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気ままに生活してるシニアの残日録

吉祥寺「名曲喫茶バロック」に行く

2023年07月25日 | クラシック音楽

吉祥寺の名曲喫茶バロックに久しぶりに行ってみた。午後3時くらに到着すると中には先客が数名、今日は窓側の席に座る。

コーヒー800円を注文して周りを見渡すと、来ているのは白髪シニアのオヤジが多い。その後、結構客が入ってきたが、比較的若い人も入ってきた。女性も2人入ってきた。それなりに流行っているようで何よりだ。クラシック音楽ファンには根強い人気があるのだろう。

私の席の正面にはレコードライブラリー兼オーディオ機械室がガラス張りで見える。その部屋の中にはブルーノ・ワルターとフルドヴェングラーの白黒写真がかけてあった。ここでかける曲は基本的にはすべてLPレコードのようだ。現在かけている曲と次にかける曲がホワイトボードで喫茶室の方に示されている、同時にそのLPレコードのジャケットも提示されているので、気に入った曲が何かわかり有難い。

喫茶室内の正面、スピーカーの左横には大きな百合の花(だろ思うが)が活けたあった。女性店主らしいこのようなアレンジがうれしい。やはり、クラシック音楽は地下の喫茶室で小難しい顔をしながら煙草を吸って聞くものではいやだ。昼下がりの木漏れ日の入るような明るく落ち着いた雰囲気で聞きたい。この店や、ネルケン、ミニヨン、でんえんなどはその雰囲気を持っている。渋谷のライオンも外の光が入ってくる。

今日かかっていた曲で良いな、と感じたのは「グリーグのピアノ協奏曲」だ、ピアノはディヌ・リパッティ(DINU LIPATTI)。このLPレコードのCDがAmazonにあったので、帰宅してから早速注文した。

コーヒーを飲みながら、ゆっくり1時間半くらいくつろぎ、店を出た。

ご馳走様でした。また来ます。



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