予報通り、降りました。
マンホールも紅い落ち葉も雪の下。
「今年も来たか」と、前日に用意していた道具で雪かきです。
札幌に帰ってきて4回めの冬ですから、体が慣れてきたようです。
生まれ故郷ですから、慣れるというよりは思い出すという感じでしょうか。
雪かきを終えて朝食の時間に『スカーレット』を観てたら、火鉢に絵つけをしている老人が出ていました。
絵つけをしながら居眠りしたり、絵筆を動かすと顔も動いてしまう様子が面白い。
どこかで見た役者さんだなと思いながら、ふとイッセー尾形かな?と思ったのですが、なんだか違うような気がしまして。
イッセー尾形さんて髪が黒々としていて、ちょっと神経質な若い頃のイメージがあったものですから、五分刈りの白髪で居眠りしてる姿が重ならなかったんですよ。
登場の時は、居眠りしてる横顔からだったしね。
今日その絵つけの職人が、戦時中の苦労話から絵つけに出会うまでの思い出を語る場面があって、じっと見入ってるうちにやっとイッセー尾形だと分かりました。
あと笑顔ですかね。
じっと見入ってしまうぐらいよかったですよ。
ずーっと絵つけの職人さんにしか見えなかったもの。
しかも、絵つけの先生なんですよねえ。
面白いわあ。