No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

トンネルの向こうで待ってくれる人

2018-08-23 | 街:長野
長野善光寺町にて。以前に来た時に、このトンネルのような通路を通ったことがある。トンネル通路の足下には明かりが灯り、その先には何か店があったような記憶がある。今回、長野に来て、どうしてもそれが気になるので探した。呆気なく見つかった通路の先では店員が待ってくれていた。老舗の酒屋さんだった。こういうシチュエーションに弱い僕は、まんまと「純米大吟醸」をお買い上げる良い客になった。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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何はなくても善光寺参り

2018-08-22 | 街:長野










長野は、実家の静岡方面への行き来(実際は東北道〜東名が多いけど)にも立ち寄るし、群馬方面に行く際にも立ち寄る。何故か、善光寺を素通りするわけにもいかない、そういう想いが浮かぶ。だから善光寺には4〜5回来ているのではないだろうか。お参りがてら、辺りをパシャパシャと撮るのである。多分に帰路の運転のことが頭にあり、無理して歩くことを避けているのだと思う。写真撮りとしては失格だ。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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湯田中温泉に入る日は来るか

2018-08-21 | 街:長野







渋温泉の2キロぼど手前に、「湯田中温泉」という温泉街がある。行きがけに少しだけ立ち寄ってみた。「湯田中渋温泉」というように、湯田中温泉と渋温泉は隣り合った温泉だ。東北の温泉でいえば、鳴子温泉と東鳴子温泉のような位置関係だろうか。地方部、はっきりいえば田舎なのに、隣り合った地域で、別個の温泉街を形成している点が面白い。目的地の安代温泉は、もう目の前に迫っているものの、ここで寄らないと二度と来ないかもしれないので、何枚か写真を撮った。もう少し先まで歩いてみたかった。

X-PRO2 / XF23mm F1.4R
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渋温泉に流れる時間〜Blues in The Night

2018-08-18 | 街:長野




















渋温泉に前回来たのは2016年の5月。あれから2年しか経っていないので、街並みは全く変わらない。歩いた場所もほぼ一緒。渋温泉と安代温泉と一応宿泊温泉は異なるが、宿は同じ通りに面し、200mと離れていない。それでも楽しいものは楽しい。今回、唯一異なるのは、夜の街の賑わいだ。夏のイベントとして19時半以降は通りが歩行者専用となる。各所でちょっとしたイベントなども開催されていた。通りには、渋温泉にしては驚くべき数の人が散策していた。どんなに人出が多くても、積み重ねた時が醸し出す、ブルージーな雰囲気がそこにあった。渋温泉にまた来たいか、そう問われれば答えは「YES」である。だが、残された僕のライフタイムと、行きたい場所との兼ね合いでいけば、これが最後かもしれない。あるいは死ぬ前にもう一度来れるだろうか。もっと写真を撮りたかったけど、長時間ドライブと歩き疲れた身体。温泉とビール。もう動けなかった。満足は出来なかったけど、さらば渋温泉。



X-PRO2 / XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
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渋温泉探訪〜心が涎を垂らす

2018-08-17 | 街:長野
















人によっては、「なによこの温泉。廃れたミニ熱海みたいで貧乏くさいわね」となるかもしれない。メインの通りから蜘蛛巣状に張り巡らされた細い裏路地を探索し、戻るべきか進むべきか悩んで、結局一周廻ってみたりする。温泉街には色濃い影が織り成され、夜に向けて期待のできる建物もある。そう渋温泉は夜の散策も楽しめる街なのだ。梅干しを想像した人間か、餌のベルを鳴らされたパブロフの犬か、僕の心は涎を垂れ流すのであった。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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渋温泉キタ━(゚∀゚)━! 〜ここは裏路地の聖地だ

2018-08-16 | 街:長野
















秋田、青森、岩手、山形、宮城。この辺りの温泉に行くのは、「旅行」というより趣味の領域だ。最近ではまとまった休みに、福島、群馬、栃木、長野の温泉に行く機会が多い。これは「旅行」と言ってよい。行ってみれば当然ながら、気に入った温泉もあるし、そうでもない温泉もある。もう一度行きたい温泉も出てくる。これが「趣味」の方の温泉行きであれば、何度も同じ旅館に泊まることは当たり前だ。だが、「旅行」となると、行きたい場所の多さに比べ、行くことのできる機会は限られている。だから数百メートル離れた別名の温泉地を便宜上選択したとはいえ、再度「渋温泉」を訪れたことは、僕にとって画期的な出来事だ。

石畳のうねうねとした狭い坂道が連なり、そこから分岐する無数のアリの巣のような裏路地。裏路地は、そのまま次の裏路地に繋がったり、旅館の通用口にぶつかったり・・・。時には業務用の洗濯物が干されたり、その横を通れば店があったり。この混沌具合は、かつて訪れた澳門の場末路地にそっくりだ(最上級の褒め言葉)。ああもう最高だ。




LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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信州須坂の風は止む

2018-08-15 | 街:長野












安代温泉に入る前には、近くの須坂市に立ち寄った。信州須坂と言われる町であり、なかなか趣のある町だった。あまり知られていない、こんな町がまだまだあるから堪らない。どうしても時間の制約があり、ゆっくりは出来ない。晴天に恵まれたうえに風がぴったりと止んでいた。信州というと勝手に「高原」のイメージを持つ僕は、周囲の人がショートパンツで歩くなか、普通の長ズボン。かなり暑かった。それでも立ち寄る価値のある町だった。


X-PRO2 / XF23mm F1.4R


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温泉街のカフェ

2018-08-13 | 街:長野








信州紀行本編に入る前に小ネタを挟む。温泉街で入ったカフェの写真だ。僕のブログを見るような方であれば、よもやそんなことはないと思うが、「温泉街のカフェ?お洒落なの?どんなスイーツ?」なんて期待しないで頂きたい。これが正統的なカフェ、つまりは喫茶店だ。僕は滅多に喫茶店に入らないけど、町歩きに疲れて休憩するなら、こんな喫茶店が良い。ビロード地の椅子に少々冷えすぎた冷房。ここで地元のオバちゃんやオッサンの世間話を聞くともなしに耳に入れ、汗が引いたら氷の溶けたグラスの残りを「ズズッ」と吸って早々に店を後にする。これがあるべき姿だ。この際、温泉街かどうかは関係ないけど・・・。


X-PRO2 / XF23mm F1.4R
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信州ワンダーランド

2018-08-13 | 街:長野
短い夏休み。毎年、諸事情から一泊二日でしか出かけることができない。今年は長野方面遠征をチョイスした。最近は群馬(草津温泉とか渋温泉)に行く機会が多く。長野も群馬行きの場合とほぼ同じルートを辿る。道中は新鮮味に欠けるのだが、秋田県から一泊二日で行く場所としては、長野辺りが現実的な限界点だ。本編の前にまずはこれ見て下さい。途中立ち寄った場所で見つけた「ジンギスカン」の店。店名もそのまま「ジンギスカン」。テント地看板の色も渋いけど、注目点は「おやき」。ジンギスカンとおやきを一緒に食べるという発想は、長野人以外では思いつかないだろう。しばし満足に写真を撮ることができなかったので、色々な写真を撮りまくり堪能してきた。この後、本編を開始する。


X-PRO2 / XF23mm F1.4R




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旅先の猫

2017-08-18 | 街:長野






旅先で出会った猫。


X-PRO2 / XF23mm F1.4R
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