみな~ 悩みの中~
あの鐘を鳴らすのはあなた~

施設の壁飾りにあった装飾が
その人に似ていた…
改めて聞いてみると
シンプルでいい曲だと思う…

貝の名残…

2013年02月24日 | 日記
デッカイドーというこの島は
何のつもりかどういう訳か
矢鱈滅法アンモナイトの化石が多く
大きいものは軽く1mを超えてる系…

ほんで太古の海の底では
その大きな貝殻の入り口付近から
イカのような見た目の奴が
フニャフニャした顔と足の束を出し
静かに暮らしていたっぽい…

因みになんだけど
イカを釣って腹を捌き広げてみると
独特チックな背骨があって
実は実は実はアレ
昔々貝類だった名残的な痕跡的な…

という訳で
アンモナイトの末裔がイカなのかは
如何なものやこれ如何に…

多分恐らくアンモナイトは
焼いても刺身でも喰えたっぽい…

冬の屋台…

2013年02月24日 | 日記
その焼鳥屋台の驚くべきは
吹雪に打たれようと
氷点下20℃になろうと
吹きさらしの店で
焼鳥を焼き続けている事にある…

赤い提灯が風に揺れているだけで
その景色は暖かいと思えた…

楽器トンコリ…

2013年02月23日 | 日記
樺太のアイヌ達に奏でられたと伝わる
琴のようなその楽器は
一本の木をくり貫いて胴体を作り
天板には音を響かせる為の穴が開く…

長さは握りこぶしで約七個から十五個
幅は見た目で
15cmか16cmといったどんぶり勘定…

原材はエゾマツやイチイやホオノキ
弦には蝦夷イラクサの繊維や
鯨、鹿、トナカイの腱が使われている…

通常五弦と思えばどっこい
三弦や六弦トンコリもあってクリビツ…
抱き抱えるように持ち
弦を押さえず両手で弾くように奏でる…

楽器を振るとカラカラカラと
取れなくなった百年玉の様な音がして
聞けばその玉がトンコリの命なのだと…

アイヌの世界では
楽器のひとつにさえ精霊が宿ることが
何ら不思議で無いらしい…

なんとファンタスティックな幻想か…