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佐伯周子 ピアノリサイタルvol.33を聴きに行く

2025年02月12日 | クラシック音楽

佐伯周子 ピアノリサイタルvol.33 シューベルトピアノソナタ全曲演奏会vol.4に行ってきた、場所は東京文化会館 小ホール、自由席3,000円、150人くらいの観客か

開演30分前にホールに入った時、ピアノの調律をまだやっていたが、どういうことだろうかと心配になった

ピアニストの佐伯周子は2010年チェコ音楽コンクール優勝、2004年より「シューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会」を行い2019年に全26回を終了した、「ウィーンの音」ベーゼンドルファーインペリアルで聴くシューベルトとしてシューベルト没後200年の2028年に向けてピアノリサイタルを行っている

曲目

シューベルト :

ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 Op.53 D850「ガシュタイナー・ソナタ」
ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 Op.164 D537
ピアノ・ソナタ第9番 ロ長調 Op.147 D575

(アンコール)
シューベルト楽興の時第3番D780/3

プログラムノートの曲目解説から簡単に抜粋すると、

ピアノソナタ17番は、もっとも遅い1852年に出版された曲、遅くなったのは技巧的に難しいからであろう、9番はヨゼフィーネ・コラー嬢に献呈された曲、17番はシューベルトが生前に出版したソナタの中では、もっとも超絶技巧を要する曲であると同時に、繰り返しの多い曲である、交響曲グレートの第2楽章まで書き上げられたときに着手され、第1~第3楽章は交響曲並みの力強さに満ち溢れ、第4楽章はグレート第4楽章の前に作曲された

この日の佐伯は真っ白のドレスに身に包み、じっくりと予定の3曲を弾いてくれた、十分聞きごたえのある演奏だと思ったし、それぞれの曲は良い曲だと思った、特に第9番は印象に残った、また、アンコールには私の好きな楽興の時第3番を弾きてくれて嬉しかった、また、演奏の休憩時間にはアルコールも含めてドリンクが無料で提供された

彼女のピアノリサイタルは昨年も聴きに来た、シューベルトが好きなので偶然彼女のコンサートを知ってチケットを買ってみたのだ、昨年聴きに来た時に色々感じたことを書いた(こちら)、今年はそれらの点についてどう変わったか確認する意味でも楽しみにして来た

昨年と比べて来場者はかなり増えたでしょう、それは関係者の努力によるものだと思うが、まだまだだ、その他の点での改善はあまり見られないのは残念だったが引き続き頑張ってほしい

今年鑑賞して一つ追加で提案したい、来場者が少ない時は小ホールの後ろ側の座席は閉鎖して観客は全員前側の席に座ってもらうようにした方が良いのではないかと思った、それでも十分余裕はあるし、その方が多くの観客が入っているように見えるのではないか

良い公演でした

さて、この日は公演前に新御徒町駅近くの「アジアンインディアンレストラン ニューサラティー」でチキンほうれん草カレーの夕食を食べた、ナンが大きかった



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