札幌の市街地に熊が出たそうです。
襲われた人もいたと聞くと、他人事では済まなくなります。
熊と遭遇した場合の撃退法はないかと考えますが、何の前触れもなく突然と現れる熊に何ができるでしょう。
人づてに聞いた話では、熊と遭遇しても背中を見せて逃げてはいけないというのがありました。
熊と目を合わせている様子を想像しただけで緊張してきます。
やはり武器も持たずに対峙するのはつらい。
外出するとき撃退スプレーのようなものを、ポケットに入れておいた方がいいかもしれません。
あと撃退ホイッスルというのもあります。
しかし極度の緊張状態で、まともにスプレーやホイッスルが使えるのだろうかとも思います。
スプレーを使えたとしても、風下からでは効果があまりないような気がします。
ホイッスルは強く吹き過ぎて、ホイッスルごと飛ばしてしまうかもしれません。
飛んだホイッスルを熊が口でキャッチして、「ピーーッ」て吹いちゃったりして。
まあ、それは冗談ですが。
姿が見える熊に対してはいろいろと対策が思いつくものです。
しかしそれが目に見えないウイルスということになると、どうしていいか分からない。
人がたくさん死んだと聞けば戦争だと騒ぐ人が出てきたり、政府の感染対策の効果がないと不安や恐怖だけが広がってしまう。
じゃあ目に見えるようにスーパーコンピューターでシミュレーション映像を作ってみたらどうなったかというと、ますます気味が悪い事になってしまいました。
目に見えない想像の熊を頭の中に作ってしまうようなものでしょう。
どこに居るかも分からない見えない熊が、ある日突然人の命を奪ってゆくような感じでしょうか。
テレビや国会で預言者のように振る舞う専門家もでてきます。
まるで自分には見えてるような事を言って、大衆が恐怖に取り付かれて騒ぎだし、それに従う政府が間違った感染対策をやることになってしまいます。
でもデータを見れば今回の新型コロナウイルスが、日本にとってはインフルエンザ以下だとすぐに分かります。
そういうわけで、今日は実家の草刈りのついでに、『コロナ論』『新型コロナ 専門家を問い質す』『コロナ脳』をお土産に渡してきました。