久しぶりに西新橋「長安刀削麺」の刀削麺が食べたくなって行ってみた、以前よく食べに行っていた店、刀削麺(とうしょうめん)は、中国山西省の伝統的な麺料理で、小麦粉の生地を包丁で削って作る麺、断面が菱形や三角形で、もちもちとした食感が特徴
モンゴル族が漢民族の反乱を恐れて武器を取り上げた際に、庶民から包丁も没収し包丁が不足したために人々は薄い鉄片で刀を自作し、それを麺を作るのに用いたのが起源という
刀削麺の店を調べると西安刀削麺という名前の店が多く出てくるが、ここは長安刀削麺だから違うのかなと思ったら、西安というのは昔の長安のこと、西安は山西省ではなく、その隣の陝西省(せんせいしょう)にあるようだ、まあその付近で広まった料理なのでしょう
11時半過ぎに入ると先客は1人だけ、ランチメニューを見て一番オーソドックスな「山椒の効いた麻辣刀削麺」880円をたのんだ、麻はしびれ、辣はラー油のラだから辛み、そのミックスで麻婆豆腐のラーメンバージョンというようなものか
出てきたものを見ると、麺の上にもやしとパクチーか何か薬味の葉っぱがいっぱい乗っている、その下から麺を出すと、太目で独特の形、汁と一緒に食べるともちもちとした食感でおいしい、痺れと辛さとパクチーの香りが混ざって大変おいしかった、そしてそぼろのような肉の塊がいっぱい入っていた
麺を食べるときに汁がはねるので店の方でエプロンを用意してくれているのが有難い
満足しました、味は以前とちっとも変っていなかった、食後のお口直しの杏仁豆腐がついているのがうれしい、これで880円は安いでしょう
ご馳走様でした
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