今が「有事」か「平時」かと聞かれたら、緊急事態宣言が出されたから有事だと言う人もいるかもしれません。
僕は「風邪の季節」とずーっと言ってるんですが。
インフルエンザが流行ってた時は老いも若きも感染して、クラスターなんて言葉がなかっただけで、学校では学級閉鎖するところがありました。
死亡する人も関連死も含めると10000人もいたんですね。
でも、緊急事態宣言は出ませんでしたよ。
だから国民の認識としては、平時だったんですよ。
なんで今は平時じゃないんだ?
新型コロナとの戦いなんて言いだしたのは、どこのどいつだ?
コロナ脳の中を覗いてみたら、こんな会話が聞こえてきた。
「んー燃えとる、燃えとる。」
「はー!燃えとるぞー!」
「外国で新型コロナとの戦いの炎が燃え盛ってるぞー!」
「日本も戦いに備えなければなりません。」
「作戦は?勝ち目はあるか?」
「新兵器のPCR検査機があります。」
「でかした!では国の予算をふんだくって、PCR検査機をたくさん買ってこい。」
「はい!おもいっきり脅して買ってきました。」
「よし、では新型コロナを殲滅するためにCt値を40サイクル以上にセットしろ!」
「しかしそれではウイルスの残骸まで検出してしまいます。」
「構わん!さあ、突撃じゃー!」
「わあああああああああああああああー!」
「どーしたー!」
「はい、陽性者がー!」
「陽性者がどうしたー!」
「陽性者が、7000人!」
「なにい~7000人だと~。」
「死者は何人だ?」
「今日までで4582人です。」
「そんな訳がない、何もしなければ42万人死んでいてもおかしくはないのだ。」
「今のうちにロックダウンをした方がよかろう。」
「陽性者7000人ですが。」
「PCR検査機が宝の持ち腐れになってしまいます。」
「ううむ、とにかく検査を増やせー!」
「どんどん増やせー!」
「よし、こうなったら陽性者は片っ端から隔離だー!」
「有事ですね。」
「そうだ!有事だ。」
「有事という事にしておこう。」