外を歩いていると、アスファルトの地面の割れ目から蟻が湧いてます。
あちこちから湧いてましてね。
足場に困るんですよ。
蟻を踏まないようにすると、変な歩き方になっちゃってさ。
ちょっとだけ神様の苦労が分かるような気持ちになるんですよね。
蟻にしてみたら突然巨大な影が通り過ぎだと思ったら、踏みつけられた仲間の屍があちこちに散乱しているわけでしょ。
恨んでもしょうがないのが神様だ。
なんでこんな小さい虫を作っちゃだたんだろうなあ〜、なんて神様がぼやいていそうだろ?
人が通るところに巣なんか作るなよな。
しかし蟻にとっては巣の天井が硬いアスファルトで守られている方が、敵にほじくり返される心配もない。
踏まれる心配よりも巣を守る事が重要なのだ。
巣の奥には女王蟻がいる。
巣の深さは何メートルぐらいあるのだろう。
日本人も蟻から学んで、シェルターを増やした方がいいぞ。
敵は神様じゃないから核武装もした方がいいだろう。
嫌な予感が的中しなきゃいいけど。
同盟国からいきなり「あとは頼むぞ」と言われても「聞いてないよ〜」とならない為にもさ。
そういえば小学生の時、「学級委員をやってくれ」と押し付けられそうになって、泣いて断ったっけなあ。
情けない神様だよ。