黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花

2017-07-02 | 
隣の家の雨どいに絡まるように1㎝ほどの小さな花が咲いています、万葉集の中にもクソカズラと呼ばれており江戸時代に屁がついたそうです。

不快な臭気がするので気のどくな名前が付いていますが、名前が下品ということで花の中心がお灸の痕のように見えるのでヤイト(灸)バナと、また、早乙女がかぶった帽子に似ているのでサオトメバナとも呼ばれたそうです。



虫が蜜を吸っているようです?


イワタバコの花(岩煙草)

2017-06-27 | 
曇り空の中、イワタバコの花を見にお気に入りの場所に出かけました、電車が故障で遅れて北鎌倉円覚寺には1時間ほど余分にかかりました。イワタバコの花と言えば東慶寺が有名ですが狭い境内が混みますので、広い円覚寺に毎年訪れていますが、今年は時期を逃したようでした。

まず境内の小川沿いに例年ならかなりの岩タバコが見られるのですが、もう終わってしまったようで一輪もありませんでした。

相変わらず人出は多かったですが、私のお気に入りの場所で静かに過したいと向かった場所のイワタバコが殆ど見当たらず、どうにか三か所で10輪ほど咲いているだけでした。撮影後はお気に入りの場所は工事中でしたので残念ですが花が見られたので電車の事もあり即帰路に着きました。

イワタバコの花は幅広の葉が煙草の葉に似ており沢沿いや岩や苔むしたところに生えるので名づけられたそうです。






イワタバコの傍のお地蔵様ですが、癒されますね。

横須賀市立菖蒲園散策

2017-06-24 | 

明日は大雨という事なので曇り空の中、横須賀市立菖蒲園に菖蒲の花を見に出かけましたが、盛りは過ぎており残念でしたが、紫陽花が元気に咲き競っていました。

菖蒲園の名物は赤いタスキを掛けたご婦人が枯れた花を摘んでおり絵になるのでカメラマンに人気があります、ここは4月末から5月初めごろは藤の名所として賑わいます。




























カシワバアジサイ

横浜三渓園90年ぶりの竹の花

2017-06-22 | 

横浜市の名所の三渓園に90年ぶりに竹の花が開花したとのニュースがテレビや新聞で報道されたので電車とバスを乗り継いで出かけました。
竹の花の周期は100年前後とも言われており正確な記録は殆ど残っていないそうですが、1928年に開花したという記録があり90年ぶりの開花とのこと。
花が咲いているのはタイミンチク・オロシマササのほんの一部なので、殆ど咲いていないので探すのが大変でガッカリするかもしれないと係りの人も言っていましたが、現実でした。

オロシマササの方は平地で数輪見つけましたが、タイミンチクは山の斜面ですので探すのも写真も撮るのも大変でしたがゆっくり探しながら歩きました何とか2輪ほど見つけ写真を撮りました。







(以上はオロシマササ)


(以下タイミンチク)



箱根湿性花園花散歩 その2

2017-06-18 | 
「花に逢いたくなったらここはいつも花の街」をキャッチコピーとしています、昔は年に2,回は訪れていたのですが最近はまったくご無沙汰でしたが、久しぶりに寄りました。
春の花は終わり夏の花になり、水芭蕉も終わり少し寂しかったですが、のんびりと散策し花々に癒されました。

ムシャリンドウ(武者竜胆)



エゾノレンリンソウ(蝦夷の連理草)



チョウジソウ(丁字草)




クリンソウ(九輪草)



ノイバラ(野茨)



イブキトラノオ(伊吹虎の尾)


クサタチバナ(草橘)



ナルコユリ



ササユリ(笹百合)


フナバラソウ(船腹草)



シモツケ(下野)



(6月14日 撮影)

箱根湿性花園花散歩 その1

2017-06-18 | 
箱根湿性花園は湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心とした植物園です。
園内には低地から高山まで日本各地に点在している植物200種ほか草原・林・高山植物1100種が集められ、その他外国のめずらしい山草を含め約1700種の植物が四季折々に花を咲かせています。
ハコネウツギ



トキソウ(朱鷺草)



キツリフネ(黄釣船)


コマクサ(駒草)




ホテルブクロ



エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草)



ニツコウキスゲ


オニシモツケ


エゾルリソウ(蝦夷瑠璃草)



花の名前は名札や図鑑等で調べていますが、間違っていたら教えてください、「湿性花園その2」は次回投稿します。
17日投稿18日写真一部削除しました。

名もない花にも応援を「ムラサキカタバミ」

2017-05-31 | 
カタバミ(傍食)は黄色の花色で庭・路傍・野原などで5月~9月頃に何処でも見られる花ですが、ムラサキカラバミ(紫傍食)は江戸時代に鑑賞用として輸入され野生化され、カタバミよりも葉はおおきいそうです。

カタバミの名前の由来は、夜のカタバミは葉を折り畳むようにして、睡眠に入っているので、片側が食べられたように見えるので方喰と名付けられたそうです。
散策しているとムラサキカタバミが良く見られます、 名もおぼえてもらえない名もない花にも応援を


トキワツユクサが大繁殖

2017-05-29 | 
見た目は白く清楚で可愛いトキワツユクサ(常盤露草)は別名ノハカタカラクサであり、南アフリカ原産の帰化植物で日陰や湿地や水辺に大繁殖しています。

環境省の要注意外来生物に指定されており、生育関係者は栽培・栽培できなかった場合は野外に遺棄することなく適切な処分をとなっているが、無視されて大増殖し、在来種を駆除しはびこっている。

グローバルスタンダードの名のもとに日本の良さが履き捨てられ、追い打ちをかけるようにTPPで日本の農業・健康保険などが攻撃の的にされていることと重ね合わせられ、可愛い花にも複雑な気持ちが湧くのは悲しく困ったものです。



エゾムラサキ(蝦夷紫)の花

2017-05-28 | 
写真の花は可愛い花なので通りすがりに撮っただけなので名前はエゾムラサキだと思うのですが?
エゾムラサキなのかワスレナグサなのかは良く似ているのですが、がくの裂けめや根元が横に這うだとかで区別するようですが、園芸業界などではワスレナグサとして流通しているのはエゾムラサキが多いとのことだそうです。


アケボノフウロ(曙風露)

2017-05-27 | 
原産は欧州と西アジアで,風露は花や葉の露が風邪に揺れて美しい草の意味で、春に咲き紅紫色の花が開くので曙がついたそうです。

なお、コの字形の草地「フロ野」に生えるから風炉草・風呂草と書くべきだとの説もあるそうです。風露とは日本人の繊細な感性が溢れている名前だと思います。

平地から山地・丘から標高2000mの高地までに分布しているので今の時期良く見かける花です。