東京オリンピックのマラソンと競歩を札幌でやることに決まってから、いろいろ課題をも出てきているようです。
大雑把に言うと、突然決まっていろんな準備が間に合わないという事でしょうか。
この突然を歓迎している人もいたわけですが、おそらくそういう方は、準備が間に合うから決まったと思っていたかもしれません。
僕も札幌に決まってから、北海道マラソンが一年かけて準備していることをニュースで知りました。
今日も北海道マラソンに毎年出場している方がインタビューにこたえていました。
年内にコースは決まったとしても、コースを試しながら走れるのは雪が溶ける4月ぐらいから。
それからマラソン開催まで4ヶ月。
春と夏の気温差が20度ぐらいあって、それを想定しながら本番を迎えなければならない。
札幌の8月の上旬の暑さは、ランナーにとっては過酷だということでした。
体重が3、4kgぐらい減ってしまうそうです。
オリンピックで北海道マラソンのコースを走る事になると、建物などの日陰がない区間が厳しい事になりそうです。
選手の中には、走れるだけでも幸せだと言ってる方もいるそうです。
走れるだけってね、そこまで選手を追い詰めても8月に札幌でやるのでしょうか。
まだ東京の方が最悪な状況を想定して備えてきたから、「やっぱり東京」という人もいるかもしれないけど。
最悪な状況って、そもそもなんでそのことが最初に出てこないんでしょう。
おかしな事にどんどんなっていきますよね。