9月26日から4日間、日本女子オープンゴルフ選手権が茨城県坂東市の大利根カントリークラブ西コースで開催されている、その2日目に観戦に行ってきた、初日は晴れであったが、この日は雨予想
チケットがは日付指定の販売、前日の晴天を自分がプレーするゴルフに使ったため、平日観戦は雨予想のこの日にせざるを得なかった
チケットは5,000円、その他に日付指定でギャラリー駐車場の利用料が1,000円かかった
この日は9時ころにコースについたが天気は運よく曇り、12時ころまでいたが、雨はほとんど降らなかった、傘を持ってこなくても良かったほどだ
さて、このコースはプレーしたこともなければ観戦で来たこともなかった、なかなか敷居の高いゴルフ場で、初代理事長は安西浩氏(東京ガスの元トップ)、著名な財界ゴルファーが集まった株主会員制クラブ、茨城県下では名門、会員権は1000万円、名義書換料330万円、入会金100万円、先ずゴルフにこのくらいの金を出せることが最低限必要となり、あとは会員の紹介と入会審査がある、庶民はお呼びでないコースだ
今日は庶民でもコースに入れるので、プロのプレーを見るのと同じくらいコースをなるべく観察するというのも目的だ
到着して1番ホールに行くと、ちょうど笠りつ子、山内日菜子、アマチュアの肥後莉音の組がスタートするところだったので、その組について歩くことにした、笠りつ子は初日3アンダーで上位につけている
7番ホールまでほぼ一緒について歩いたが、ちょっと疲れたので、7番ホールの途中で休みながら次の組以降のプレーもしばらく見た、2組後に古江彩佳、山下美夢有、竹田麗央の人気プロの組が来るのでそれを7番のティーグラウンドに戻って見る
あとは適当に7番から9番ホールをうろちょろしていろんな選手のプレーを見た、その後、9番と並行に走る13番ホールを見ながらクラブハウスに戻り、観戦終了とした
今回の観戦での発見は
- 写真撮影、動画撮影OKであった、但し、シャッター音のしない写真アプリを使うことが条件、これはうれしい、今回は動画も取ってみた
- コースは平坦で、ほとんどアップダウンがない、その分観戦は楽だ、ラフは結構伸びていて、先日の日本シニアオープンほどではないが、10㎝くらいだろうか、日本シニアオープンではティーグラウンドから200ヤードくらいまでは通常の刈高だったが、大利根はティーグラウンドからグリーンまで全部のラフを伸ばしていた
- 大利根は歩きのラウンドスタイルだが、ティーグラウンド横から約40mか50mの舗装道路があった、ティーグラウンド近辺の芝の保護のためか、良いアイディアだと思った
- ホールを横切るギャラリー通路はやりほとんどなかった、これがJGA公式競技のコース設定の標準なのでしょう
- 手のひらサイズの望遠鏡のような形の距離測定器を普段のゴルフで使っており、それを持参すると、選手の打った球が何ヤード飛んだか測定できる、7番ホールのティーグラウンドにいて山下の組のティーショットを見て、そのままそこに残り、選手がセカンド地点に到着したところで、測定器をのぞいて距離を出すと、山下220ヤード、古江235ヤード、竹田250ヤードと出た、他のホールで今度はセカンド地点に陣取り、山下の打ったティーショットの横に行き、そこで測定器をのぞき込み、ティーグラウンドのホール表示板に的を当てて測定すると240ヤードと出た、距離測定器は観戦の必須アイテムであろう、持っている人はあまりいなかったのでまだそこまで思いつく人は少ないのかもしれない
7番ホールの古江彩佳のティーショット
- このコースはあの井上誠一の設計である、平坦なコースでの井上の設計の特徴は、松の枝を空中ハザードになるようにする、グリーンを砲台にして砲台の半分くらい、あるいは部分的に砲台の下まで刈り込み、ちょっとでもボールがグリーンをこぼれると下まで転がって落ちてしまう、というところであろうか、その特徴がいかんなく出ているコースだった
- このコースは2グリーン方式だ、私は2グリーンのコースは好きではないが、大利根の特徴は2つのグリーンが大きく離れているホールがいくつかあることだ、例えば7番ホール、100m近く離れており、間に松林がある、これなら問題ない、井上誠一の工夫であろう
奥に見えるのが同じ7番ホールの使っていないグリーン、間に松がある
- 真夏の猛暑の影響でフェアウェイやグリーンが茶色に変色している現象が名門コースでも見られるが、この日観た範囲ではそのようなところは全く見られなかったのはすごいと思う
楽しめました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます