お茶の水にあるジャズ喫茶オリンパスに行ってみた。雑誌で見て一度行ってみたいと思っていた。お茶の水か新御茶ノ水、小川町の駅から歩いて行けるが大通りには面してなく、目立たないビルの1階にある。
ジャズ喫茶やジャズバーといえばなぜか地下にある店というイメージがある。四谷のイーグルは地下1階だ。吉祥寺のサムタイムも地下だ。ニューヨークのビレッジ・バンガードも地下だった。ところがここは1階だ。窓が大きく、窓の外には緑の葉が茂った木が植えてあり室内から見ても良い雰囲気だ。
室内は比較的新しい店の雰囲気があり調度品や壁などもきれいな感じだ、室内正面に大きなスピーカーが二つどんと構えている。壁にはLPがいくつか展示してある、小さな写真も飾ってある。全部で30人くらい収容できる広さか。落ち着いた雰囲気だ。2時からはジャズタイムで音量が大きくなり会話は禁止となるようである。
今日は開店直後の12時ちょっと前に入り、赤いチキンカレーセットを注文した。岩手あべ鶏と高品質のスパイスで作るシンプルなチキンカレー、とホームページには書いてある。チキンカレーとコーヒーで1,200円。自分が入店後結構客が入ってきて満席近くなっていた。人気があるのは良いことだ。いつまでも営業してほしい。
ジャズはあまり聴かないがきらいではない、名盤といわれるものを選んで買ったCDが20枚くらいあるがたまに聴きたくなる。ジャスはビジネス・マーケットとしてはクラシック音楽に比べてかなり小さいのではなかろうか。ジャズを聴ける場所は限られていると思うし聞けても収容人数が少ない、クラシックは全国各地にホールがあり、収容人数も多い、新しいCDも多く販売されている。最近は若手の演奏家などが多く世界で活躍している。日本はクラシック音楽のマーケットでは世界ベスト5には入るだろうが、ジャズは世界全体でもごく一部の人しか聴いてないのではないか。そこが将来心配だが、それだけ改善の余地もあろう。
また来たい。