銀座のポーラ ミュージアム アネックスに、ベルリンを拠点に活躍する Ryu Itadani (板谷龍一郎)の展覧会「Everyday Life “THERE”」を観に行った、無料、この展覧会は家具ブランド のarflex (アルフレックス) 東京(恵比寿)と 2 会場で開催されているユニークなもの
箱根のポーラ美術館は好きな美術館であるが、その別館が銀座にあり、以前訪問したことがあったが最近は来てなかった、他の方のブログでここで興味が持てそうな展覧会を開催中と知り、行ってみたくなった
Ryu Itadaniは1974年に大阪で生まれ、トロント、東京、ロンドンにも居住していた、現在はベルリンに住み働いている、今日の展示作品もベルリンの景色のものが多かった
Itadaniは、街の風景や植物、愛用する日用品など何気ない日常の一場面を、独特の輪郭線と色彩であでやかに切りとり作品にする画家。みずみずしさや明るい陽光に満たされた Itadani が描く眺めは、観る人に見慣れた風景やモノに対する新鮮なまなざしと、心躍るような感覚をもたらす、とある
ここ銀座のポーラ ミュージアム アネックスでは、Itadani の作品の中でも「THERE」=遠くの景色や俯瞰した視点を中心にした作品約 30 点を展示し、arflex 東京の「HERE」展では逆の観点からの作品を公開する、こちらは9月5日から
銀座の会場内にはアトリエに見立てたスペースを設け、開催初日から約 10 日間、arflex のアイコン的ソファ「MARENCO」へのペインティングを公開制作する。フリーハンドでのびやかに描かれるラインと彩色、その日、その瞬間にいきいきと生まれゆく作品が観れるが、残念ながら訪問した日にはもう制作期間が終了しており、完成品が作品として展示されていた
MARENCO EVERYDAY
このアネックスはポーラが入っているビルの3階、ほぼ正方形のそんなに広くない1区画だけのフロアー、そこに33作品が展示されていた、また、4作品は1階のショーウインドウに展示され、銀座を歩く人も見ることができる
Itadani氏の作品を見て、良かったなと思ったものを紹介したい
Shibuya
Shell
A14
From the Plane
観てお分かりの通り、かなり強烈な色彩でサイケデリックな感覚に驚かされる、絵画制作に詳しくないので詳細は分からないが、それぞれの絵は、素人が外観だけ見ると何か段ボール箱か高級な品物を入れてある固めな箱に描いているように見える、額縁がないのも特徴か、大部分の絵が油彩画のように見えた、また人物画は全くなかった
興味深い展覧会であった、9月23日まで開催
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