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阪田知樹/オール・リストピアノ協奏曲演奏会を鑑賞

2025年01月27日 | クラシック音楽

阪田知樹/オール・リストピアノ協奏曲演奏会に行ってきた、場所はサントリーホール大ホール、19時開演、21時終演、この日はS席で正面中央から若干右側の前から4列目、9,000円、8割以上は入っていたか、女性客が多いような気がした

出演

指揮:角田鋼亮
ピアノ:阪田知樹
東京フィルハーモニー交響楽団

曲目

リスト:

  • ピアノ協奏曲第2番 イ長調 125/R. 456(1861年)
  • 死の舞踏(「怒りの日」によるピアノと管弦楽のためのパラフレーズ)126/R. 457(1862年)
  • ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 124/R. 455(1856年)
  • ハンガリー幻想曲 123/R. 458(1852年)

(アンコール)

  • ここは素晴らしい処(ラフマニノフ、阪田知樹編曲)
  • Lady be Good(ガーシュウィン)

(感想)

  • 東京フィルとのピアノ協奏曲の演奏会、ピアノ独奏ではないにしても阪田が主役でサントリーホールの大ホールをほぼ満席にできるのは阪田人気がすごいからなのでしょう、たいしたものだと思った
  • この日はリストの曲ばかりだったが、阪田は2016年のリスト国際ピアノコンクール第1位だったのでリストは得意なのでしょう、プログラムノートでも「リストとの出会いは20年以上前で、それ以来、リストに魅了され、その作品と音楽感を研究することと、その魅力を伝えることをライフワークの一つとしてまいりました」と述べている、ピアノを弾いている表情もよく見えたが楽しんでいるように見えた
  • 私の座席は右寄りだったのでピアノを弾く手許は見えなかったが、ピアノの音の響きは確かによく聞こえた、やはり右側の方が鑑賞目的には良いのかなと思った、ただ、前から4列目は舞台に近すぎてピアノの音が強く響きすぎてあまりよくないと思った、前から10列目くらいの方が全体の楽器がバランスよく聞こえて良いのではないかと考えた、また、右側の座席は前の方でも空席が目立った
  • 最初の3曲は普段あまり聴かない曲なので、良い曲なのか悪い曲なのか分からなかったが、最後のハンガリー幻想曲はテレビで阪田が弾いているのを聴いたことがあり、良い曲だなと思ったため、この日の演奏も非常に良かったと思った
  • いずれの曲もリストの超絶技巧を存分に味わえる曲だと思った、ぺーと―ヴェンやモーツアルト、シューベルト、ショパンとも明確に違う、リストらしい技巧を凝らした曲を選曲していると思った、阪田の演奏もその超絶技巧を存分に発揮していると思った、ただ、メロディー的にはハンガリー幻想曲が一番良いと感じた

  • 阪田はアンコールで2曲弾いてくれ、終演後、出口の外にアンコール曲目が手書きで貼り出してあったが、みんなが確認するために殺到するため確認するのに時間がかかった、Xでも情報提供してほしい
  • さて、この日の東京フィルの演奏を舞台近くでじっくりと聴いて、楽団員の演奏姿を観たが、私の正面に見えたオーケストラの右サイドをはじめ奏者はなぜか皆、表情が暗かった、演奏して楽しそうには見えなかったのはどういうわけだろうか、演奏終了後も笑顔は全くなし、無表情で楽しそうに仕事をしているように見えなかったのが気になった、指揮者やピアニストなどに問題があったのか内部で何か問題を抱えているのかと心配になった、先日鑑賞した都響はコンサートマスターの水谷晃氏が終始にニコニコ笑顔で好印象を持ったのだけど・・・

さて、この日の公演であるが、自席から舞台後方席など周辺を見渡すとほぼ8割くらいの人がマスクをしていたのには驚いた、私はしないけど

楽しめました



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