欧州株:大幅高、G20合意で危機終息への期待高まる-BHP高い
4月2日(ブルームバーグ):欧州株式相場は大幅上昇し、600 銘柄から成るダウ欧州株価指数は6週間ぶり高値を付けた。ロンドンで開催された20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)でリセッション(景気後退)脱却に向けた取り組みで合意したことを受け、世界的な経済危機の最悪期通過への期待が強まった。
金属相場の上昇を背景に、オーストラリアの鉱山会社BHPビリトンと、同業で英豪系リオ・ティントが大幅高となった。独自動車メーカーのダイムラーは、3月の米自動車販売が27年ぶり低水準から増加したことを受けて、16%急伸。同社売上高の18%は北米市場からのもの。
独化学メーカー、K+Sは11%高。米ダウ・ケミカルからモートン・ソルトを16億8000万ドルで買収するとの合意がきっかけ。買収が完了すれば、K+Sは製塩最大手となる。
この日発表された各国の経済指標は、景気悪化のペースが鈍化しつつあることを示した。中国の製造業景況が半年ぶりに拡大に転じたほか、英住宅価格は予想外に上昇、2007年10月以来のプラスとなった。また米製造業受注額は7カ月ぶりに増加した。
バンク・サラシンのシニア株式ストラテジスト、フィリップ・ベアトシ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「成長が安定し始めた。先行的な経済指標は上昇に転じた。極めて割安な価格で投資することができる」と語った。
ダウ欧州株価指数は前日比4.9%高の188.11と、2月16日以来の高値で引けた。米大手銀行が今年1-2月に黒字となったことを明らかにしたほか、ガイトナー米財務長官が米銀の不良資産買い取り計画を発表したことを受け、同指数は先月9日以来で19%上げた。
2日の西欧市場では、18市場すべてで主要株価が上昇した。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比5.7%高、ダウ・欧州50種株価指数は5%上げた。
BHPビリトンは10%高、リオ・ティントは8%上げた。英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは4.1%、同業の仏トタルは 4.7%それぞれ上げた。
英独仏の株式指標
英国FT100指数は前日比169.36ポイント(4.3%)高の 4124.97。FTオールシェア指数は85.43ポイント(4.3%)上げ 2088.69。
ドイツのDAX指数は250.85ポイント(6.1%)高の4381.92。HDAX指数は122.93ポイント(6%)上げ2172.43。
フランスのCAC40指数は152.45ポイント(5.4%)上昇し 2992.06で終了した。
(ブルームバーグ記事より)
日米の株式市場が底堅い動きになっている。日本は、3月決算会社
の株式の決算対策の売却も一巡。
来月から、新営業年度(4月)になり、新しい資金での投資も考えられてきます。
<株価上昇の要因>
① 日本が、遅ればせながら30兆円の財政支出による景気対策(予想)
と日銀の市場への資金供与など。
② 米国、2月住宅着工の予想外の大幅増を好感。FRBが3/18
FOMC後に追加景気対策を表明。
③ 円安のトレンドになりそう。昨日、円はユーロに対し、本年の最安値へ。
日本の資金が
今後、海外の高利回りの資産に向かう可能性が大きい。
④ 米、自動車作業部会で「追加支援の道を開く、破産回避策」に向け
合意の動きに。
⑤ 4月2日 ロンドンサミットで更に、景気対策と金融規制が審議され
金融危機克服に
向けた動きが確認されよう。
⑥ 米国の経済が、年末に底入れが見られると見られれば、少なくとも、
その半月前頃から
株式市場では、上昇(反発)の動きが出で来ることでしょう。
⑦ チャート分析、東京株式市場の日経平均株価が「上昇局面入りを示す」
ゴールデンクロス(上昇シグナル)となりました。
日経平均(3/17) 7949円 前日比 244円高
「不景気に株高は、意外と早く出てくるかも知れません。」
今の株式(株価)と「投資信託」は、絶好の投資チャンスと思っています。
(ファイナンシャル・プランナー)
4月2日(ブルームバーグ):欧州株式相場は大幅上昇し、600 銘柄から成るダウ欧州株価指数は6週間ぶり高値を付けた。ロンドンで開催された20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)でリセッション(景気後退)脱却に向けた取り組みで合意したことを受け、世界的な経済危機の最悪期通過への期待が強まった。
金属相場の上昇を背景に、オーストラリアの鉱山会社BHPビリトンと、同業で英豪系リオ・ティントが大幅高となった。独自動車メーカーのダイムラーは、3月の米自動車販売が27年ぶり低水準から増加したことを受けて、16%急伸。同社売上高の18%は北米市場からのもの。
独化学メーカー、K+Sは11%高。米ダウ・ケミカルからモートン・ソルトを16億8000万ドルで買収するとの合意がきっかけ。買収が完了すれば、K+Sは製塩最大手となる。
この日発表された各国の経済指標は、景気悪化のペースが鈍化しつつあることを示した。中国の製造業景況が半年ぶりに拡大に転じたほか、英住宅価格は予想外に上昇、2007年10月以来のプラスとなった。また米製造業受注額は7カ月ぶりに増加した。
バンク・サラシンのシニア株式ストラテジスト、フィリップ・ベアトシ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「成長が安定し始めた。先行的な経済指標は上昇に転じた。極めて割安な価格で投資することができる」と語った。
ダウ欧州株価指数は前日比4.9%高の188.11と、2月16日以来の高値で引けた。米大手銀行が今年1-2月に黒字となったことを明らかにしたほか、ガイトナー米財務長官が米銀の不良資産買い取り計画を発表したことを受け、同指数は先月9日以来で19%上げた。
2日の西欧市場では、18市場すべてで主要株価が上昇した。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比5.7%高、ダウ・欧州50種株価指数は5%上げた。
BHPビリトンは10%高、リオ・ティントは8%上げた。英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは4.1%、同業の仏トタルは 4.7%それぞれ上げた。
英独仏の株式指標
英国FT100指数は前日比169.36ポイント(4.3%)高の 4124.97。FTオールシェア指数は85.43ポイント(4.3%)上げ 2088.69。
ドイツのDAX指数は250.85ポイント(6.1%)高の4381.92。HDAX指数は122.93ポイント(6%)上げ2172.43。
フランスのCAC40指数は152.45ポイント(5.4%)上昇し 2992.06で終了した。
(ブルームバーグ記事より)
日米の株式市場が底堅い動きになっている。日本は、3月決算会社
の株式の決算対策の売却も一巡。
来月から、新営業年度(4月)になり、新しい資金での投資も考えられてきます。
<株価上昇の要因>
① 日本が、遅ればせながら30兆円の財政支出による景気対策(予想)
と日銀の市場への資金供与など。
② 米国、2月住宅着工の予想外の大幅増を好感。FRBが3/18
FOMC後に追加景気対策を表明。
③ 円安のトレンドになりそう。昨日、円はユーロに対し、本年の最安値へ。
日本の資金が
今後、海外の高利回りの資産に向かう可能性が大きい。
④ 米、自動車作業部会で「追加支援の道を開く、破産回避策」に向け
合意の動きに。
⑤ 4月2日 ロンドンサミットで更に、景気対策と金融規制が審議され
金融危機克服に
向けた動きが確認されよう。
⑥ 米国の経済が、年末に底入れが見られると見られれば、少なくとも、
その半月前頃から
株式市場では、上昇(反発)の動きが出で来ることでしょう。
⑦ チャート分析、東京株式市場の日経平均株価が「上昇局面入りを示す」
ゴールデンクロス(上昇シグナル)となりました。
日経平均(3/17) 7949円 前日比 244円高
「不景気に株高は、意外と早く出てくるかも知れません。」
今の株式(株価)と「投資信託」は、絶好の投資チャンスと思っています。
(ファイナンシャル・プランナー)